オーストリアで働くママはどうする?保育サービスあれこれ

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できれば子どもとは1日中一緒に過ごしたいと思うのが親心というものですが、仕事をしている人はそういうわけにもいきませんよね。産前産後休暇や育児休暇が明けたあと、共働きの家庭は、仕事中に子どもを預かってくれる場所を探さなくてはなりません。オーストリアには一体、どのような保育の施設やサービスがあるのでしょうか?今回はオーストリアの主要な保育のサービスをご紹介します。

 

Kinderkrippe, Krabbelstube(キンダークリッペ、クラーベルシュトゥーベ)

 

キンダークリッペ、またはクラーベルシュトゥーベは、3歳までの子どもを保育してくれる施設です。日本の保育園のようなものだと思えば良いでしょう。公立のものと私立のものがあります。

キンダークリッペ(クラーベルシュトゥーベ)は、単に子どもを預かってくれるだけの場所ではなく、保護者と密に連絡を取り合いながら、子どもの教育やしつけをしてくれる場所でもあります。

料金は、それぞれのキンダークリッペ(クラーベルシュトゥーベ)によって異なります。

両親の収入によって変わることもあります。また子どもがキンダークリッペ(クラーベルシュトゥーベ)で過ごす時間によっても変化します。

キンダークリッペ(クラーベルシュトゥーベ)の申し込みは保護者によって行われます。

申請に必要な書類

出生証明書(Geburtsurkunde(ゲブルツウアクンデ))

住民票(Meldezettel(メルデツェッテル))

・子どもの健康保険ナンバー(Sozialversicherungsnummer(ソチアールフェアジッフェルンクスヌンマー)

などです。

キンダークリッペ(クラーベルシュトゥーベ)は、基本時に両親ともが働いている子どものための保育施設です。両親のどちらかが仕事をしていない場合、長期休暇期間中である場合には申請しても通らないことがほとんどです。

働きだすときにキンダークリッペ(クラーベルシュトゥーベ)の空きがないと、働きだそうにも働きだせません。空きはあるのか、無いならばいつから空きがでるのかを事前に電話で確認し、空きがある場合申請はなるべく早く行うとよいでしょう。

 

Tagesmutter, Tagesvater(ターゲスムッター、ターゲスファーター)

 

ターゲスムッター、またはターゲスファーターはドイツ語で「日中の母親、日中の父親」の意味。その言葉が示すように、ターゲスムッター(ターゲスファーター)はその自宅で数人の子どもを、まるで自分の子どものようにお世話してくれます。

他の保育施設やサービスと違うところは、家庭の中で普通に生活するように子どもの面倒をみてくれるということ。

食事はターゲスムッター(ターゲスファーター)自らが料理してくれますし、子どもの最大数が5人程度と少ないことから、子ども同士本当の兄弟のように仲良くなれますし、またターゲスムッター(ターゲスファーター)の目もすべての子どもたちに行き届きます。

個人で働いているため、子どもを預かってくれる時間帯も、キンダークリッペやキンダーガルテンなどの保育園のような施設よりはフレキシブルです。

ウィーンに住んでいる人は、ウィーン市から補助を受けることができるため、ターゲスムッターの費用を全て支払う必要はありません。

ターゲスムッター(ターゲスファーター)の費用(住所がウィーン市内、子どもが0歳から6歳の場合)

週10時間まで 1か月120ユーロ
週16時間~20時間 無料
週21時間~26時間 1か月20ユーロ
週27時間~30時間 1か月33ユーロ
週31時間~35時間 1か月55ユーロ
週36時間~40時間 1か月85ユーロ
週40時間以上 週に1時間増えるごとに+10ユーロ

 

週10時間までが、週16時間以上よりも値段が高いのは、ウィーン市の補助が適用されるのが週16時間以上子どもを預ける場合だからです。

食事代は別にかかります。(1食3,5ユーロ程度)

ベビーシッターと異なり、特に預ける必要がない時でも子どものリズムを作るために定期的に子どもを通わせることを求めるターゲスムッター(ターゲスファーター)が多いことが特徴です

 

Leihoma, Leihopa(ライオマ、ライオパ)

 

ライオマライオパはドイツ語で「レンタルおばあちゃん、レンタルおじいちゃん」の意味です。大家族で子育てしていた昔と違い、オーストリアでも現在は核家族が増えてきています。若い学生のベビーシッターなどに子どもの面倒を見てもらうよりは、経験豊富なおじいちゃん、おばあちゃんに面倒を見てもらいたいと思っている人にお勧めです。

ライオマ、ライオパは、保護者と協力しながら子どもを家庭的なあたたかさで包んで育てる手伝いをしてくれます。

ついつい、本当のおじいちゃんおばあちゃんのような気がしてきて、甘えたいと思ってしまう人も多いようですが、ライオマ、ライオパは基本的に子どもの面倒を見てくれる人であり、家事を手伝ってくれる人ではないということを忘れないようにしましょう。

保育園やターゲスムッターなどと違い、ライオマ、ライオパは自宅を訪れてくれるという利点もあります。

ライオマ、ライオパの費用は、その人によって異なりますが10ユーロ前後であることが多いようです。

Babysitter(ベビーシッター)

 

定期的に子どもを保育園などに通わせる必要がなく、不定期に必要な時だけ子どもを預けて働きに出る必要がある人にお勧めなのがベビーシッターです。

費用はそのベビーシッターによって変わりますが、1時間10ユーロ前後であることが多いようです。

利点は、その対応がフレキシブルなこと。自宅で子どもを見ていてもらうこともできますし、人によっては自分の職場や公園など、希望の場所で見てくれる人もいます。

欠点は、大抵のベビーシッターの人は複数の家庭の子どもをシッティングしていることが多いので、早めに申し込んでおかないと必要な時間に予定が空いていないこと。また、個人での仕事なのでシッターが病気になってしまった場合などに、急きょキャンセルをされてしまうことがあります。そのほかにも信頼できるシッターを見つけるのが難しいという点もあります。

 

Kindergarten(キンダーガルテン)

 

キンダーガルテンは日本語で「幼稚園」を意味します。子どもの早期教育、また両親ともが働いている家庭のために、オーストリアの首都ウィーンには350の公立の幼稚園と約1,600の私立の幼稚園が存在します。

日本では幼稚園は3歳からですが、オーストリアの幼稚園には0歳からの赤ちゃんも通える小さな子どものグループが併設されているところがあります。

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