バリ島のホテルは素敵なプール付きのホテルが多いですが、たまにはホテルを飛び出してローカルの人々に交じってひと泳ぎしてみてはいかがでしょうか?
今回は、地元のプールの中でもきれいなことで評判のクラマスパークをご紹介します。
ホテルのプールに飽きたら市民プールへ
ホテルのプールは洗練されたプールが多いものの、同じ風景に飽きてしまったり、人目が気になって泳ぐのが恥ずかしかったりということもあるでしょう。
そんなときには、バリ島にある地元のプールを訪れてみてはいかがでしょうか?市民や市営のプールは入場料が安く、庶民的な雰囲気が味わえる場所です。
バリ島には世界的にも有名なウォーターパークやプール併設のビーチクラブなどがありますが、地元のプールはウォーターパークよりは規模が小さいので、半日ほど楽しむのにぴったりの場所です。
デンパサールにあるティルタ・アユや、ウブドにあるタマン・レレンなどの市民プールも良いですが、地元の小学生や中学生が水泳の授業で使用している場合もあるので、今回は人も少なくてきれいだと評判のクラマスウォーターパークにお邪魔することにしました。
クラマスウォーターパークへの行き方
クラマスウォーターパークは、ギャニャールにあります。バリ・ズー(バリ動物園)からさらに北上した場所にあるクラマスウォーターパークですが、地元の人々にはクラマスパークと略して呼ばれています。
サヌールからバイパスでクラマスウォーターパークを目指すなら、バリ・サファリの手前にあるセルカット通りで左折しましょう。
しばらく進むとガガ通りとマルティ通りに道が分かれますが、マルティ通りに入って道なりに進みましょう。
急斜面を上手に利用して作られたクラマスウォーターパークは、かつては地元のゴミ捨て場所だったそうです。
しかし現在ではそんな過去の姿は跡形もなく、子どもも大人も楽しめる場所として親しまれています。
子どもから大人まで楽しめる
クラマスウォーターパークの入場料は、大人2万ルピア(約200円)子ども1万5千ルピア(約150円)です。
この入場料には、ロッカー使用料とシャワー使用料、そしてプールと滑り台の使用料が含まれています。
実はクラマスパークではプール施設のほかにも、フライング・フォックスと呼ばれるアスレチック施設やサバゲー、そしてATVと呼ばれる四輪バギーに乗ることもできます。
アクティビティが豊富に揃っているクラマスウォーターパークは、平日9時から19時まで営業していますから、家族で朝から晩まで過ごしても飽きることはありません。
しかし上記のアクティビティは一般入場料とは別料金になりますから、興味がある人は事前にチケット販売ブースで尋ねるようにしましょう。
チケット販売ブースで入場料を支払ったら、ロッカーの鍵をもらうことができますから、坂道を下って子ども用プールの傍にあるロッカーを目指しましょう。
人が少ないから思いっきり泳いでも大丈夫!
クラマスウォーターパークは、バリ島にある一般的なプールよりもきれいで、水質はよく管理されています。
ロッカーやシャワールームは経年劣化していますが、無料で使用できることを考えれば、大した問題ではないでしょう。
左手には子ども用の浅めのプールがあり、大きなスライダーがあるプールは小学生が入るのにぴったりなサイズです。
一方、スライダーのあるプールの左側に作られた遊具付きのプールは、水深の浅い幼児向けプールで、こじんまりとしていますが楽しく遊ぶことができるでしょう。
また、右手方向には大きな大人用プールがあり、思いっきり泳ぎたい人にはぴったりです。
クラマスウォーターパークは、込み合うということがまずありません。人がまったくいない訳ではありませんが、バリの人々は泳ぎにくるというよりも水遊びにくるか、インスタグラム用の写真を撮りに立ち寄るだけの人がほとんどです。
ですから、水深の深い大人用プールをほぼ独り占めすることができ、まるで自分専用のプールのように使用することも可能です。
軽食販売スペースでひと休み
ウォーターパークやテーマパークとは違って、市民プールではお弁当やスナックの持ち込みが黙認されています。
クラマスウォーターパークでも食べ物の持ち込みなどに関して規則は緩いようですが、園内で軽食が購入できるので、ゆっくりテーブル席に座って食事やひと休みしたいというのであれば、園内で食事をすることができるでしょう。
安く済ませたのであればカップラーメンも販売されていますし、高台にある軽食販売スペースではナシゴレンやミーゴレン、フライドポテトなどが販売されています。
いずれのメニューも2万ルピア(約200円)しませんから、いっぱい泳いで小腹が空いたときに利用するのにちょうど良いでしょう。
高台の軽食販売スペースで注文すれば、見晴らしの良い喫茶スペースで食事をすることができます。
また、クラマスウォーターパークではフリーWiFiにもアクセスできますが、通信速度は遅いため動画等を見るには適していません。
規模が小さいから小さなお子様連れでも安心
クラマスウォーターパークの敷地内は広々としていますが、プールの規模はそれほど広くないので、目が行き届きやすいでしょう。
さらに、利用者もそれほど多くないので、子どもの姿がどこにあるのかすぐに確認できます。
そのため、小さなお子様連れの人でも安心して利用することができるかもしれません。
しかしながら、クラマスウォーターパークではプールの監視員が常在していますが、清掃作業員としての仕事に忙しくて監視員の役割を果たしていない場合があります。
また、急斜面になっている場所や階段も多いため、たとえ子どもたちが安心して利用できるとはいえ、プールで遊ぶ子どもたちから目を離さないようにしましょう。
空いている時間帯は?
クラマスウォーターパークの空いている時間帯は、午前中の早い時間帯と午後からになります。
実は、泳ぎが苦手で寒がりの人が多いバリの人々。せっかくプールに遊びにきても、少しばかり水遊びをしてすぐに帰ってしまう人もたくさんいます。
都心部よりも少し気温が低いギャニャールに位置するクラマスウォーターパークでは、夕方4時も過ぎれば、帰り支度をする人々の姿を見掛けることができるでしょう。
もしも誰もいないプールで思いっきり遊びたいというのなら、夕方4時過ぎから出掛けてみても良いかもしれませんね。
<基本情報>
名称:クラマスウォーターパーク
住所:Jl.Maruti,Keramas,Blahbatuh,Gianyar
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