今日は空堀~松屋町界隈をご紹介します。
この界隈には、古い町屋を改造したお店がたくさん。タイムスリップした気分に浸りながら、入り組んだ路地を散策していると、迷ってしまうこともしばしば。
空堀商店街
谷町6丁目駅4番出口を出て、右に歩くと、空堀商店街があります。
この空堀商店街もまた、大阪を代表する商店街の1つといえましょう。
上町筋から谷町筋を超えて、松屋町筋まで東西にのびる、長い商店街で、松屋町筋に向けて緩やかな下り坂になっています。
なんともノスタルジックな路地がたくさん。
商店街の南北には、このような風景がここかしこに見られます。
映画プリンセストヨトミの舞台となったことでも有名な、「ことみ」さん。こちらも路地奥にあり、昭和の香りがプンプンします。
空堀ショコラ
谷町筋はいからほりのアーケードをくぐると、すぐ右手にある空堀ショコラさん。
食欲をそそる、茶とピンクのストライプのかわいらしいお店です。
お祭りの縁日でおなじみのベビーカステラ。ディップソースをつけていただきます。ディップソースは、チョコレート、クリームチーズや、希少糖いちご、和歌山産ブルーベリーなど8種類の中から選べます。ベビーカステラにはブランド卵を、チョコレートはベルギー産、フルーツも産地指定と、使用する原料すべてにこだわっています。ちょっとした手土産としてぴったりですよ。
エクチュア
この建物は、古いお屋敷を改装した複合施設「練」。建物は登録有形文化財に指定されているんですよ。ここに12年前から入っているのが、心斎橋でチョコレート専門店として人気だった、エクチュア(http://www.ek-chuah.co.jp/)さん。
エクチュアという名は、マヤ文明時代のチョコレートの神様の名前だそうです。
ケースに入ったたくさんの美しいチョコレート達。
「ブルージュの石畳」という生チョコのシリーズや、ビターオレンジをチョコレートでコーティングしたプリンセスシリーズが人気です。心斎橋の大丸や高島屋でも、買うことができます。
1階と2階にカフェも併設。ケーキやチョコレートドリンクはもちろん、ランチではサンドイッチがいただけます。レトロで静かな雰囲気の中、ホッと落ち着けるカフェです。
pollo
エクチュアさんから少し北に向かうと、
polloさん(http://pollo70.wix.com/cafepollo)があります。
ふくろうモチーフの雑貨と、美味しいパンケーキが人気のお店です。
3枚のパンケーキに、トッピングをチョイス。3種のトッピングで700円。
今回は、マカダミア(粉砕してあります)、ホイップクリーム、キャラメルをチョイスしてみました。
ふわふわパンケーキには、ふくろうさんの焼印が。ホイップのほんのり甘いのと、キャラメルでしょうか?マカダミアでしょうか?の塩味が、絶妙にマッチしているんです。3枚なんてあっという間。パンケーキも、やさしく素朴なお味です。トッピングなしでもいけるかも。これははまってしまいます。
アイスコーヒーも香ばしくて美味しい。独特なお味だなと思えば、コーヒー豆にもこだわってらっしゃいます。京都にあるサーカスコーヒーさんのお豆を使っているのだとか。
そして店内には、残念ながら写真撮影はNGだったのですが、キュートな手作り雑貨たちがたくさん。女心をくすぐられますよ。
「杏(あんず)」
さて、空堀界隈でスイーツを楽しむなら、もう1店おすすめしたいお店があります。
「杏(あんず)」さん(http://www.anzu.co/)。
空堀商店街を南に入った、わかりにくい場所にありますが、手入れされたグリーンが心からの癒しになります。まさに隠れ家カフェです。
こちらは前出のpolloさんで焼き菓子を販売されていた職人さんが、オープンされたカフェなんです。お持ち帰りできるジャムや、かわいらしい焼き菓子、ナッツの量り売りもあります。
個人的なおすすめは、キャンディコートマカダミアナッツ100g 250円。わけありのナッツを使っているので、とても格安なんです。
店内では焼き菓子セット(350円)をはじめ、フルーツを使った日替わりデザートをいただけます。
どれもとっても素朴なお味。丁寧に作られているのがわかります。アイスコーヒーも香りがよく、えぐみのない爽やかな風味です。玉造のヒロフミフジタコーヒーさんのコーヒー豆をお使いのようです。
空堀界隈には、まだまだ人気スイーツのお店がたくさんあります。
スイーツに限らず、有名店が多いこの地域には、連日多くの人が訪れています。とても1日では回りきれませんよ。
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