スーパーやドラッグストアで発見!手頃で嬉しいアメリカ土産

アメリカ

出張や観光などでアメリカを訪れる時に、つい頭を悩ませてしまうのは「お土産」のこと。

アメリカらしい物を探したいと思う反面、限られた時間と予算の中で、どこで何を買えばいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、アメリカ在住のライターが、スーパーマーケットやドラッグストアで購入できて、日本の家族・友人・同僚に「もらって嬉しかった!」と喜ばれる、お手頃なアメリカ土産をご紹介します。

外出時に活躍!ミニ容器の除菌ジェル

ストラップつきの除菌ジェル。ミカン(mandarin)の香りつき。

実用的で、しかもアメリカらしいお土産としてオススメしたいのが、抗菌ハンドジェル。手の平サイズのミニボトルに入っていて、外出先で軽食を食べたい時などに、サッと手に擦り込んで使います。

特に人気があるのは、カバンやキーホルダーに提げて持ち運べる、ストラップつきのボトルです。小さなお子さんのいる方や、外回りの仕事が多い方、中学生・高校生の女の子にも喜ばれます。

お値段は1ドルから3ドルほどスーパーマーケーット・ドラッグストアの中では、石鹸・ハンドソープの近くや、旅行用・お試しサイズ(trial size)の商品を並べた棚で見つかります。いわゆる「レジ横」のエリアに置いてあることも。

お店の人に聞いてみるときには、「hand gel(ハンドジェル)」または「hand sanitizer(ハンド・サニタイザー)」と言えば通じます。

スーパーの棚に並んだ除菌ジェル。このお店では1つ1.5ドルでした。

日本でも最近、このタイプのハンドジェルが流行り始めていますが、取り扱っているお店はまだまだ少ないようです。アメリカではカラフルな香りつきのタイプも多いので、違った種類をいくつか購入して、受け取る方に選んでもらうのも楽しいですよ。風邪が流行りやすい時期にもぴったりの、安くて実力派のお土産です。

 

アメリカを味わえる、チョコレートとミント

レジ横のミントやチョコレート。上段中央にあるのが「Altoids」のミント缶、その下には、「Reese’s」のピーナッツバターチョコ。

気軽にアメリカ気分を味わってもらうなら、やはり定番はチョコレートです。高級店に行かなくても、スーパーやドラッグストアで現地の味を手に入れることができます。

オレンジ色のパッケージの『Reese’s(リーセズ)』は、人気の庶民派ブランドの1つです。中にピーナッツバターが入った、いかにもアメリカらしいチョコレート。なのに、甘さとしょっぱさの入り混じる味が、日本人の口にも意外に合うのです。バラ売りのものを買うならレジ横、板チョコや大袋入りなら、お菓子売り場を覗いてみましょう。

味のバリエーションが多く、上品な甘みが特徴の『GHIRARDELLI(ギラデリ)』は、メタリックな色の端正なパッケージと、ワシのロゴマークが目印。袋の中に、個包装された正方形のチョコレートが入っています。運が良ければ、イースターやクリスマスなどに合わせた、季節限定のパッケージに出会えるかもしれません。お菓子売り場の中でも、チョコレートが並んだエリアに置いてあります。

 

甘いものが苦手な方にお菓子を渡すなら、小さな缶に入ったミントタブレットがオススメ。お店では、レジ横の棚を覗いてみましょう。

『Altoids(アルトイズ)』のミントは、粒が硬すぎず、口の中でさっと溶ける食感がやみつきに。赤色の缶のペパーミント味が定番です

また、お店によっては、「デザイナーズミント」と銘打ったミント、『Hint Mint(ヒントミント)』に出会えるかもしれません。お値段は2〜3ドルと、お洒落な見た目に比べてずっとお手頃です

 

女子にお勧め、個性豊かなリップクリーム

ライターの経験上、女性へのお土産で特に人気が高かったアイテムは、リップクリームです。色つき・香りつきのポップなものから、オーガニックにこだわったものまで、アメリカのリップクリームはとにかくバリエーションが豊富!

人気ブランドの1つは、天然成分を使用した『Burt’s Bees(バーツビーズ)』。使い心地がしつこくないので、お土産として失敗が少ないブランドです(ライター自身も愛用しています)。

天然成分を使用した「Burt’s Bees」のリップクリーム。ドラッグストアで、4本入り10ドル。

他にも、しっとりして甘い香りの『Savex(サヴェックス)』、アメリカではリップクリームの代表格の『ChapStick(チャップスティック)』なども、海外らしい雰囲気があっておすすめです。

リップクリームの代名詞「ChapStick」。上のキャップを開けるとイチゴ、下のキャップはバナナという、ユニークな2-in-1タイプ。

同じく「ChapStick」の2-in-1タイプですが、こちらは大人向けの機能派。保湿&唇のハリ復活ができるとか。

スーパーやドラッグストアでは、医薬品・化粧品売り場や、レジの近くの棚に置いてあります。見つからなければ、お店の人に「lip balm(リップバーム)」と言って聞いてみてください。先ほど挙げたような定番ブランドのものは、1個1ドルから4ドルほどで購入できます。

まとめ買いして配るなら、無香料のもの(パッケージに「unscented:アンセンテッド」と書いてあります)をいくつか入れておくと、香りが苦手という方にも安心です。

 

値段が手頃という点だけでなく、1つ1つが小さくて軽いことも、お土産を買う側にとっては大きなポイントです。長旅の最後に10人分をまとめ買いしても、鞄やスーツケースの隙間にすっきり収まるのが嬉しいですね。

 

番外編:お土産購入の注意点

ところで、アメリカのスーパーマーケットやドラッグストアで買える商品の中には、日本へのお土産にできない商品、購入や持ち帰りに注意が必要な商品があるのをご存知でしょうか?

アメリカ土産といえば、かつてはビーフジャーキーが人気でした。しかし、現在では検疫の問題があり、残念ながら、日本に持ち帰ることはなかなかできないようです。旅の楽しみとして購入した方は、必ず現地、もしくは、帰りの飛行機内で食べ切るようにしてくださいね。

ちなみに、牛肉以外を使用したジャーキーは、問題なく持ち帰れるとのこと(※動物検疫所のウェブサイトなどで、最新の情報をご確認ください)。ビーフジャーキーで有名な「テング(TENGU)」ブランドからも、豚肉でできた「ポークジャーキー」が発売されています。

 

アメリカでワインやビール、ウイスキーなどを買うときに気をつけたいのは、お酒を購入できる年齢の基準が、州によって異なることです。例えば、カリフォルニア州でお酒を買えるのは21歳から。20歳の方は、カリフォルニア州でお酒を買ったり飲んだりことはできませんのでご注意ください。スーパーマーケットでも、お酒の購入時にはID(身分証明書)を求められます。パスポートなど、顔写真と生年月日の入った書類を用意しておきましょう。

お酒を日本に持ち帰るときには、760ml(ワインボトル程度)の容器で3本までなら、関税なしで持ち込めます。重さが気にならない方は、旅の思い出に地元のビールやワインを買ってみるのも良いかもしれません。

 

まとめ

現地の暮らしに密着したスーパーマーケットやドラッグストアは、「アメリカらしさ」が詰まったお土産の宝庫です。

お店に一歩足を踏み入れるだけでも、旅行の思い出が増えるはずです。アメリカの生活感を楽しみながら、現地であなただけのお土産を探してみてくさい。

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