ウィーンのお勧めカフェ情報 ~Café Centralとその周辺~

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ウィーンはカフェの周りにできた街だ、なんて言われるほど、ウィーンの中心地には伝統的で美しい、数多くのカフェハウスが点在しています。その中でも特に訪れる価値のある素晴らしいのカフェたちを、「ウィーンのお勧めカフェ情報」では取り上げていきたいと思います。今回は、フェルステル宮殿の一角にある優雅なカフェ、Café Central(カフェ ツェントラル)を、その周辺の散歩道と合わせてご紹介していきたいと思います。

1.美しいパサージュ Ferstel Passage(フェルステル パサージュ)

ウィーン一区、地下鉄Schottentor(ショッテントーア)の駅を降りて3分程歩いた場所に、Freyung(フライウング)と呼ばれる大きな三角形の広場があります。

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毎週末金曜日と土曜日9:00から18:00はオーガニックマーケット、春にはイースターマーケット、冬にはクリスマスマーケットが行われるなど、いつも多くの人でにぎわうこの広場の歴史は大変古く、18世紀には既に野菜や果物、ハーブを売買するためのマーケットがあったのだそうです。広場の石畳は中世当時のもの、写真奥に見えるクリーム色のショッテン教会は1177年に創建ものです。本当に歴史ある広場なんですね。広場の真ん中には、「オーストリアの泉」と呼ばれる美しい噴水があります。

ショッテン教会から見て、広場を挟んだちょうど向かい側辺りに、「Ferstel Passage」と書かれた赤い垂れ幕がかかる大きな建物があります。

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ウィーンには、どこにでもこのような古い建物がたくさんあるため、知らなければつい通り過ぎてしまうかもしれませんが、実はこの建物の中、大変美しいアーケード通りになっていて、王宮へと続くHerrengasse(ヘレンガッセ)という小道まで通り抜けることができるのです。

パサージュに足を踏み入れてみると、そこはため息の出るほどの美しさです。大理石の通路、繊細な装飾の柱、アーチ型の天井。まるで美術館のようなアーケードに魅了されること間違いなしです。

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パサージュ内には、かわいいカフェやお菓子屋さんなど、魅力的なお店がたくさん入っています。大切な人へのお土産探しにもお勧めできる場所です。

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こちらは「Xocolat」という、オーストリア内に6店舗ある高級チョコレート屋さん。チョコレートに名前やメッセージを入れてくれるユニークなサービスも行っています。ただしこのサービスはチョコレートをたくさん注文する必要がある上、時間もかかるので、観光で訪れている場合には利用しづらいかも。

足を進めていくと、やがて噴水のある、六角形のアトリウムに辿り着きます。

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大理石でできた受け皿と、ブロンズで出来た女性の像からなるこの噴水は6メートルもの高さがあります。ちなみに、この女性の像はドナウの妖精なのだそうです。高くて見えづらいかもしれませんが、注意して見てみると、右手にお魚を持っているのが見えるはずです。

吹き抜けの空間を後にし、パサージュを抜けると、そこはヘレンガッセという小道です。その道を建物に沿って左に歩いて行けば、建物の角にカフェ ツェントラルの入り口を見つけることができます。

2.宮殿内の優雅なカフェ 「カフェ ツェントラル」

カフェ ツェントラルは夏のバカンスの時期やクリスマスマーケットの時期など、観光のハイシーズンには特に、扉の外まで長蛇の列ができるほどの人気のカフェです。閑散期ですら、時間によっては行列ができていることがあるので、訪れるのならば時間に余裕があるときが良いと思います。

ウィーンのカフェは通常、日本のカフェなどと違って、入口で店員さんの案内を待つことなく、空いている席を勝手に探して席に着くことが普通なのですが、このお店では、日本のようにお店の人に案内してもらうまで入口で待つように指示されます。

ちなみに、ヨーロッパの人たちは、あまり列を作るという習慣がないためか、日本人のように順番を守ってお行儀よく並んだりしてはくれません。並ぶことになった場合、自分の番が来たら、素早く店員さんに合図して中に入れてもらいましょう。

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店内の様子です。白く輝く大理石の円柱が立ち並び、アーチの天井は淡く上品な色で縁どられています。

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この宮殿は、若きHeinrich von Ferstel(ハインリッヒ フォン フェルステル)という建築家が、イタリア旅行でインスピレーションを受けて建てました。1860年、この建物が公開された際には、ウィーンで最もモダンな建物、と高い評価を受けたそうです。当初は銀行と証券取引所として使用されていたのですが、1876年、証券取引所がリンク沿いの新しい建物に移転する為空いたその場所に、カフェ ツェントラルはオープンしました。

1900年以降、カフェ ツェントラルは、有識者や芸術家たちの集いの場所となりました。彼らは、自分たちのことを「Centralisten」(ツェントラリステン(ツェントラルの常連))、と名乗っていたほど、このカフェを愛し、通いつめていたようです。有名なツェントラリステンとしては、精神分析科医のジークムント・フロイトや、小説家で劇作家のアルトゥル・シュニッツラー、詩人で作家のフーゴ・フォン・ホーフマンスタール、政治家のレフ・トロツキーなどですが、中でも特にこのカフェと強く結びついていたのは、作家のペーター・アルテンブルクです。このカフェに入り浸りすぎていた彼は、ついには自分の住所を「ウィーン1区 カフェ ツェントラル」公言し、カフェを仕事場やサロンとして利用していたほどでした。

今でも、カフェ ツェントラルの入口を入ってすぐの席には、ついに永遠のツェントラリステンになった、彼の実物大の像が座っています。

さて、それでは、ケーキのショーケースを覗いてみましょう。

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カラフルでかわいい!&美味しそうです!!スイーツ好きの女子ならば、見ただけできっとメロメロになるでしょう。ウィーンのケーキは日本のケーキに比べて甘さが強いので、とてもじゃないけど食べきれない、なんて人もいるのですが、ここのケーキは小ぶりですし、日本人の口にも合う甘さなので、美味しく食べられると思います。

ちなみに、このカフェ、17:00から22:00まで、毎日ピアノの生演奏を楽しむこともできるので、音楽好きな人は是非この時間帯に訪れてみてくださいね。

 

Café Central

住所:Ecke Herrengasse/Strauchgasse, 1010 Wien

電話:+43 1 533 37 63-24

営業時間: 月曜日から土曜日 7:30~22:00

日曜日、祝日   10:00~22:00

アクセス:地下鉄3号線 Herrengasseから徒歩2分

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