浮かび上がる五稜星!五稜郭公園のイルミネーションに感動

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函館の冬の風物詩といえば、ベイエリアや坂道の「はこだてイルミネーション」が全国的に有名ですが、国の特別史跡・五稜郭公園のイルミネーション「五稜星の夢(ほしの夢)」も負けず劣らず幻想的な世界を函館の地に浮かび上がらせます。公園がどのように彩られるのか、訪れてみました。

2000個の電球が美しい景観を演出

 

幕末や新撰組、土方歳三を好きな方にははずせない函館の観光スポット・五稜郭公園。同市の繁華街である本町に隣接し、湯の川温泉、JR函館駅前から市電で約15分というアクセスで、観光客に根強い人気を誇ります。現在は市民公園として整備され、市民の憩いの場ともなっています。

昼間の冬の五稜郭公園です。これは2016年2月に撮影したもの。12月は函館も積雪がほとんどなく、そこが少し残念でした。

五稜郭のイルミネーション「五稜星 ほしの夢」は1989年からスタートし、今年度は2016年12月1日から2017年2月28日まで開催されています。スタート時から市民や企業の一口500円からの寄付によりこれまで続けられ、約2000個の電球が星形の堀をグルリと取り囲み、文字通り函館の地に五稜星が浮かび上がります。

ご覧のとおり非日常的な幻想的な光景です。今回は雪がなかったのですが、それでも十分に美しいです。このイルミネーションは時間帯や積雪があるかないかでも、見え方が変わります。積雪のある時期は雪に電球が反射し非常にコントラストが高い見え方になります。どちらにせよ、上から大地の五稜星を見下ろすというのは、函館の五稜郭だけだと思います。

唯一無二!大地が星形に煌めく

 

五稜郭公園の楽しみ方は主に2つあり、ひとつは実際に公園内に入り公園を散策すること。2つ目は公園に隣接される五稜郭タワーの展望台に登って、星形の美しい公園全体を眺めることです。イルミネーションのメインは五稜郭タワーだと思います。上の写真2枚はいずれも五稜郭タワーに上って撮影したものです。イベント期間中、ライトアップが開始される午後5時からは特別料金740円(通常830円)で展望台に登れます。

入場するとエントランスホールはガラス張りのアトリウムになっていて、午後5時以降は青いイルミネーションで彩られ、雰囲気を盛り上げてくれます。売店やカフェもあり、スープなどで体を温めることもできます。

五稜郭タワーは旧タワーをリニューアルし2006年4月にオープン。展望台は地上90mに位置しています。イルミネーション期間中は営業時間を1時間延ばして午後7時まで営業しています。

展望台に降りると、土方歳三の像が迎えてくれます。

五稜郭だけではなく、パノラマで函館の市街地を見渡すことができ、夜景も綺麗です。

展望台では、箱館戦争へ至るまでの流れや、戦闘の詳細をパネルやジオラマで展示され、知られざる歴史の勉強になります。

明治元年(1868年)10月に榎本武揚率いる幕府脱走軍が五稜郭を占領。蝦夷共和国の樹立を宣言しました。新政府軍は翌明治2年4月に北海道に上陸。幕府脱走軍を打ち破りながら箱館に迫り、5月に函館山の裏側から箱館に進攻。5月17日に旧幕府軍が降伏し、戊辰戦争が終結。時代は明治維新に大きく舵を切ることになります。この戦いで、土方歳三が弁天台場の旧幕府軍を救いに行く道中、一本木(現函館市若松町あたり)で銃弾に倒れ戦死。新撰組終焉の地ともなりました。

土方歳三が埋葬?の都市伝説アリ

 

五稜郭タワーに上る前には、公園内に入って散策するのも良いと思います。特にお城や幕末などの歴史が好きな方には興味深いはずです。

ここで歴史を説明すると、五稜郭は安政元年(1854年)、日米和親条約で箱館(当時、函館は箱館だった)が開港。それをきっかけに、箱館山山麓にあった防衛拠点の箱館奉行所を移転させるために、7年かけ元治元年(1864年)に建築。蘭学者・武田斐三郎が西洋の城塞都市をイメージして設計した、日本初の西洋式城塞です。東西南北ともに約500mあり、北海道唯一の特別史跡に指定されています。

公園内部からのイルミネーションも綺麗

 

公園内部のメーンスポットは箱館奉行所です。幕府の北方警備や対外折衝の重責を担った建築物です。同建築は箱館戦争後の明治4年(1871年)に解体されましたが、当時の書物や、図面、写真をもとに、工法や建築材料などを可能な限り再現し、奉行所の一部を再現し、4年の歳月をかけ、2010年7月にオープンしました。

内部も有料(大人500円)ですが見学可能です。また、公園内には約1600本のソメイヨシノやエゾヤマザクラが植えられ、5月のゴールデンウィークは花見客でにぎわいます。北海道有数の花見スポットにもなっています。

また、公園内には土饅頭が散見されます。そのうちの松の木付近の土饅頭に土方歳三の遺体が埋まっているという都市伝説があるのです。

土方歳三の埋葬場所は諸説あるのですがいまだに謎です。しかし、一本木で倒れた土方を旧幕府軍の兵が五稜郭まで持ち運び城内に埋められたとも伝えられています。実際、明治以降、五稜郭の修復などで、土を掘り返した時に、数多くのご遺体が発見されていて、その中に土方歳三の遺体もあったのかも。もしくは、新政府にみつからないよう、地中深く埋められている可能性もあります。いずれにせよ、いまだ土方が五稜郭に眠っていると信じる人も多いようです。

公園内を撮影したり回っているうちに日が沈んできます。夕日の時間帯の五稜郭も綺麗です。

堀の上の土塁に登ることができるので、五稜郭タワーを入れて、様々な角度から撮影していくとあっという間に時間が過ぎていきます。

こちらも堀の上から箱館奉行所と五稜郭タワーを入れて撮影しています。奉行所もタワー自身もライトアップされ、コントラストが印象的な光景となりました。

午後5時になると、お堀のライトが一斉に点灯します。

公園内部のお堀の土塁の上から写したイルミネーションと五稜郭タワー。単純な蛍光色ですが、暖色の光が吸い込まれるような美しさで現実の世界いることをしばし忘れます。地上からは星の形はわからないですが、様々な場所から観ることでそれぞれ違った光景が見られます。

公園入口の橋と門の部分です。公園内部の見学や散歩は6時までなので、公園内からライトアップを眺められるのは1時間だけです。しかし、公園の門を出て橋を渡った外周にも散策路があるのでご安心を。市民の方がジョギングや犬の散歩を行っていますし、周囲をグルット回ると良い運動になります。自分好みの撮影スポットを探しても良いと思います。

写真は公園外周路から撮影しています。薄氷が張ったお堀に石垣にかけられたイルミネーションが反射し、その上にポッカリと五稜郭タワーが浮かび上がっています。個人的に好きな写真です。タワーと地上から楽しめるイルミネーション。ぜひとも体験してもらいたいと思います。

函館ならではの塩ラーメンもオススメ

 

最後に函館のグルメをちょっとご紹介。五稜郭タワーの向かいには函館ラーメン店の「あじさい本店」があります。

函館といえば、塩ラーメン。北海道3大ラーメンのひとつ。澄み切った塩スープで、ストレート麺を使用するのが特徴です。こちらでは人気NO.1の「味彩塩垃麺」を食しました。

アッサリスープは函館産の昆布やとんこつ鶏がらと、天然の岩塩を使用。アッサリした中にもほのかなコクや複雑味も感じました。お酒を飲んだ後でもスルスルといけると思いますよ。

まとめ

 

箱館戦争の歴史を学びながら、イルミネーションも楽しめる、冬の五稜郭公園。お城好きや幕末好きの歴女、イルミネーションを楽しみたいカップルなど、幅広い方が楽しめると思います。唯一無二の星形のイルミネーション、冬のスポットとしてオススメできます。

 

▽スポット情報

五稜郭公園

住所:北海道函館市五稜郭町44番地

TEL:0138‐40‐3601(函館市住宅都市施設公社)

URL:http://www.hakodate-jts-kosya.jp/default.html

 

五稜郭タワー

住所:北海道函館市五稜郭町43-9

TEL:0138‐51‐4785

URL:http://www.goryokaku-tower.co.jp/

 

あじさい本店

住所:北海道函館市五稜郭町29-22

TEL:0138‐51‐8373

URL:http://www.ajisai.tv/

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