マッサン&リタが愛した街・余市でお酒とグルメと宇宙を楽しむ

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約2年前にNHKの朝ドラ「マッサン」で一躍、“時の町”となった北海道は後志地方にある余市町。海や自然に囲まれた町はグルメ、お酒など非常に魅力あふれる街。

食やお酒に興味のある方なら、一度は行ってもらいたい場所だと思います。今回はそんな余市の(個人的な)楽しみ方を紹介します。

札幌から約50キロと近郊の街にある「ニッカウヰスキー」

札幌駅から高速バスで約1時間40分ほど。小樽からは約30分ほどの人口約1万9700人の町・余市>は果物と海産物に恵まれた町です。そして、余市の名前を一気に高めたのがNHKの朝ドラ「マッサン」です。

マッサンは「ニッカウヰスキー」の創業者、竹鶴政孝氏>と妻・リタの愛の物語。ドラマの名前は政孝氏をリタが「マッサン」と呼んでいたからだそうです。

政孝氏がスコットランドで本物のウイスキー造りを学び、ここ余市に「ニッカウヰスキー余市蒸留所」を創業したのが1934年。豊かな水と澄んだ空気、冷涼な気候とウイスキー造りに適したすべてを兼ね備えていたこの地を政孝氏は選びました。

この政孝氏の夢と情熱を今も引き継ぎ、重厚で力強いモルトづくりを同社は造り続け、同蒸留所>は「マッサン」の大ヒット以前から、余市のシンボルとして道産子にはお馴染みで、ヒット後は世界中から観光客が訪れるようになりました。

ちなみに、広島県竹原市の日本酒の銘酒蔵として知られる竹鶴酒造がありますが、政孝氏の生家なのです。

蒸留所は余市駅から歩いて5分という簡単なアクセス。蒸留所は中に入ると大小8つの石造りの棟に分かれ、和洋折衷の趣のある建築物が、異国に来たような雰囲気を醸します。

そこには博物館や今も使用されている蒸留塔、旧事務所、発酵所、貯蔵庫など重要文化財に指定されているものもあります。

写真はマッサンとリタが暮らした生家を復元した建物です。マッサンとリタの出会いからニッカウヰスキーの創業までの歴史などをパネルや展示物で知ることもできます。

 

極上のレアものウイスキーを呑める有料試飲コーナー

博物館内でもニッカウヰスキーの歴史を知ることができますが、この奥に、雰囲気のあるバーカウンターがあり、有料でニッカを初め、世界のウイスキーを試飲(15ml)できます。

もちろん、試飲します。

筆者以外にも極上の逸品を求める方々は後を絶ちません。筆者はシングルモルト「余市」20年ピュアモルト「竹鶴21年」を頂きました。

余市の20年はすでに昨年8月で販売を終了しているというレアもの。非常にスモーキーでピート香りも強いですが、寝かされているだけあり、非常に滑りが良く旨み甘味も上質で、これは上手い!と口に出してしまうほどの逸品でした。

竹鶴は逆にシルキーでビロードのような舌触りで香りと甘みがスイートで呑み易い。

余市とは好対照でしたがどちらも超美味。これを呑んだだけでも訪れた価値はあります。最近は年齢もあってウイスキーなど強いお酒は呑まなくなっているのですが、本物のお酒は好き嫌いを越えた感動があります。

もちろん、有料試飲だけではなく、無料試飲場もあるのでご安心を。正門から一番奥まで進むとニッカ会館があり、無料試飲会できます。

こちらでは現在販売されている代表的なお酒を試飲することができます。平日にも関わらず、多くの観光客でにぎわっていました。

こちらで呑んだのはニッカの定番ともなっている、余市名産のリンゴを使用したアップルワインを頂きました。

リンゴジュースのような上品な酸味が心地よく呑み易い逸品。お酒が苦手に方にもオススメできる人気酒です。ほかにも竹鶴ピュアモルトをハイボールにして頂きました(炭酸水のサーバーが用意されています)。

良いウイスキーのハイボールは本当に美味しいです。これらの商品はニッカ会館の隣にあるディスティラリーショップ「ノースランド」で購入することができます。

 

ヘラガニのパスタとレアものワインに満足!

この時点でかなりほろ酔いになってしまいましたが、ニッカだけではなくグルメも味あわなければいけません。

当蒸留所のすぐそばには余市には大人気の「柿崎商店」があります。

余市の有力な網元が運営する新鮮な海産物の商店と2階に食堂があります。食堂では新鮮な海鮮ものの定食などを安価に食べることができます。

筆者も昔はニセコなどに向かう際、必ずここに立ち寄りホッケの焼き魚定食などを食べていました。それも300円や400円台という驚くべき安さ。

しかし、現在は観光客でにぎわう人気スポットとなり、お値段も昔ほどのリーズナブルさはないです。今回も人が並んでいましたので、あきらめました。それでも道外から来られた方なら一度は寄る価値はあるかと思います。夏場は味わいが濃厚な北海道ならではのエゾバフンウニがシーズンなのでオススメです!

今回、筆者が昼食に選んだのはニッカ蒸留所から「リタ・ロード」と名付けられている道を歩いて10分ほどの距離で余市町役場の隣にあるイタリアンレストラン「Jijiya・Babaya」

こちらはヘラガニのパスタが大人気です。ヘラガニは北海道固有のものではないですが、北海道や余市では、身を食べるというより、味噌汁やあら汁の具に使うのが一般的ですが、現在、燻煙したり色々な食べ方が研究されています。ランチ(880円、サラダ、ドリンク付)でヘラガニのトマトクリームパスタを選びました。

トマトソースとヘラガニの濃厚な旨みが絶妙なコラボを奏でます。カニの甲羅は柔らかいので、カニ身も時間をかけて食べることもできます。

これで880円はリーズナブルと感じました。ここに訪れたのはヘラガニだけではありません。地元北海道でも“幻のワイン”となっている「ドメーヌ・タカヒコ」のワインが呑めるからです。

余市は北海道有数の果物の産地で、リンゴやブドウなどは特に有名です。恵まれた自然と冷涼な気候の北海道にはワイナリーが数多くありますが、

ここ余市も大手の「余市ワイン」を初め、大小のワイナリーが点在しています。ドメーヌ・タカヒコ家族だけで経営するワイン醸造所であり、自社農園で有機栽培のピノノワールのみを栽培し、少量生産に拘っています。

全国的に人気を博しており、筆者の住む札幌でも取扱いのある酒販店は1店のみで、入荷と同時に売り切れるほどです。

今年は4月に2014年産のワインが全国に出荷されていますが、地元の余市でも飲める店はそうないようなので、貴重な一杯を頂きます。

ワインの味わいは正直言って、よくわかりませんが非常にピュアで雑味のない綺麗な味わい。ブドウそのものの良さが伝わってきました。やさしく、呑み易いワインです。

「Jijiya・Babaya」を出たあとは、余市港そばにある人気の燻製屋「南保留太郎(なんぽとめたろう)商店」に向かいます。

余市駅方面からは3キロほどの距離があるので、車やタクシーで向かった方が良さそうです。筆者は歩きましたが約30分はかかりました。

しかし、途中から海沿いを歩くので、夏でも非常に爽やかな風と景色に癒されながら歩けました。

北海道らしいハマナスが咲いた砂浜が広がる光景と港は、北の漁師町らしい雰囲気が感じられます。そんな港町の中にお店はあります。

地元の海産物の燻製を中心に様々な商品があり、とりあえず何でも燻製にしてみると評判のお店です。先ほど紹介したヘラガニの燻製もあります。たこ足の燻製などは高いですが本当に美味しいです。

筆者はお酒のお摘みとして、定番のホッケ、甘エビの燻製、そして鰊のチップを買いました。日本酒、ビールには最高のお供ですよ。

またレストラン「煙香廊」>も隣接し、同店の燻製などを使った、スモーク料理などを楽しむことができます。

 

余市は毛利衛氏の故郷!宇宙ロマンを感じる「余市宇宙記念館」

最後に紹介しておきたいのはニッカウヰスキー蒸留所にも近い、道の駅「スペース・アップル余市」内にある「余市町宇宙記念館『スペース童夢』」です。

余市町は日本人2人目の宇宙飛行士・毛利衛さんの出身地です。毛利さんは1992年、2000年にスペースシャトルエンデバーに搭乗しています。

それを記念してできた博物館。毛利衛さんの行った宇宙実験や活動、日本の宇宙開発を担うJAXA(宇宙航空研究所)の活動の紹介などを通して、宇宙を身近に感じてもらう発信場所となっています。

入館料は大人500円。入り口をくぐるとスペイシーな雰囲気が広がり、宇宙を体感できる3Dシアターやプラネタリウム、スペースシャトル打ち上げ映像を楽しめ、宇宙実験棟「きぼう」を模した空間の中での宇宙での生活、国際宇宙ステーションやハッブル宇宙望遠鏡などを再現しています。今回面白かったのは国際問題にも発展しかねない宇宙ゴミ「スペースデブリ」の問題です。スタッフの方が丁寧にユーモアを交えて説明と実験を見せてくれます。

世界各国の宇宙実験や人工衛星の打ち上げによる、宇宙に浮遊する人工衛星などの細かい破片「スペースデブリ」が地球の大気圏外の宇宙空間には非公式でなんと約5兆個が飛んでいるそうです。その浮遊しているデブリのスピードは秒速7.9㎞というとてつもない速さなのです。このデブリが各国の衛星などを破壊しかねない可能性が現在高まっているといいます。

そのデブリの威力を機械を使って見せてくれます。使うものはモデルガンに使うBB弾でスピードはデブリのスピードの100分の1の秒速80m。それでもアルミ缶を一瞬で貫通する威力に驚きます。

宇宙が好き、漫画「宇宙兄弟」などを好きな方には、宇宙を身近に感じられる施設だと思います。NASAの有名な宇宙飛行士もお忍びで訪れたそうですよ!

 

まとめ

ウイスキーにワインに、グルメに、そして宇宙。余市は小さな町ですが、見どころは数多くあり、そして果物、海鮮とお腹も満たしてくれる魅力的なスポットが満載。秋は果物狩りも楽しいです。北海道有数の観光都市・小樽も近いので、セットで楽しむのも一考です。

<スポット情報>

ニッカウヰスキー余市蒸留所

住所:北海道余市郡余市町黒川町7-6

TEL:0135-23-3131

URL:http://www.nikka.com/

 

Jijiya・Babaya

住所:北海道余市郡余市町朝日町15-1

TEL:0135-22-7822

URL:http://www.sapporoi.net/jijiyababaya/index.html

 

燻製屋 南保留太郎商店

住所:北海道余市郡余市町港町88

TEL:0135-22-2744

URL:http://tomedon.com/

 

余市宇宙記念館「スペース童夢」

住所:北海道余市郡余市町黒川町6-4スペースアップルよいち内

TEL:0135-21-2200

URL:http://spacedome.jp/

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