ベルギーで住居を探す 契約~入居まで

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内覧で気に入った物件が見つかったら、次は申し込みです。

その後、契約、初期費用の支払い、住居鑑定、鍵の受け渡しという流れになります。慣れない国、言語での賃貸契約は緊張するものです。

ここでは手続きの流れや、気をつけるポイントなどを紹介したいと思います。

申し込みをしよう

内覧で気に入った物件が見つかったら、まず借りる意思があることをはっきりと不動産屋、オーナーに示してください。その後申込書に記入し、必要書類を提出します。パスポート、ビザ、収入証明書、保証人(収入がない場合)などが求められることがあります。

OKがでればようやく物件が仮押さえとなります。細かい所を詰めた後、契約です。

注意すべきは、バカンスです。オーナーがバカンスに行っているとの理由で、契約の手続きが引き延ばされることが多々あります。

ベルギーの主なバカンス期間は、イースター、7・8月の夏休み、クリスマスですが、これ以外に子供の学校のバカンスシーズンも要注意です。

日本人からは考えられない程バカンスが大好きな国民なのです。ちなみに、住宅の備品が故障してオーナーに連絡を取っても「バカンス中はムリ!」と修理依頼をしてくれないことがあります。

大手不動産屋が扱っている住宅の中には、不動産屋が代理人となっているものがあり、この場合オーナーがバカンス中であろうが手続きを進めることができます。

また住宅に不具合が生じた際の窓口も不動産屋となります。不動産屋はいつでも連絡が取れるのはいいのですが、あまり融通がきかないのが難点です。

 

契約にむけて

契約書はその土地の言語(フランス語、オランダ語)で書かれていますので、事前に入手し翻訳して読む、もしくは現地の人に読んでもらうといいでしょう。

大きな不動産屋では英語の契約書を用意していることもありますので尋ねてみるといいと思いますが、あくまでも英語版は参考であり、サインすることになるのは現地の言語で書かれた契約書です。

 

契約書で注意すべきこと

入居日

ベルギーでは基本的に入居日は1日もしくは15日ですので、希望を伝えましょう。

契約期間

ベルギーの賃貸契約でびっくりしたことは、9年契約が一般的だということです。入居から丸3年以内に退去する場合には以下のようなペナルティが発生します。

1年目→家賃の3ヶ月分

2年目→家賃の2ヶ月分

3年目→家賃の1ヶ月分

丸3年以降は退去日の3ヶ月前に通知すればペナルティは発生しません。なお、学生用のアパートや家具付きの物件は短い契約が可能です。

家賃の値上げ

物価指数に基づき、オーナーは年に1度家賃を上げる権利を持っています。お金におおらかなオーナーだと値上げはしないそうですが、細かかったり、不動産屋が代理で管理している場合は値上げの要求があります。この場合、物価指数が下がれば家賃も下がることになります。

管理費に含まれるもの

駐車場、駐輪場、地下倉庫、光熱費などです。アパートは管理費を支払う代わりに庭の整備や掃除、ゴミ出しなどを定期的にしてくれるので楽です。ゴミ出しのルールなどあるかどうか、この時に聞いておくといいでしょう。光熱費に関してはオーナーが契約しているのか、自分で契約するのかで支払先が変わってきます。この費用は前払いで、年に1回の精算ということが多いです。

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保険の加入義務

大きく2つの保険があります。1つ目は建物に掛けている保険です。この保険は大家が支払うことが多いです。2つ目は住居保険です。一般的に火災や天災、盗難などがカバーされます。賃貸契約を結ぶ際の必須条件になっていることが多いです。この保険は銀行で取り扱っており、カバーされる金額や住居の広さなどにより値段が変わります。

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住居鑑定費用

ベルギーでは入居前、退去前にそれぞれ住居鑑定を行います。専門の鑑定人に依頼する場合、結構な費用がかかります。オーナーや不動産屋が代行することもあります。契約書内に費用が明記されていますが、入居前と退去前の両方の鑑定費用なのかどうか確認した方がよいでしょう。

以上のような点を確認し、合意できれば全ページにイニシャルを、最終ページにサインをします。

初期費用

住居鑑定=鍵の引き渡しとなることが多いようです。そのためこの日より前に初期費用をすべて支払います。

一般的には銀行振込ですが、ベルギーに来たばかりだと口座を持っていない人もいるかと思います。その場合はオーナーもしくは不動産屋に現金を持参することになります。

現金は口座振り込みのように証拠が残りませんので、必ず領収書をもらうようにしましょう。

家賃2ヶ月分のデポジットは銀行などのブロックアカウントに入れるため、少ないですが金利がつきます。

 

住居鑑定って何をするの?

住居鑑定とは、住居の備品や状態をチェックする作業です。フォーマットがありその場で作成することもあれば、後日書面を作成することもあります。

基本的には貸し主、借り主双方立ち会いのもと行いますが、さすがベルギー勝手に行われてしまうことがあります。

この場合、一番いいのは作成された書類を手に部屋の中で説明してもらうことです。そして明記されていない傷や汚れがあれば指摘するようにしましょう。この書類を元に退去時のペナルティを計算し、デポジットの返金額もしくは追加支払いが決定します。この時にトラブルにならないためにもきちんと内容を確認することが大事です。傷や汚れの場合、言葉だと誤解が生まれることもありますので、写真で証拠を残すと有効でしょう。

 

住居鑑定は目に見える状態を見ていきますが、暖房、換気扇、排水など使ってみないと分からないこともあります。

そのために鑑定から数週間の猶予が設けられていることが多いです。この間に見つけたダメージは免責となりますので、気をつけてチェックしてみてください。

備品の中で気をつけておきたいのが、照明器具の有無です。ベルギーでは照明器具が付いていない物件も多くあり、この場合自分でドリルで天井に穴をあけ取り付ける必要がありますが、これがなかなか大変です。明るい時間に内覧、住居鑑定を行う場合には気づかないことがありますので、確認ください。

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まとめ

住居鑑定時に忘れてはいけないのが光熱費のメーターチェックです。元栓を閉める文化がないため、いつからでも(契約前でも)使えるのは便利なのですが、前住人の退去後に工事など行っている場合にはメーターが動いていることがあります。

必ず全メーターの入居時の数字を確認しましょう。

また、ベルギーでは電気、ガス、水道のメーター検針は年に1度です。これだけでもびっくりなのですが、さらには地域・住居タイプによっては自分で検針を行います。

自分で検針し期日までに数値を連絡しなかった場合は、後日業者が検針に来ますが検針費用を請求される場合もあるので、しっかりと各メーターの場所を確認しましょう!

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