評判のすし居酒屋:穴場寿司

大阪

JR天満駅のすぐ裏手にある大衆すし居酒屋の穴場。ネタが大きく美味しいお寿司が、お手頃価格で食べられると評判のすし居酒屋です。

いつ行っても満席で入ることができない人気店なので、今回はちゃんと予約をして、いざ訪問です。

のれんをくぐると、4人がけのテーブル席が何席かあり、厨房前の細長い通路を案内され奥へ。奥にもテーブル席がたくさんあり、17:30の予約でしたが、すでに満員です。この日は土曜日でしたので家族連れが目立ちます。

 

ドリンクをスタッフにオーダーしてから、お寿司や一品を選び、各テーブルの伝票に自ら記入します。1枚目は、できるだけたくさん書いておきましょう。なぜなら、あくせく動いているスタッフを呼び止めるのがなんだか申し訳ないんです。それでも、何とか捕まえて伝票を手渡します。

 

ドリンクは、ビールのほか、ワインやビアカクテル、マッコリ、焼酎など、メニュー2ページにもわたるラインナップ。生ビールのサイズも小、中、大、メガジョッキ、ピッチャー(297~1625円)と豊富です。

 

ほどなく、大皿に並べられたお寿司がやってきました。

このボリューム感、なんだかとても豪華ではありませんか?2貫ずつ盛られて来る皿を重ねるスタイルよりも、ずっと食欲が湧いて来ますよ。

さあ、ここからテーブルは戦場と化します。皆、思い思いのネタめがけてまっしぐらに箸を伸ばします。

大きなネタで、写真からはわかりにくいかも知れませんが、とても分厚く食べごたえのある一貫一巻

 

ゲソや玉子のローエンドはなんと93円。194円のものでは、蒸しホタテ、カニ味噌、まぐろ、ぶりポン酢、とびっこなど、選択の幅が広がります。

大きな海鮮巻きは、穴場巻き(605円)。うなぎ、サーモン、海老、マグロ、タコなど具だくさんで、寿司飯のうすいこと。

 

ここらでいくつか一品を頼んでみましょう。

ワカサギの天ぷら(上:サービス)と、するめの天ぷら(下:400円)。

 

お店のメール会員の特典、1品サービスはワカサギの天ぷら。カリっとした揚げ衣は薄く、適度な塩気があるので、レモンを絞ってそのままいただきます。アツアツサクサクで、アルコールが進みます。

事前にメール会員登録を行っておくと、すぐに特典メールが届きます。そのメールを提示すると、月替わりで1品料理がサービスになるのです。お得ですので、ぜひ事前の会員登録を。

 

みんな大好きなビールのあて、するめの天ぷらは、七味マヨネーズで。

 

 

さてこのへんから赤ワインが飲みたくなって来たので、何か合うものを物色してみましょう。

ワインといえば肉ですね。ほどよくさしの入った馬肉(上;297円)は、しょうが醤油でいただきます。

マグカツ(下:297円)はそのままマグロのカツレツです。おそらくマグロのほほ肉ではないかと思われますが、ミンチカツのような食感で、これはワインにも合わせられます。臭みなく、この価格に驚きです。

 

最後に、お寿司を何点か追加します。

白魚(194円)は、つるっつるのノドごしがいいですね。

そして、アボガド(194円)。どうしても野菜不足になりがちな寿司居酒屋では、貴重なビタミン源です。女性には人気なのだとか。しかもこちらのアボガド、とってもきれいで熟れ具合も絶妙。マヨネーズと醤油でワインにもぴったりです。

 

お寿司はネタだけでなく、寿司飯も美味しい。それもそのはず、岐阜の「初霜」というブランド米を使っているのだとか。初霜は、大粒で食感の豊かなブランド品種。それに江戸時代から伝わる秘伝の酢を合わせているんです。お寿司に対するこだわりが感じられますね。

 

どのネタも新鮮で美味しいのですが、アボガドのほかには、ぶりポン酢、うなぎ、サーモン、穴場巻きは、おすすめです。そして、どの一品もコストパフォーマンスは抜群で、大勢でわいわい賑やかに盛り上がれる下町風雰囲気も最高です。一人3000円もあれば大満足できる、ありがたいお店です。

 

営業は17:00からですが、金曜日や土曜日などは、開店と同時に行っても予約で満席と断られてしまいます。この日も「15組待ちです」と断られていたグループがいました。なのに、お店の外に待ち行列は多くありません。不思議に思って尋ねてみると、順番が近づくと携帯電話で連絡してくれるとのこと。親切じゃないですか。この近辺は、日本一長い商店街 天神橋筋商店街のすぐそば。時間つぶしもきっと楽しいですよ。

 

この人気ぶり、穴場ではないことは確かです。

 

穴場 天満店

大阪市北区天神橋4-12-7

06-6242-5163

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