イタリアの銀行口座に手数料がかかる?イタリアの銀行に関する現地情報

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イタリアを旅行するには必要ありませんが、留学したり就職などでイタリアで生活をする場合に、あると便利なのが銀行口座。ところが、イタリアの銀行は、口座を持っているだけで維持費がかかったり、手続きがややこしかったりして、日本で口座を作るようにはいきません。一方、スリや空き巣などの被害が多い国なので、自宅に現金を置いておくのも危険です。ここでは、イタリアで銀行口座を開設したい人のために、方法をご紹介します。

 

イタリアの銀行のしくみ

イタリアの銀行は、日本の銀行とは全く様子が違います。まず入り口には大抵、ピストルを持った正式なガードマンが警備し、防犯カメラもきちんと作動しています。入る人をチェックしています。 入り口はしっかり閉ざされていて、空港の身体検査よりも厳しいカプセルのような機械を通り抜けないと銀行に入れません。1回に一人ずつしか通れないシステムです。入り口のランプが緑なら、ボタンを押して入り口を開けて中へ入ります。カプセルの中に入ると、反対側のドアが開いて銀行の中へ入れるシステムです。銀行によってはここまで厳重な入り口ではないところもありますが、2重のドアをくぐるようになっています。 銀行の入り口にコインが後で戻ってくる形のコインロッカーがあり、大きな荷物はロッカーへ預けるようになっています。何が入っているのかわからない大型荷物で銀行へは入れません。日本と違って治安が悪いので、銀行強盗などを予防するために、入る人を制限しているのです。

 

実際に銀行で口座を作ってみましょう

銀行の中には、日本のような分かりやすい表示や、案内の係りの人もいないので、どこで誰に聞いたらいいのか、途方に暮れてしまう可能性があります。まず、恥ずかしがらずに、誰でもいいから近くの人に口座開設がどこでできるか聞いてみることをお勧めします。 銀行員は制服を着ているわけではないので、誰が職員かもわかりにくいです。そして教えられた場所に行列が並んでいれば、必ず行列の最後の人に、この列が本当に口座開設のための列かどうか、確認してください。長い時間並んだ後に、ここじゃなかった、ということもよくあります。銀行は、まさに日本ではないということを、認識させられる場所です。

 

口座開設のためには、身分証明書とサインが必要!

イタリアで口座を開設できるのは、成人であること(18歳以上)と破産していないことです。外国人でも問題はありません。口座を開設する必要書類は、(1)パスポート、(2)滞在許可証(PERMESSO DI SGGIORNO)、(3)税務番号(CODICI FISCALE)の記載した書類です。イタリア人の身分証明書であるCARTAIDENTITAを要求される場合もありますが、パスポートや滞在許可証で大丈夫です。 口座開設は、通常、別のテーブルに移動して座って説明を受け、その後、書類へ日本の印鑑の代わりのサインを記入しなければなりません。通常、サインにはブロック体は使わず、偽造が難しい筆記体でサインをします。慣れていないと難しいですが、イタリアでの生活には筆記体のサインをする機会が多いので、暇な時に練習しておくといいでしょう。もし、筆記体が苦手なら、漢字でもいいと思います。あくまでも、本人にだけできる印が必要なのです。手続きが完了すると、後日カードと暗証番号が別々に郵送されてきます. イタリア語での会話が難しければ、思い切って英語で聞いてみるのもいいですが、銀行だからと言って必ずしも英語が上手とは限りません。しっかりと理解できないままにサインするのは危険なので、言葉に自信がなければ、誰かについてきてもらうか、英語の話せる人の多そうな街の中心の銀行へ行くほうがいいでしょう。

持ってるだけで口座維持費用で預金が減っていく

イタリアの銀行は、銀行によって手数料は異なりますが口座維持手数料がかかる場合がほとんどです。クレジットカードを発行する場合も手数料を払わなければいけないので、必要がなければ気楽に作らないほうがいいでしょう。 一度口座を開設してしまうと使わなくても維持費がかかりますが、口座の閉鎖にも7,000円ぐらいの手数料がかかるうえに、時間もかかるので慎重にしましょう。 口座には、イタリアのマイナンバーである税務番号がしっかりと登録されているので、税務局によって常に監視されています。イタリアで収入を申告していないのに、預金の流出が激しい場合、税務局からのチェックが入る場合もあるそうです。脱税が多い国だけに、闇ビジネスで脱税していたと疑われることがないようにご注意ください。 また、万年赤字のイタリア政府は、5,000EURO(約80万円)以上の銀行預金に対しても、税金がかかります。日本と違って、口座を維持するためには費用がかかることを認識してください。

 

路上にあるATM機を使うときも注意が必要!

 

口座維持手数料がかかるイタリアの銀行ですが、ATM機は自分の口座のある銀行は、365日年中無休、24時間無料で使えるところがほとんどです。自分の家や職場、または学校に近いATM機がある銀行を開設したほうが便利ですね。 ATM機は路上である建物の外側の壁に設置されている場合が多いので、治安には十分注意が必要です。暗証番号を盗み見されたり、というくらいならいいですが、実際に後をつけられて人気のないところで強盗に遭うという事件も実際に起きています。 留学生が家賃や学費を払うという目的で、たまたま大金を持っている日に限って電車でスリに会う、というジンクスがあります。お金の匂いしたのでスリに気づかれたのかと思っていましたが、ATM機で現金を出金しているところを見られていて、後をつけられていた、という場合がほとんどだそうです。

 

ATM機がたくさんあって便利なおすすめのイタリアの銀行

 

・バンコ・ポスタ(BANCO POSTA)日本で言うゆうちょ銀行。イタリア中に支店があるので、どこででもATM機が使えて便利です。基本プランの口座維持手数料が30EUROで、銀行の中では1番安いと言われています。また、郵便局を利用する際に、バンコ・ポスタに口座がある人は優先されるので、郵便などで郵便局を使う予定のある人には最適です。ただ、銀行機能としては他行には劣り、送金などの必要日数が他行より遅いそうです。

ンテーザ・サン・パオロ(INTESA SAN PAOLO)イタリアで一番大きな銀行です。どこの街へ旅行しても、目抜き通りにATM(自動現金引き出し機)があるので便利です。

・ユニ・クレディト(UNI CREDITO)こちらもかなり大きな銀行。ネットバンキングなどが充実しているので便利です。ネットバンキングの防犯用として、暗証番号だけではなく、常に変動する数字が表示される専用の機械を発行してくれます。キャッシュレスシステムのアップルペイと提携しています。

 

銀行で便利なイタリア語

・口座を開きたい:Vorrei aprire un conto corrente.(ヴォッレイ・アプリーレ・ウン・コント・コレンテ)

・年間口座維持費はいくらですか?:Quanto costa il canone annuale?(クアント・コスタ・イル・カノネ・アンヌアーレ?)

・バンコ・ポスタのATM機はどこですか?:Dov’è un bancomat di banco posta?(ドヴェ・ウン・バンコマット・ディ・バンコ・ポスタ?)

 

手数料もかかり、いろいろ面倒くさいイタリアの銀行ですが、やっぱりあると便利な銀行口座。しっかり条件を比較して、自分の銀行を見つけてみましょう。

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