カナダへやってきて生活することは、毎日が新鮮で楽しいことがたくさん!ですが、新しい環境にやってくるということは日本の友達や家族とは離れてしまうということ。寂しい時もあるかもしれませんが、せっかくカナダにまっさらの状態で飛び込んだのです。新しい友だちをカナダでつくりたいですよね。今回は、カナダで友達をつくりたいけどなかなか勇気が出ないという方へぜひ知ってほしいことをお伝えします。
楽しみだけど、不安もたくさんある友達づくり
しかし、慣れない異国で現地の友達を作るとなるといつも通りにはいかないことばかり。英語で話すのも不安で、現地の人と会話が弾ませられるか心配になる。そんな心境になる方も多いかと思います。
実は筆者は人見知りで自分から友達をつくりに動けないタイプ。筆者も不安とともに友達づくりをしていましたが、だんだんとそんな不安はいらないんだ!と気が付きました。
ということで、カナダで友達をつくる時、知っておくとあなたの背中を押してくれる4つのことを紹介しようと思います!
①英語力を一番気にしているのは自分
カナダで誰かと話しているとき、どうしても気になってしまうのが自分の英語力。「変なこと言ってないかな?」「おかしなこと言ってるって思われていないかな?」「また間違ってしまった・・・。」そんな風にぐるぐると思いつめながら話していると気をつけて、頑張って話しているつもりが逆にどんどんたどたどしくなっていく英語。
筆者も同じような心境に陥り、ネイティブの中にひとり留学生として混じった教室の中で英語を使うことにだんだんと苦手意識が生まれていきました。クラスメイトとも上手に会話出来ているのか不安になっていき、「これじゃあ友達になんてなってくれないかも。」とネガティブ思考に。そんなある日、クラスを前にしたプレゼンで頭が真っ白に。その場はなんとか繋いだものの自信をすっかりなくしてしまいました。そのときクラスメイトが「緊張すると離せなくなるのは英語力とか関係ないんだよ。いつも私と話す時は普通に話せてるじゃない!プレゼンは私と一緒に練習しよう!」と声をかけてくれたのです。そして気がついたのは「英語を完璧に話せていなくても、意外と周りは気にしていないんだ。」ということ。英語がネイティブ並みであることがネイティブと友達になる条件では決してないのです。
②実は普通にしてるだけで信頼を得ているかも
やっぱり誰でも友達になるのであれば誠実な人がいいなと思うはず。それはカナダの人も同じなのです。
カナダで生活しているとはいっても日本での習慣はなかなか抜けません。特に日本では常識だと思っていたこと。例えば、待ち合わせには時間通りに・自分の責任のあることはしっかりやる・お礼を言う・・・などごく普通のことだと思ってやっていたことが知らぬ間に評価されるということがあるかもしれません。もちろんカナダの人もそのようなことは守りますが、やっぱり日本人の徹底さはそれを上回るのだそうです。何気なくしている気遣いなどを、必ず見ていて評価してくれる人がいます。そんな人たちには信頼を置かれているのです。信頼を置かれていると思えば会話をするのも気が楽になりますし、こちらも信頼していろいろな話をすることができますよ!自分だけ留学生だし、英語が上手ではないし、卑屈にならずに自信を持ってくださいね。
③美味しいものはどの国でも人と人を繋ぐ
友達と遊びに行くとなるとやはり定番なのがご飯。やっぱりこれはどの国も変わらないようで他の国からの留学生、現地のネイティブ、誰でも大抵はやはりご飯を一緒に食べに行くことになりますね。
学校にも慣れ、クラスメイトと一緒にご飯に行く機会もでてきた頃「慣れ親しんだ友達とご飯に行くのはいいけど、そうじゃない新しい友達とご飯を食べながら会話を弾ませたりなんてできるかな!?」なんて心配しすぎていました。でも、そんな心配は全く不要です!自分の話題の少なさが不安でも、一緒に美味しいご飯を食べるとそんな些細なことは気にならなくなっているもの。結局ご飯を食べながら、ご飯を食べてからも「これ美味しいよ!」なんて些細なことから学校についてなどの共通の話題まで話がはずみました。帰り道、友達と別れた後に「美味しいものを一緒に食べるのは万国共通で人と人を繋ぐんだな。」と気が付き、それ以降友達とご飯を食べに遊びに行くのがさらに楽しめるようになりました。一緒に来てくれる友達もきっと心からあなたと遊ぶのを楽しんでいますよ!
④ちょっとズレても、会話はそのままで平気
ESLにて英語を勉強していたときに先生が教えてくれたことが目からうろこでした。日本での会話って一定のリズム感を無意識に保とうとする傾向にあるんだそうです。対してカナダを含めたほとんどの欧米諸国ではそれぞれの発言の勢いによっては前の発言にかぶせるように食い気味になったり、逆に間があくことがあったりします。それぞれの国によってどちらの会話のタイプになるのか違うそうなのですが、異なる会話タイプの言語を使うときにはこの会話のリズム感の違いが無意識にストレスになるのだそうです。英語を使って話しているとき、ちゃんと会話は成立していて特におかしい点もないのになんとなく違和感を感じることはありませんか?その原因の一つはこの会話タイプによるもの。
クラスメイトや友達と話していて「何か話すスピードも違うからみんなの会話からズレてないかな?」とふと感じることがありましたが、そんなときはESLの先生が教えてくれたことを思い出します。後々に分かったのですが、やはり会話の流れに違和感を感じていたのは筆者だけだったようです。もし、そのように感じることがあっても気にしないで大丈夫ですよ。
大丈夫だと知っているだけで一歩進む勇気が出る!
いかがだったでしょうか。筆者自身も友達づくりに自信が持てないタイプだったので、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
カナダという新しい環境ではありますが、だからといって緊張しなくても大丈夫です。
自然体でいれば何かきっかけをつかめる時がきっとやってきますよ。カナダで新しい友達をつくってどんどんカナダを楽しんでいきましょう!
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