食通芸人の本当は教えたくない街の中華屋さん「純華楼」

大阪

JR環状線 玉造駅の近くに、口コミで人気の餃子を食べられるお店があります。

「純華楼」さん。今日はこちらをご紹介します。

Tvでは「よ~いドン」や、「怪傑えみちゃんねる」、最近では「今ちゃんの実は・・」でも、食通芸人の本当は教えたくない店として紹介されています。

 

玉造筋を、玉造から森之宮に向かう途中、左手にあります。外観はそのまんま、少し派手目の「街の中華屋さん」。

 

中に入ると、「台湾かどこかに来たかしら?」と思わせてくれます。オープン直後でしたので、店員さんが手際よく餃子を仕込んでおられました。行きかう中国語にテンションが上がります。

店内は、4名がけのテーブルが6卓と、8名~10名用が1つ、最大32名というキャパとなっています。

 

こちらのご主人は、四川省ご出身の王智平氏。

中国の料理人としての最高級レベルの称号である、「特級厨師」という国家資格をお持ちです。

 

手書きの人気ランキングが貼ってあります。一番人気は、やはり「手作り餃子」

 

どの料理もおいしそうなのですが、前菜「蒸し鶏の胡麻ソースがけ(750円)」を。

とってもジューシーな鶏モモ肉に、香ばしいネギソースがこんもり。ゴマの香りとも合い、上品なお味。前菜から、こんなパフォーマンスの高いお料理を出されるとは驚きでした。失礼な話ですが、外観・内装から、このお味は正直意外でした。

 

さて、出て来ました。一番人気の「手作り餃子(1人前420円)」です。

大きさは、比較的大ぶりで、食べ応えのありそうな見た目。皮がパリっとしている感じはありませんが、なんとも食欲をそそる香りがします。酢・ラー油・醤油がテーブルにありますので、自分でお好みにミックスしてタレを作ります。一口噛んだ瞬間に、美味しい肉汁がたっぷり。なるほど口コミで聞いていた通り、小龍包を思わせます。

人生最高の餃子と評する人も多いとのこと、うなずける気がします。少し粗めに挽かれたお肉とニラのハーモニーが絶妙で、きちんとお肉の旨味を感じさせてくれる餃子ですよ。

ビールが進んで困りますよ。

 

そして「五目入りおこげ(1100円)」。おこげにもっちゃり感はありません。歯にくっつく感じもありません。食べやすくカットしてあり、香ばしくてほんのり甘味のある、カリッとしたおこげに、大きくカットされた海鮮のあんが、店員さんによってたっぷりかけられます。少し時間が経ち、あんがおこげに染みて、少し柔らかくなった感じもまた美味に感じます。

 

続いて、飯・麺もの

ランキング4位にランクインする「四川風焼きそば(750円)」。四川風というだけあって、お味はピリ辛です。麺は細めながらもコシのある、しっかりとした麺です。ランキング10位の「五目チャーハン(600円)」。もちろんお米はパラパラで、塩味も濃すぎず、安心できるお味です。ともにボリュームは満点。

 

最後に、「フカヒレスープ(1100円)」は、フカヒレはもちろんのこと、スープが滋味たっぷりで元気になれるお味です。量も5~6人で分けられるほど、たっぷりとサーブしてくれています。コラーゲンの吸収をイメージしながら美肌を目指します。めったに口にすることのない高級食材を、有難くいただきました。

 

こちらのお店、人気の秘密は、やはりコストパフォーマンスにあります。

中でも、コース料理がおすすめです。コース料理は4種あり、なんと2000円(8品)、3000円(10品)、4500円(11品)というリーズナブルさ。予算的には一人3000円もあれば、十分中華のフルコースを楽しめてしまうのですから。

 

街の中華屋さん風ではありますが、密かな人気店ですので、予約がベターです。土曜日の17:00、開店と同時に入店しましたが、繁華街でないにもかかわらず、次から次へとお客様が尋ねてきます。予約のないお客様は、ほぼ断られておられました。

 

ランチタイム営業もしておられます。750円~900円で、定食が7種類ほど用意されています。しかも大盛りは無料ということで、近隣の会社員には欠かせない、街の中華屋さんでもあるんですね。

 

さて、こちら四川省ご出身のシェフのお店です。今回はご紹介しませんでしたが、ランキング2位の麻婆豆腐も絶品とのこと。山椒や唐辛子の効いた本格派の麻婆豆腐、オススメですよ。

 

純華楼

〒540-0004 大阪市中央区玉造1-13-1

06-6763-1998

月曜定休 11:00~15:00/17:00~23:00

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