クンテープは道頓堀にある老舗級のタイ料理店

大阪

東南アジアの料理は、よほど日本人の口に合うのでしょう。タイ料理、ベトナム料理、インドネシア料理などのお店は、勢いよく増え続けています。

今回は、オープンは今から約25年前、タイ料理店の中では老舗級といえるクンテープのランチバイキングをご紹介します。

大阪旅行の写真撮影スポット、道頓堀のかに道楽から少し東に入ったビルの地下、比較的わかりやすい場所にあります。

看板にあるように、15種類以上のタイ料理が1200円で食べ放題なんですよ。

本場風のエスニックな装飾がされた店内は、60席もあって広々としています。落ち着いた温かい雰囲気はエキゾチックでとても素敵。

 

さて、ランチバイキングでは、定期的にフェアが企画され、タイカレーフェア、タイラーメンフェアなどテーマに添ったお料理が提供されます。この日はタイご飯フェアでした。

 

ではさっそく、お料理を取りに行きましょう。

お店の奥に用意されたブュッフェテーブルに、たくさんのお料理が並んでいます。

空きスペースがちらほらと見受けられますが、開店間もないため、まだ出来ていないお料理もあるようですね。

 

まずは、少しずつ取ってみました。

細かめの挽肉で作ったガパオライス(左手前)は、甘めの味付け。鶏の出汁で炊いたライスに合わせて何杯でも食べられそう。

鶏皮の唐揚げ(右手前)にはスイートチリソースをかけて、バリバリと。

豚肉のレモングラス炒め(左上)は、分厚い豚肉が使われているので、取りすぎに注意です。あっさりとした味付け。

イカのスパイシーサラダ(中央右)は、パンチの効いた辛さでした。

ヤムウンセン(右上)は春雨のサラダ。酸味控えめの味付けでスルスルっと入っていきます。

 

続いてグリーンカレーを取ってきました。チキン、ピーマンなどの具が入っています。ココナッツの甘さがいいですね。しっかりスパイスも効いていて、ひたすら食べ続けていたい美味しさ。カレーにはジャスミンライス。それぞれに合ったライスが用意されているんです。

 

次はトムヤムクンに挑戦。レモングラス、えび、しめじが入っています。確かに辛く、咳き込んでしまうのですが、やみつきになる酸味と辛味です。ライスを少し投入して雑炊風にいただきました。レモングラスは固いので、よけて食べましょう。

こちらで使用しているハーブや野菜類は、専門のタイ食材店から定期的に仕入れているのだとか。このパクチーもとても味が濃く、少量で十分香りを楽しめます。

 

続いてカオマンガイ。専用のたれが、やわらかくボリュームのある鶏肉とよく合います。辛味が苦手な人にはこちらがおすすめです。ふんわりと鶏のだしが効いた滋味のあるライスです。

 

タイご飯が続きます。最後はトムヤムチャーハンです。

トムヤムということで、酸っぱ辛い味をイメージしていたのですが、パラっとした普通の香ばしいチャーハンです。野菜もたっぷり入っています。

 

これだけご飯を食べると、もう満腹なのですが、せっかくですのでタイ式うどんをいただきました。

ブュッフェテーブルの鍋で、セルフで米粉の麺ともやしを茹でます。80~90秒ほどお湯の中で麺を躍らせます。スープは大根と豚肉入り。あっさり薄味なので、ガーリックオイルや魚醤などでオリジナルスープにしてもいいですね。

 

最後は、ココナッツミルクを使ったデザート3種

ココナッツゼリー(右)は寒天のゼリーでツルっとしたのどごしです。かわいいサイズなのでついお代わりしてしまいそう。

手前はコーンのココナッツミルク。この組み合わせは初めてですが、コーンが甘いので立派なデザートになります。

そしてもう1つ意外な組み合わせが、もち米のココナッツミルク(上)。もち米はぎりぎり形を保つ程度に煮込んであり、柔らかくもちっとして美味です。お粥のような見た目です。おはぎをゆるくしたような食感。本国タイの家庭では、こんなデザートが食べられているのでしょうね。

 

他には鶏肉の唐辛子炒めや、生野菜サラダなどのおかずがありましたが、ほぼ全種類を制覇できました。代表的なタイ料理はも美味しく、全体的にあっさりとした味つけでしたので、たいへん食べやすい。辛くないものもたくさんありましたよ。

 

日本人のオーナーがタイ文化に魅せられて、タイ人の奥様とミナミのど真ん中にオープンさせたクンテープ。25年間変わらない味で、私たちのおなかを満足させてくれます。

クンテープというのはタイの首都バンコクの別称。「天使の都」という意味があるそうです。

タイ王国政府認定レストランに認定された、本格的なタイ料理を味わってみませんか?

 

クンテープ

大阪市中央区道頓堀1-6-14 B1

06-4808-0088

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