ママ注目!オーストリアで育児休暇中にお金をもらう方法まとめ①

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子どもが産まれたら今まではバリバリと働いていたママやパパも、しばらくは子どもとの濃密な時間を楽しみたいと思う方が多いのではないでしょうか?そんなママやパパのために、オーストリアではElternkarenzエルテルンカレンツ)という育児休暇のシステムがあります。オーストリアでは育児休暇中は会社からお給料がもらえなくなってしまうのですが、その代わりにKinderbetreuungsgeld(キンダーベトロイウンクスゲルト)というお金を受け取ることができます。

 

キンダーベトロイウンクスゲルトは誰が受け取ることができるの?

 

キンダーベトロイウンクスゲルトは、オーストリアで育児休暇中の親が、子どもが産まれてから最大35か月間受け取ることができるお金です。

このお金を受け取る資格のある人は

子どものFamilienbeihilfe(ファミーリエンバイヒルヒェ)を受け取る権利を持っている人・・・ファミーリエンバイヒルヒェとは、オーストリアの子ども手当のことです。

生活の中心地がオーストリア国内にある人

1年の大半をオーストリア国内で過ごす人

子どもと同じ住所に住み、同じ住所で住民票を登録していること・・・登録される住所は、別荘などのNebenwohnsitz(ネーベンヴォ―ンジッツ)ではなく、1年のうちの大半を過ごすHauptwohnsitz(ハウプトヴォーンジッツ)でなければなりません。

Mutter-Kind-Pass(ムッター・キント・パス)で定められた検診を終了していること・・・オーストリアで妊娠期間中に行うことが定められている、5つの母親のための検診と、子どもが産まれてから行う5つの子どものための検診です

育児休暇中に得て良い収入の限度を守っていること・・・この限度を超えて、エルテルンカレンツ中に収入を得た場合、超えた分の額分、キンダーベトロイウンクスゲルトは返却しなければなりません。育児休暇中に得ても良い収入は、1か月最大425.70ユーロまでとなっています。(2017年4月現在)

 

キンダーベトロイウンクスゲルトはいくらもらえるの?

 

キンダーべトロイウンクスゲルトの受け取り方には、いくつかのバリエーションがあり、それは自分のライフスタイルに合わせて自分で選ぶことができます。

このバリエーションと金額は、2017年3月1日から新しいシステムに変更されました。今からお話しするのは、この新しいシステムの金額です。

キンダーべトロイウンクスゲルトの受け取り方のバリエーションは、大きく2つに分けることができます。(2017年3月1日から)

Das Kinderbetreuungsgeld- Konto(ダス・キンダーベトロイウンクスゲルト・コント)

仕事の有無や収入に関係なく、決まった額を受け取ることができるキンダーべトロイウンクスゲルトです。

育児休暇が短ければ、1日に受け取ることができる補助金の単価は上がり、長ければ下がるというシステムになっており、育児休暇の期間に関係なく、誰でも最終的には同額のキンダーベトロイウンクスゲルトを受け取ることができます。

受給期間は自分で決めることができます。

最終的に受け取ることができる金額は、育児休暇を取るのが母親か父親1人の場合は 12.366,20 ユーロ母親と父親、2人とも育児休暇を取る場合は15.449,28ユーロです。

育児休暇を取る人数 総額 受給期間 1日に受け取る金額
1人 12.366,20ユーロ 365日(1年)~

851日(28か月)

14,53ユーロ~

33,88ユーロ

2人 15.449,28ユーロ 456日(15か月)~

1,063日(35か月)

14,53ユーロ~

33,88ユーロ

このお金は、子どもが産まれたその日から受け取ることが可能です。

ただし、仕事をしている母親でWochengeld(ヴォッヘンゲルト)という給料に代わるお金を受け取る権利がある人は、ヴォッヘンゲルトを受け取っている期間はキンダーベトロイウンクスゲルトを受け取ることができません。

ヴォッヘンゲルトは、通常子どもが産まれてから8週間の間払い続けられるので、仕事をしている母親がキンダーべトロイウンクスゲルトを受け取るのは、子どもが産まれてから9週目からということになります。

もしもヴォッヘンゲルトがキンダーべトロイウンクスゲルトよりも少ない場合は、本来受ケトル権利のあるキンダーベトロイウンクスゲルトとヴォッヘンゲルトの差額分を受け取ることが可能です。

1年以下の期間でキンダーベトロイウンクスゲルトを受給することも可能です。しかし、そのために1日に受け取るキンダーべトロイウンクスゲルトの単価が33,88ユーロ以上になることはないため、受け取る総額は12.366,20以下になってしまいます。

母親と父親、両方が育児休暇を取る場合のキンダーベトロイウンクスゲルトの支払われ方

両親双方が育児休暇を取ることを決めた場合、注意しなければならないのが、

母親、父親の一方は、2人で取る育児休暇の合計の20%の期間のキンダーベトロイウンクスゲルトを受け取ることができる。余った期間分のキンダーベトロイウンクスゲルトは、パートナーに譲ることはできない

ということです。

ちょっとややこしかったので、例を挙げてみましょう。

母親、父親と合わせて456日(15か月)の育児休暇を取るとします。456日の20%は91日ですので、3か月ということになります。この3か月分のキンダーべトロイウンクスゲルトを受け取ることができるのは、母親か父親、どちらか一方のみです。

もしも母親が13か月育児休暇をとり、父親が2か月育児休暇を取るとします。

すると、父親は3か月分のキンダーベトロイウンクスゲルトを受け取る権利があるのですが、2か月しか育児休暇を取っていないため、残りの1か月分のキンダーベトロイウンクスゲルトは放棄することになります。放棄される1か月分のキンダーベトロイウンクスゲルトは、残念ながら母親に譲る事はできません。

 

母親と父親が同時に育児休暇を取る場合はどうなるの?

 

基本的に、オーストリアでは母親と父親が同時に育児休暇を取ることは認められていません。

例外として、母親と父親の育児休暇が最初に入れ替わる時、最大1か月(31日)の間だけ移行期間として、母親と父親同時期に育児休暇を取ることが可能となっています。

この期間中、両親は双方キンダーベトロイウンクスゲルトを受給することができます。ただし合計の育児休暇期間は、母親と父親が同時に育児休暇を取った日数分だけ短くなります。

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