ザッハートルテを食べるならどっち?ザッハー orデメル

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特に甘いものが大好き、という人でなくても「ザッハートルテ」(Sacher Torte)というケーキの名前はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?ウィーンを訪れる機会があるならば、ザッハートルテは是非とも食べておきたい名物スイーツの一つです。ウィーン市内のどこのカフェでも、大抵ザッハートルテを注文することができますが、今回はザッハートルテを食べるのに特にお勧めなカフェ2件をご紹介したいと思います。

■ザッハートルテってどんなケーキ?

お店を紹介する前に、そもそもザッハートルテがどんなケーキだか少しお話ししたいと思います。ザッハートルテはチョコレート味のスポンジケーキの上に、濃厚チョコレートがコーティングされている、チョコレートケーキの王様、とも言われるケーキ。1832年に、フランツ・ザッハーという16歳の若き料理人によって考案されました。お店によっては、アプリコットのジャムがスポンジケーキにぬられていたり、スポンジケーキの間に挟んであったりします。日本のケーキを食べ慣れている私たちには、とても甘く感じられるので、とてもではないけれど食べきれない、なんて人もいるかもしれません。そんな時は、ケーキと一緒に生クリームを注文しましょう。「 Mit Schlagobers」(ミット シュラークオーバース(生クリームを付けて))と言えば、通じます。

オーストリアでは、ケーキに添えて出てくる生クリームには砂糖が入っていないため、全く甘くありません。この甘くない生クリームを、甘いザッハートルテと絡めて食べると、口の中でちょうどよい甘さになって、とてもおいしく食べられるので、是非試してみてくださいね。

1 Café Sacher (カフェ ザッハー)

■ケーキ

ザッハーは、ウィーン国立歌劇場の向かいにある、歴史ある高級ホテルです。ホテルの中には、落ち着いた雰囲気のレストランや、オープンテラスもあるカフェがあります。

世界的に有名なザッハートルテは、ここで生まれました。1832年以来、守られ続けているレシピで作られる、ザッハーのザッハートルテはしっとりとしていて濃厚。チョコレートケーキの間に挟まれているアプリコットのジャムも含めて、ケーキは全て、経験豊かなケーキ職人による手作りです。

■カフェ

ザッハーの中にはカフェが2つあります。1つはKärntnerstraße(ケルントナー通り)に面した場所に入口があり、入口を入ると正面はお土産屋さんになっています。そこを左に入ったところがカフェです。

このカフェの雰囲気はとてもモダンで、給仕の人たちの雰囲気もちょっと気さく。高級ホテルのカフェだから、と身構えることなく、普段着で気軽に訪れることができます。ウィーン国立歌劇場があるPhilharmoniker Straße(フィルハーモニカー通り)側に、テラス席もあり、夏季はここで行き交う人々を眺めながらお茶をするのがお勧めです。カフェの大きさ自体はあまり大きくないので、観光のハイシーズンは込み合っていることも。入口でお店の人が誘導してくれるので、満員のときは並んで待ちましょう。

ザッハーのもう1つのカフェの入口は、フィルハーモニカー通り沿い、ホテルの入口の隣ににあります。

こちらは、伝統的な雰囲気のある落ち着いた雰囲気のカフェです。落ち着いてゆっくり座りたいときは、こちらを訪れるとよいでしょう。

■ショップ

ザッハーは、お土産探しにも絶好のポイント。ザッハーのショップには、ザッハートルテはもちろん、チョコレート、コーヒー、紅茶、ココアなどの食品から、ザッハーのマークが入った食器や、チョコレートの香りのボディローションやシャワージェル、スクラブなど、女子のハートをわしづかみするアイテムもいっぱいです。

Cafe Sacher Wien

住所: Philharmoniker Str. 4, 1010 Wien

電話: +43 1 51 456 661

アクセス: Karlsplatz駅より徒歩3分

営業時間: 毎日8時から0時まで

 

2 Demel (デメル)

■ケーキ

デメルとザッハーは、ザッハートルテの「オリジナル」の商標権をめぐって7年もの間、法廷で争った歴史があります。なぜそんなことが起こったのかというと、1930年代に財政難に陥ったザッハーに、デメルが資金援助をした際に、デメルは見返りとしてザッハートルテのレシピと「オリジナル」のザッハ-トルテを売り出す権利を手に入れたのです。しかし、その後「秘伝」であるザッハートルテのレシピが本に掲載されてしまういう事件が起き、ザッハーはデメルを相手取り、オリジナルのザッハートルテの商標権の使用停止と販売権の差し止めを求めて裁判を起こしました。裁判の結果出た判決は、ザッハーにもデメルにも、ザッハートルテを売り出す権利を認める、といったものでした。その際、ザッハーのホテルは、「オリジナルザッハートルテ」、デメルのものは「デメルのザッハートルテ」とすることが決まりました。デメルのザッハートルテは、チョコレートケーキの間にアプリコットのジャムを挟んでいるザッハーのものとは異なり、チョコレートケーキの表面のみにアプリコットのジャムが塗ってあります。高品質の材料にこだわりを持つデメルのケーキはファンが多く、カフェはいつも観光客と地元の人たちでにぎわっています。

■カフェ

高級ブランド店が立ち並ぶKohlmarkt(コールマルクト)という通り上にあるデーメルは、エレガントで清楚な佇まい。夏にはオープンテラスが出て、店頭でアイスクリームが売り出されます。創業は1786年という超老舗。フランツ・ヨーゼフ1世の皇妃であるエリザベートもデメルのお菓子を愛したそうです。当時大変珍しかったアイスクリームを売り出して、店は人気を出しました。

重厚な扉を開けて店内に入ると、右側がお土産品が並ぶショップ、左がケーキのショーウィンドウ、奥はカフェと、2階へ上る階段になっています。1階奥のカフェの席からは、職人たちがお菓子を作る様子をガラス越しに見ることができて、待ち時間も飽きることがありません。

細い階段を上って2階に上がると、そこは伝統的で落ち着いた雰囲気。お店自体は結構広いのですが、冬場の寒い時などは階段まで列ができていることも。2階にもケーキのショーケースは置いてあるので、実物を見てからケーキを注文したいという人は、是非ショーケースをチェックしてみてください。

■ショップ

デメルの入口を入って、すぐ右側にあるショップでは、日本人にも大人気のデメルのチョコレートやケーキなどを購入することができます。夏場など、お土産としてチョコレートを購入するのが難しい時には、焼き菓子などもお勧めです。

Demel

住所: Kohlmarkt 14, 1010 Wien

電話: +43 1 53517170

アクセス:Herrengasseより徒歩4分

営業時間: 毎日9時から19時まで

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