今回は谷町六丁目のランチスポットをご紹介します。
谷町六丁目には空堀商店街という大きな商店街があり、とても賑やかな町です。町屋を改造したカフェや雑貨屋も多く、注目のスポットなんですよ。
ガイヤーン
まずは、本格的なタイ料理を楽しめるガイヤーン。谷町筋の路地を入ったところにあります。
タイ人のスタッフがフレンドリーな笑顔で迎えてくれます。ファミリー経営のようですね。タイ語が行き交う厨房からは陽気な雰囲気が感じられます。この庶民的な雰囲気、飾り気のなさ、まさに現地に旅行に来た感覚です。
ランチセットは4種類。
A.豚ひき肉のオムレツ+トムヤンクンラーメン
B.ガパオライス+豚肉入り汁ビーフン
C.タイ風グリーンカレー+揚げ春巻き
D.パッタイ(タイ風焼きそば)+揚げ春巻き
いずれも950円で、食後にコーヒーがつきます。
Dのパッタイセットをお願いしました。
パッタイは、米粉のヌードルで作るタイ風焼きそばです。卵、大海老、干し海老、ニラ、もやし、たくあん、ピーナッツ、厚揚げ・・・。たくさんの具材が入っていますね。レモンをたっぷり絞っていただきます。もちもちで歯応えのある麺で、あっさりした味付けでとても食べやすいパッタイです。
春巻きは揚げたてのアツアツが2本。スイートチリソースをかけていただきます。皮は薄く、パリっとしていて美味しくいただきました。
渋味がなく、飲みやすいコーヒーを食後にいただきます。
本場のテイストをキープしつつ、日本人好みのお味に調整してあり、どのランチセットもボリューム満点。大満足すること間違いなしですよ。
ガイヤーン
大阪市中央区谷町6-2-41
06-6711-0444
一味禅
2軒目は、長堀通りの北側にある一味禅。
ボリュームのある天丼やお寿司で有名な居酒屋です。
全国丼連盟主催のコンテストで、見事金賞に選ばれた天丼をいただけます。
カウンター席の奥には座敷席がありますが、満席のようです。2階にも座敷席があり、夜は居酒屋として賑わいます。
海老穴子天丼(900円)をいただきました。
ボリューム満点の丼で、思わず驚きの声が上がります。丼からはみ出た穴子が1本、海老は2本、かぼちゃ、ししとうなどのお野菜の天ぷらが乗り、甘辛たれがかかった上に味付け海苔がまぶしてあります。ごはんの量は適量ですが、盛りだくさんの天ぷらでお腹がいっぱいになります。
ランチでついてくる赤だしには、ハマチのアラが入っていて出汁もよくきいています。
こんなに豪華な天丼が900円とは、とてもお得感があります。
天丼の他には、海鮮丼やお造り定食もおススメ。ぶ厚くカットされたお刺身は、驚きのボリュームですよ。いかにも大阪らしい居酒屋です。
一味禅
大阪市中央区谷町5-6-4
06-4304-1621
中国食堂261
最後にご紹介するのは、空堀商店街の路地のデッドエンドにある、中国食堂261。
公園前の明るい場所にあります。ウッディで暖かい雰囲気の外観とインテリア。外の観葉植物からはセンスの良さを感じます。4人がけが2卓、2人がけが1卓と少な目のキャパです。
かわいい手ぬぐい風のおしぼりとお茶。お茶の香りがとてもよいので、聞いてみましたところ、モリンガ、プーアール、ジャスミン、杏子などがブレンドされているようです。
ランチは日替わりでメインを選びます。この日は、
・イシモチの醤油煮込み
・蒸し鶏と蒸し野菜の自家製味噌ソース
・豚の角煮と大根、白菜の煮込み
のほか、菜食家向けのベジランチが2種
・野菜団子の甘酢あんかけ
・季節野菜の天ぷら 甘辛炒め
野菜団子のベジランチをお願いしてみました。
前菜とキクイモのスープです。初めてのキクイモでしたが、栄養価がたいへん高く、最近注目を集めている食材なのだとか。長芋のような食感で優しいお味のスープでした。
前菜は一口ずつ色んな野菜を使ったお料理が盛られています。根菜の酢漬けやきのこのソテーなど、一つ一つとても丁寧に作られているようです。
お肉の代わりとなるのが、お豆がゴロゴロと入った天ぷら。くわいやタケノコのような食感のもの、ねっとりとしたお芋、ホクホクとしたお芋、見たことのないような葉野菜などが甘酢に絡んでいます。玄米のごはんと一緒にいただきます。黒酢でしっかり目の味付けがされていますので、物足りなさは感じません。野菜そのものの美味しさを感じることのできる一皿。
本日のケーキ(200円)と穀物コーヒー(200円)を追加してみました。
すべてのお料理を食べてみると、一切、化学調味料は入っていないことがわかります。
毎日こんなにヘルシーな食事が摂れると体が喜びそうですね。食べることの大切さを実感させられた気持ちになりました。
中国食堂261
大阪市中央区上本町西2-6-1
06-6762-0261
いかがでしたか?ぜひ、ここ谷町六丁目では路地裏を歩いてみて下さい。素敵なお店がもっとたくさんありますよ。道に迷いながら散策するのも楽しいものです。
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