大阪のおすすめ丼:坂町の天丼・味蕾・ペリーのいくら丼

大阪

今回は、観光客にも地元の人にも大人気の、大阪の丼のお店を集めました。

天丼、いくら丼、かつ丼とみんな大好きな丼メニューをご紹介します。

坂町の天丼

まずは、千日前にある老舗の天丼屋さん、坂町の天丼

法善寺横丁を東に抜けた先にあります。

カウンターのみ6席ほどの本当に小さなお店です。

メニューはいたってシンプル。天丼(650円)、限定10食のかきあげ丼(600円)、それに赤だし(50円)のみ。価格は少し上がったものの、このスタイルは30年以上も前から引き継がれているのだとか。赤だしをつけても700円で天丼が食べられるとは、このご時世では貴重な存在です。

 

天丼と赤だしをお願いしました。

揚げ油に浸かったジュワっという音が聞こえます。

具材は海老2本と海苔のみととてもシンプル。女性にはちょうどよいボリュームのごはんに、タレがたっぷりかかっています。ほんのり甘めのタレで、このタレに人気の秘密が隠されていそうです。ごはんが進みます。

 

海老は大振りではないものの、とても柔らかいエビです。サクッとした衣の食感もいい感じです。赤だしは、山椒がピリッと効いていて、ダシの風味も豊か。どちらも美味しくいただきました。

 

帰りに店頭に出ていた天かす(50円)をいただいて帰りました。天ぷら屋さんの天かす、美味しいんですよね。

 

坂町の天丼

大阪市中央区千日前1丁目8-16

06-6213-3607

 

味蕾

次は、加古川で生まれた変わりかつ丼が食べられる味蕾(みらい)です。四ツ橋本町の信濃橋近くにあります。

看板メニューは、かつめし。とんかつを卵とじにせずにご飯の上にのせて、甘辛のタレをかけたものがかつめし。

 

かつめしハーフ(700円)とサラダ(100円)を注文しました。温泉卵と味噌汁がついてきます。

まずはサラダの大きいこと。丼と同じぐらいのボウルに入っています。キャベツの細切りに、ノンオイルのようなあっさり和風ドレッシングがかかり、紅しょうががアクセントになっています。さっぱりとしていて、生野菜が苦手な人でも食べやすいサラダです。

 

かつめしのかつも、食べやすいように細くカットしてあります。カリっとした厚めの衣の歯ごたえがいいですね。豚肉は肩ロースでしょうか。弾力と適度な脂身のある美味しいお肉です。添えられた錦糸卵と一緒に半分ほど食べたら、残りに付きだしの温泉卵をのせて平らげます。違った味わいを楽しめました。

 

卵でとじていない分、衣のさっくり感が十分に楽しめる丼です。

12時になると近所の会社員がひっきりなしに訪れていました。ランチタイムには、かつめし以外にも、蒸し鶏定食(800円)豚バラかつめし(800円)など、美味しそうなメニューがたくさん。

 

大阪で食べられるお店は少ないかつめし。一度食べるとやみつきになりますよ。

 

味蕾

大阪市西区西本町1-2-1

06-6535-4600

 

ペリーのいくら丼

最後はその名の通り、いくら丼で有名になったペリーのいくら丼長堀橋と日本橋のちょうど中間あたりにあります。ビルの奥にあって少しわかりにくいのですが、堺筋沿いに出ている、いくら色の大きな看板が目印です。

 

開店は12時。11:40に到着しましたが、すでに7名ほど先客がいます。席数は9席のようなので、一陣で入店できそうな雰囲気です。12時少し前に開店となり、ぎりぎり入店できました。

基本はいくら丼(なんと680円)大盛り(880円)にしたり、いくらをダブル(1180円)にしたり、北海道産のホタテ(200円)を追加したりと、お好みにカスタマイズができます。

大将が順番にオーダーを聞いていきます。

 

うにいくら丼(1480円)とかに汁(200円)をお願いしました。

さらにごはんの量はどうするか、また、いくらはプチプチの固めタイプと、柔らかく脂分の多いタイプがあるらしく、大将が一人一人尋ねてメモしていきます。大将が真剣な表情で盛り付けていきます。手際よくとてもキレイな盛り付けです。いよいよ私の番、感動の一瞬がやってきました。

キレイな色のいくらですよね。ぷちぷちタイプでお願いしたのですが、ほどよい塩味で磯の香りたっぷり。本当にぷちぷちっと音が聞こえて来そうで、一粒一粒味わうことができました。

この季節のウニは青森産。大将が「たっぷりかけて」という甘ダレをかけていただきます。とても甘いウニです。

 

かに汁は、かにの脚に大根、薄揚げが入っています。かに脚にかぶりついて、淡泊な身にありつきます。エキスのたっぷりしみ込んだ出汁です。

 

全員の丼を作り終えると、大将も一息。店内のテレビを見て客を巻き込み談笑。美味しくてほっこりできるひとときでした。

 

ペリーのいくら丼

大阪市中央区東心斎橋2丁目2-7

06-6211-1123

 

 

いずれのお店も評判にたがわず、納得の丼を出してくれます。どの丼もボリューム満点で心身ともにパワーチャージできる一品。今日のランチに丼物はいかがですか?

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