谷町界隈には、話題のラーメン店がたくさん。今回は、YAHOOの最強次世代ラーメンから気になる泡系ラーメンまで、選りすぐりの3店舗をご紹介します。
麺屋ガテン 天満橋店
まずは、地下鉄天満橋駅のすぐそばにある麺屋ガテン 天満橋店。
ここはYAHOOの「次世代ラーメン決定戦」で見事日本一に輝いた実力派。
赤い看板にも印字されていますね。衝撃的な看板ではあります。中に入ると威勢の良い掛け声が。
カウンターメインのお店ですが、4人がけのテーブルもありました。
鶏白湯スープの鶏コクらーめん(760円)も魅力的なのですが、ここは迷わず名物MAZEそば(まぜそば・760円)に決めました。入口横の自動券売機で食券を買います。
麺は150gか200gかを選べ、野菜、にんにく、背脂は量を調整してくれます。もちろん増量無料です。
待つこと約10~15分(少し長めですね)、大きなチャーシューが1枚と、卵黄がのせられてやってきました。背脂がなんだか美味しそうです。白い丼の底には濃厚な醤油ベースのスープが。卵黄に穴をあけ、はねないように気を付けながら混ぜます。麺は黄色い卵麺で少し太め。
ボリュームあるバラ肉のチャーシューは、柔らかく煮込まれ、ホロっと崩れる感がたまりません。醤油スープは濃いめなのですが、卵黄がまろやかにしてくれています。存在感のある太麺は、歯応えがあり、濃厚スープとよく絡んでいます。鰹節もいいアクセントとなっています。もやしの茹で具合もちょうど。シャキシャキ感を残してくれています。
この後の予定を考え、にんにくを少な目にしていただきましたが、何もない日には増量してみたいものです。
麺屋ガテン 天満橋店
大阪市中央区釣鐘町1-1-11
06-6945-6880
やまなか製麺所
2軒目にご紹介するのは、麺屋ガテンから少し西に入ったところにある、やまなか製麺所。
愛知の名古屋コーチン、徳島の阿波鶏、鹿児島の豚、国産の品種を使うことにこだわった鶏豚白湯(ぱいたん)スープが自慢のラーメン店です。
コテコテしていない外観ですね。カウンター席のみながら狭さを感じさせないインテリアです。券売機で、食券を購入するスタイルです。最近は、どのお店でもこのスタイルを取り入れておられるようですね。ご夫婦で営んでおられるように見受けられます。
メニューは、鶏豚白湯らーめん(700円)の他に、鶏豚醤油(750円)、醤油(650円)、1日限定20食の辛味噌(900円)の4本立て。
鶏豚白湯ラーメンをお願いしました。
ここでは、醤油ラーメンは太麺、それ以外は細麺を使用しています。細麺は固さを調節できるようで、注文時にたずねられます。普通の固さでお願いしました。
泡だったカプチーノのような白いスープに、チャーシューと白髪ネギ。煮玉子はどうもオプションのようですね。急いで再度券売機に向かい、煮玉子の食券を買いました。
無事、煮玉子をトッピング。白いスープの中から出てきたのは、縮れっ気なしの細麺。
コシはあるものの、細いのでスルスルと食べやすく、替玉必至です。麺を食べつくし、スープを見てみると、泡に騙されていたのでしょうか、それほどこってりとはしていません。食べやすさの秘密かも知れませんね。濃い目味付けの煮玉子も、トッピングして正解でした。
チャーシューは薄めで焦げ目部分に香ばしさがあります。柔らかくて量も十分。メンマも入っています。
次回のランチタイムでは、卵かけご飯(150円)や焼豚丼(280円)に挑戦してみたいです。
やまなか製麺所
大阪市中央区島町1-4-2
06-7494-6991
Ramen辻
3軒目は、谷町四丁目に昨年オープンしたRamen辻。
白を基調とした、とてもスタイリッシュな外観。一見ラーメン店とは思えません。
オープン直後に一度訪問しましたが、店主の思わぬ怪我により、一時休業されていました。今回はリベンジとなります。
カウンターのみ10席あるかないかの店内です。14時を過ぎての訪問にもかかわらず、狭い店内はほぼ満席でした。
メニューは、醤油(750円)、塩(800円)、さらにチャーシューを増量した肉醤油(1000円)、肉塩(1050円)の4種。塩系は最近のラインナップのようです。
メニューには、麺の茹で具合のカスタマイズができない旨の注意書きがあります。
こちらでも半熟煮玉子(100円)はオプションとなっています。塩ラーメンに半熟煮玉子を追加してオーダーしました。券売機はなく、カウンター越しにスタッフにオーダーするお店です。
来ました。最近の流行なのでしょうか。泡だった白いスープがとても西洋の風を感じさせてくれます。煮玉子の茶色が映えますね。
赤玉ねぎのみじん切りが見えますか?ラーメンには想像つかないトッピング。黒胡椒もたっぷりかかっていて、まるでカルボナーラです。チャーシューも前出の2軒とは、色味が違います。これは新しいラーメンです。
こちらも麺はストレート。
麺をほじくり返す間に、肉が出てくる出てくる。食べてみますと、豚チャーシューと、鶏むね肉のチャーシューの2種類が入っています。いずれもローストビーフを彷彿させる、少しレア感のある柔らかいチャーシューです。この他にも軟骨を感じさせるつくね的な何かも入っていて、これが美味でした。「塩ラーメン」でこの肉の量ですので、「肉塩」、「肉醤油」になると、一体どのくらいのボリュームになるのでしょうか。
スープも鶏の風味がよく出ていてクセのないお味。オシャレなというだけではない、実力のある芸術的なラーメンでした。ランチタイムの行列、理由がよくわかりました。
Ramen辻
大阪市中央区鎗屋町1-1-10
06-7178-8377
谷町界隈には、元気なラーメン店が続々と誕生しています。
また、後日、色々なお店をご紹介したいと思います。
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