De Lijn乗りこなしガイド その1

ベルギー

初めての土地での移動は不安がつきものですよね。タクシーだとラクですが費用がかさみます。車を使うのもありですが、日本とは逆の右ハンドルで交通ルールがわかりにくいのが難点です。そんな時に、公共交通機関を乗りこなすことができれば行動の範囲が広がり、楽しみも増えるのではないでしょうか。しかしどの切符を買ったらいいのか、どうやって乗ったらいいのかなど分からないことはいっぱいです。ここではベルギーのフランデレン地方の公共交通機関De Lijnの最新情報を2回に分けて解説いたします。

・基本情報

De Lijn

Home - De Lijn

まず日本と大きく異なるのは、街ごとではなく、地方ごとに交通機関が存在することです。そのためベルギー全土には3つの公共交通機関があります。北部フランデレン地方で運営しているのが今回紹介するDe Lijnです。南部のワロン地方はTEC、どちらにも属さない首都ブリュッセル圏はSTIB/MIVBという交通機関があります。フランデレン地方にはアントワープ、ブルージュ、ゲント、オステンドなどの街があり、すべてDe Lijnにより運行されています。そのため、定期さえあればフランデレン地方すべての公共交通機関に乗ることができます!ただし、ベルギー全土をカバーしている国鉄はまた別です。アントワープ内、ブルージュ内の公共機関は同じチケットでOKですが、アントワープからブルージュを運行しているのは国鉄のため別チケットが必要です。

・チケットの種類

 

以前はゾーン制を採用していましたが、現在は撤廃され均一料金になりました。

1回券(Biljet enkele rit):3ユーロ

購入場所:自動販売機、Lijnwinkel(直営ショップ)、バス・トラムのドライバー

SMSチケット(Sms-ticket):2ユーロ+通信費0.15ユーロ

ペーパーレスの、携帯経由で買う1回券です。基本的にベルギーのキャリアであれば対応しています。海外SIMカードの場合、たとえベルギーのキャリアにローミングをしていても、SMSチケットを購入することはできません。ベルギーSIMであれば、プリペイドでも大丈夫です。料金は残金から引かれます。買い方は、4884宛に”DL”というショートメッセージを送るだけです。すぐにSMSでコンファメーションが送られてきます。検札の時にはコンファメーションを見せればOKですが、携帯のバッテリーがなくなった!という場合でも大丈夫です。自分の携帯番号を伝えれば、有効なチケットを買ったかどうかすぐに調べてくれます。

回数券(Lijnkaart):10回券で15ユーロ

購入場所:自動販売機、Lijnwinkel、セールスポイント

回数券は複数人で使用可能です。

デイパス(Dagpas):1日券は6ユーロ、3日券は12ユーロ、5日券17ユーロ

購入場所:自動販売機、Lijnwinkel、セールスポイント。1日券のみバス・トラムのドライバーから購入できますが、8ユーロと割高になります。

グループ券(Groepsbiljet):5人以上のグループに適用され、1人あたり1.25ユーロ

とてもお得になります。ただし、グループの人は常に一緒に行動する必要がありますので、注意ください。

購入場所:Lijnwinkel、バス・トラムのドライバー

定期券

在住者や留学に来た人など、よく公共交通機関に乗る人のために定期券があります。定期券は購入した本人しか使用できません。検札の際にはIDカードの提示を求められることもあります。

Buzzy Pazz:6歳から24歳の人向けの定期券です。6歳から11歳は12ヶ月のみで、52ユーロと格安です。12歳から24歳は1ヶ月で31ユーロ、3ヶ月77ユーロ、12ヶ月で204ユーロです。

Omnipas:25歳以上の人が対象の定期券です。1ヶ月47ユーロ、3ヶ月117ユーロ、12ヶ月で306ユーロです。

Omnipas 65+:65歳以上の高齢者向けの定期券です。12ヶ月で52ユーロと格安です。

購入場所:Lijnwinkel

定期券を初めて買う時にはIDカード、申込書への記入が必要となります。申込書は基本的にオランダ語のため、購入希望の人はダウンロードし事前に記入していくほうがラクだと思います。

申込書のダウンロードはこちらから。

Omnipas - De Lijn

 

・チケットの使い方

 

デイパス・定期券以外は、基本的に60分間有効です。定期券以外のチケットは写真のような磁気カードになっていますので、まずバス・トラムに乗ったら黄色の機械に通し、打刻してください。時間が印字されるので、その時間から60分有効です。ドライバーからチケットを購入した場合は、打刻の必要はありません。60分以内であれば何回でも乗り換え自由ですが、乗り換えの度に黄色の機械にチケットを通す必要があるのでお気をつけ下さい。乗り換え前の車内でドライバーからチケットを買った人も、乗り換えた場合は打刻しないといけません。デイパスも乗る度に機械に通す必要があります。少し面倒ですが、お忘れなく!また、回数券を複数人で使用する場合には注意が必要です。回数券は人数分機械に通す必要があります。例えば2人で使う場合には、初めて乗る車内の機械に2回通します。機械に1度通すごとに1回分の料金が引かれます。乗り換えたときも再度黄色の機械に通してください。乗り換え時は複数人で使う場合でも機械に通すのは1回でOKです。最初の打刻から60分以内の乗り換えであれば、再度料金を引かれることはありません。打刻した際に残金が印字されるので確認ください。

・まとめ

 

色々な種類のチケットがあるのでどれを買おうか悩んでしまいますよね。頻繁に乗る人はもちろん定期券が一番安くていいのですが、それほど頻繁に乗らないのであればLijnkaartと呼ばれる回数券がとてもお得でオススメです。回数券は有効期限がなく、複数人で使えるのもうれしいところです。トラム・バスに乗ろうと思っても、自動販売機が各停留所にあるわけではなく、こういう時に限ってセールスポイントも見つからない!そんな時のために、お財布に一枚回数券を入れておくと安心ですよ。

*値段、情報は2017年3月のものです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました