サッポロビールの原点!サッポロガーデンパークでビール三昧

スポンサード・リンク



北海道、そして札幌のビールと言えば、サッポロビール。そして観光の定番といえばサッポロビールとジンギスカンを楽しめる、サッポロビール園とサッポロビール博物館がある「サッポロガーデンパーク」。観光客が多いがゆえに、地元民が普段はそれほど足を運びません。ですがサッポロビール博物館が今年4月にリニューアルオープンした話を聞き、札幌市民の筆者が改めて、当スポットの楽しさを探るべく、足を運んでみました!

“ソウルビール”サッポロビールの歴史を学ぶ

 

北海道の“ソウルビール”と言えばサッポロビールです。現在、大手メーカーの全国シェア率では、サッポロビールは後発のサントリーにも抜かれ第4位と他社の勢いに押されている状況。しかし、北海道でのシェア率は何と50%以上と圧倒的です。北海道の飲食店に足を運べば、サッポロビールとそれ以外ということが分かると思います。

そんな北海道の魂のお酒の誕生からの歴史を楽しく学べるのが、パーク内にある。サッポロビール博物館です。

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%a0

この赤レンガの建築物は札幌製糖会社の工場として1890年(明治23年)に建立されました。この建物を明治36年にサッポロビールの前身、札幌麦酒会社が買収し、同38年から製麦工場として1960年(昭和40年)まで稼働していました。開拓時代の典型的な赤レンガ造りの4階建てで、開拓使のシンボル赤い五稜星マークが印象的です。

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%a1

建物後方に見える48.5mの煙突は北海道内屈指の高さです。「北海道遺産」にも認定された歴史的建造物は、現在は建物の左側が総合受付と博物館、右側がビアホールのサッポロビール園開拓使館として稼働しています。

有料プレミアムツアーに参加してみた

 

そのサッポロビール博物館が今年4月21日にリニューアルオープン。そのリニューアルから有料の「プレミアムツアー」(500円)が始まったというので、参加してみました。

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%a2

写真は総合受付で、各ビール園の事前予約などを行えます。その隣にプレミアムツアーのカウンターがあります。受付は黒を基調とした落ち着いた雰囲気です。

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%a3

ツアーは約50分間で1時間ごとに行われています。エレベーターで3階まで上がり、待合ホールでしばし待つと、女性のガイドさんが現れて、ツアーの開始となります。最初はツアーの目玉のひとつ、北海道初上陸という6K 「プレミアムシアター」で約10分間、サッポロビールの生みの親、中川清兵衛の物語を鑑賞します。こちらは撮影が残念ながら禁止されています。ここで驚きなのは、終了後、スクリーンの後ろが開いて通路となり、巨大な蒸留釜に続いていたのです!

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%a4

この仕掛けにはツアー参加者もビックリ!感嘆の声が漏れていました。シアタールームを出ると博物館の「サッポロギャラリー」へ。この巨大な釡の周囲を回る螺旋通路を降りていきます。

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%a5

「麦汁煮沸釡」で、直径約6m、高さ10mの釡は迫力十分。実際、2003年まで、ガーデンパークの隣にあった「札幌工場」で現役で稼働していました。国立科学博物館が主催する未来技術遺産に平成23年に登録されています。螺旋通路を降りた2階はパネルや展示品でサッポロビール誕生から現在までの歴史を、ガイドさんの説明を聞きながら学びます。

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%a6

サッポロビールの誕生は明治新政府の国策として、1876年(明治9年)に開拓使麦酒醸造所そして開業されました。北海道の近代史は開拓の歴史、そしてサッポロビールの歴史を学ぶことは開拓と北海道の歴史の一部を学ぶことになります。道産子でも、学校で北海道の歴史を詳しく学ぶことはないので非常に興味深かったです。展示内容の詳細は実際訪れて観て頂きたいですが、興味深かったのは「生ビール」の先鞭をつけたのがサッポロビールだったということ。いまや「とりあえず、生」という言葉が全国の居酒屋で飛び交っているはずですよね?

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%a7

1975年(昭和50年)ごろまでは、熱処理されたビールが主流で、理由としては、飲食店ではフレッシュ感が特徴の樽生ビールは夏場だけで、冬場は熱処理をしたビールが主流でした。消費者の間でも、「生ビールは夏場のもの」という意識づけが強く、冬場は人気がありませんでした。しかし、北海道では状況は違いました。暖房が発達した北海道は部屋が暖かいため、フレッシュですっきりしたのど越しの生ビールが冬場でも定着。「北海道にうまい生ビールがある」と全国に口コミで広まります。それに手ごたえを得た同社が、生ビールのうまさをそのままに瓶詰する技術を開発し1977年(昭和52年)に「サッポロびん生」を発売します。そして、ラベルから北海道の消費者が「黒ラベル」と呼び始め、1989年(平成元年)に正式なブランド名として現在に至ります。

ツアー参加者限定のビールが飲める!

 

さて、ギャラリーの見学のあとは1回のスターホールに降りての試飲です。ここではサッポロビール北海道工場などから直送されるビールが楽しめます。

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%a8

自由見学の方は1杯200円ですが、ツアー参加者は、ツアー限定の、醸造所ができた頃のビールを再現した「復刻札幌製麦酒」と同じみの超定番「黒ラベル」がおつまみつきで、無料で試飲できるのです。

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%a9

小さいグラスが復刻麦酒で、大きいのが黒ラベルです。復刻麦酒は、無濾過で濁っています。味わいもピリッとした苦みと麦のコクが強く感じられます。喉越しスッキリの黒ラベルよりは、こっちの方が実は好きかも。

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%aa

この試飲でも、ただ飲むだけではなく、ガイドさんが、缶ビールのグラスへの美味しい入れ方を実演してくれます。基本は3回に分けて注ぐそうです

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%ab

1回目はグラスから離して高い位置から勢いよくビールを注ぎます。グラスの7割ぐらいまででしょうか。当然、泡が多くなりますので、しばらく置いて、泡と液体の割合が同じぐらいになった時点で2回目を注ぎます。2回目はグラスの口に缶を付けて泡がグラス9割ぐらいの高さまで注ぎます。泡が減ってきたら最後の3回目は、じっくりチョロチョロと注ぎ、泡がグラスからはみ出るまで注ぎます。

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%ac

普通なら泡がこぼれると思いますが、この作業をすると細やかでクリーミーな泡ができるので、グラスを傾けても泡がこぼれません。ビールの旨みも泡がしっかりと閉じ込めています。手間がかかるのは事実ですが、美味しくなるのは確実。ご自宅で1度試してみて下さい。

ここまでで、約50分間のツアーが終わります。サッポロビールの歴史も学べますし、特に最後の試飲はポイント高いです。個人的には参加してみる価値は十分あるツアーだと思います。

夏は屋外でビール&ジンギスカン

 

パーク内には博物館のほかに、こちらも定番のサッポロビール園があります。開拓使館、ポプラ館、ライラック館、ガーデングリルなど様々なビアホール、レストランがあり様々な形のジンギスカン、創作料理などを楽しめます。

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%adビール蒸留釜の奥がガーデングリルです。これらの内容はサッポロビール園HPやさまざまな旅行サイトで紹介されているのであえて説明しません。夏場(6月24日~9月11日)は同パーク内屋外で午後5時から「サッポロビール園サッポロビアテラス」が出店していて、サッポロビールとジンギスカンを楽しむことができます。

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%ae

北海道の夏は自宅の庭先や海などでジンギスカンが定番。短い夏を凝縮した期間で爆発的に満喫するのが道産子の特徴です。筆者も、ここにおひとり様で入り、ビール&生ラムのジンギスカンを満喫しました。

%e3%82%b5%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%ad%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e2%91%af

2時間食べ飲み放題プランもありますが、1人だけに筆者は生ラムジンギスカンと焼き野菜セット(1780円+税)、ビールは北海道限定の「サッポロクラシック」を頂きました。鍋は北海道の形をしています。生ラムは正直言いますと、ススキノなどの専門店などと比較するとごく普通のお味。しかし、ビールの原点の地で歴史的建造物を眺めながら食べ飲みできることは、ほかにはない開放感を味わえるはずです。

まとめ

 

博物館のリニューアルということで、10年以上ぶりに訪れたサッポロガーデンパークでしたが、ビールやジンギスカン開拓使時代の歴史の一端を学べたりするので、普段は敬遠しがちの地元民も訪れる価値があると感じました。観光客の皆さんはもちろん楽しめるでしょう。筆者自身も先人の開拓者魂と苦労を学び、道産子としてのアイデンティティーを少しだけ再確認できた訪問でした。

スポット情報

サッポロガーデンパーク

住所:北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1

TEL:011-748-1876

URL:https://www.sapporo-bier-garten.jp/(サッポロビール園HP)

アクセス:JR札幌駅北口から徒歩20分。同北口からバスでサッポロビール園下車

スポンサード・リンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください