ウィーンからグラーツへ小旅行②

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前回の記事では、オーストリアの首都ウィーンからグラーツへの行き方と、グラーツの見どころをいくつかご紹介しました。今回も引き続き、オーストリア第二の都市、グラーツの魅力についてお伝えしていきたいと思います。

1. グラーツの見どころ

■州立武器博物館

中央広場からのびるヘレンガッセという通り上には、旅に必要な情報を集めることができるインフォメーションセンターがあります。

その隣にあるのが州立武器博物館(Landeszeughaus(ランデスツォイクハウス))です。ここは、かつてオーストリアで最も重要な武器庫だったそうです。館内には3万2千もの展示物があります。

Landeszeughaus

住所:Herrengasse 16  8010 Graz
電話: +43 316 8017 9810
開館時間: 3月26日~10月の火曜日から日曜日 10時~17時
11月~12月の火曜日から日曜日と祝日 11時~14時 ガイドツアーのみ

■ドイツ騎士団の中庭

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中央広場から細長くのびる、石畳のSporgasse(シュポーアガッセ)は、かわいいお店やアイス屋さんが立ち並ぶ、雰囲気のある小道。このシュポーアガッセとHofgasse(ホーフガッセ)がぶつかる角の所に、ドイツ騎士団の中庭はあります。中庭に敷き詰められた丸石は、ムーアノッケルと呼ばれる石。グラーツを流れる、ムーア川の水で削られて丸くなったものなのだそうです。

■二重らせん階段

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グラーツ旧市街のホーフガッセ上には、現在シュタイアーマルク州立政府の建物として利用されている、王宮があります。この王宮の最初の中庭を抜けた先には、とても印象的な設計の二重らせん階段があります。王宮の入り口が少しわかりにくいかもしれませんが、住所はHofgasse 15で、王宮の門のすぐ横の建物です。Doppelwendetreppe(二重らせん階段)と書いた矢印が建物に貼られているので、矢印に沿って進んでください。

■聖堂

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ホーフガッセに面して、皇帝フリードリッヒ3世が、王宮用の教会として作らせたグラーツの聖堂(Grazer Dom(グラーツァードーム))が堂々とそびえたっています。聖堂の南壁には、1480年にシュタイヤマルクを襲ったペストと、トルコ人の攻撃、そしてイナゴの大群という、シュタイヤマルクに訪れた3つの災厄を表現した「苦難の絵」があります。聖堂内部の美しい装飾やアーチの天井も必見です。

■霊廟

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グラーツの聖堂の隣には、マゾレウム(Mauzoleum)と呼ばれるハプスブルク家の霊廟があります。設計はイタリアの宮廷画家ジョバンニ・ピエトロ・デ・ポミスによるもので、皇帝フェルナンド2世の命で造られました。明るい色の丸天井の建物の外観は豪華でとても美しく、内部は天井が印象的です。

■王宮庭園と市立公園

王宮の門の隣には、市民の憩いの場である、大きな公園があります。公園内には、ウィーンで世界博覧会が行われた時に購入された噴水があります。一休みするためのベンチや、カフェハウスなどもあるので、のんびりと散歩したい時にお勧めです。

■グロッケンシュピール広場

グラーツ市のほぼ真ん中あたりにある、たくさんのレストランやバーが立ち並ぶメール広場(Mehlplatz(メールプラッツ))。その隣にあるグロッケンシュピール広場(Glockenspielplatz(グロッケンシュピールプラッツ))には、からくり時計があり、毎日11時、15時、18時の3回、鐘の音と共に民族衣装を着た木彫りの人形のダンスを見ることができます。もしも、この時間帯にこの広場を通りかかるのならば、是非足を止めてみてください。

■ムーア側遊歩道

グラーツを流れる、ムーア川。川沿いには、ムーア・プロメナード(Murpromenade)と呼ばれる遊歩道があります。かなり川に近い高さの遊歩道なので、大雨が降ると度々増水するため、雨が降っている時はお勧めできませんが、天気の良い日は絶好のお散歩スポットです。

■ムーアインゼル



グラーツの古い町並みに、ぴりっとアクセントを聞かせる、モダンなカフェ&劇場、ムーアインゼル(Murinsel)は、ニューヨークのヴィト・アコンチの設計で2003年に公開されました。夜はライトアップされて、水上に輝く貝のように見え、とても美しいです。

■クンストハウス グラーツ

旧市街から川を渡ってすぐの場所に、宇宙船のようなモダンな建物があります。これはクンストハウス(Kunsthaus)という芸術館で、建築家のピーター・クックとコリン・フルニエによる設計の建物です。広々とした館内では、モダンの絵画やオブジェなどを鑑賞することができます。

この芸術館に併設されているクンストカフェは、とてもおしゃれでいつも若者たちでにぎわっています。夏にはテラス席に座るのがお勧め。

また、クンストハウスのショップでは、かわいくて少しシャレのきいた、お土産にピッタリな一品を見つけることができます。でも、よく見ると日本製のものもあったりするので、お土産にする場合はよく確認してくださいね。

■エッゲンベルク城

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2010年にユネスコ世界遺産に登録された、エッゲンベルク城(Schloss Eggenburg)は、シュタイアマルクで最も重要な城と言って良いでしょう。エッゲンベルク城は、ヨハン・ウルリッヒ・エッゲンベルク公が1625年に建てさせたもので、宇宙をモチーフとしています。城の4つの塔は四季を、12の門は12か月を、各階にある31の部屋は1か月の日数を、24のホールは1日の時間を、ホールにある合計60の窓は秒を、建物全ての365の窓は1年の日数を象徴しています。城の中では、絵画やコインコレクションの常設展が見られますし、広大な庭も大変美しいです。

建物の内装も、息を飲むほど豪華で、特に最上階にあるPrunksaal(プルンクザール)の絵画と装飾は必見です。ガイドツアーでのみ見学が可能です。

また、エッゲンベルク城は秀吉時代の大阪城と、城下の様子を描いた貴重な金屏風を所蔵しています。この金屏風はジャパニーズキャビネットで見ることができます。

2. グラーツお勧めのお店

ホーフガッセ上にある、エーデッカー・タックス(Edegger-Tax)というパン屋さんは、かつて宮廷御用達だったパン屋さん。1569年創業という、歴史あるお店です。美しい装飾の施された木のファサードが目印です。お昼ご飯を軽く済ませたい場合は、ここでパンを買って近くの王宮庭園で休憩、なんていうのも素敵です。お土産にピッタリな焼き菓子なども手に入るので、是非訪れてみてください。

Hofbäckerei Edegger-Tax

住所:Hofgasse 6

8010 Graz

電話: +43 316 83 02 30-0

メール:service@hofbaeckerei.at

 

まとめ

いかがでしたか?グラーツを田舎の小都市だと思って訪れると、その街の美しさや見どころの多さにとても驚かされると思います。趣のある石畳の小道を辿りながら、ついついたくさん歩きたくなってしまう街なので、歩きやすい靴で訪れて下さいね。

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