フランスパリの美味しいお土産紹介:紅茶とクッキー マリアージュフレールやプラールおばさんのクッキー

フランス

「パリを旅行で訪れたなら、どんなお土産を買って帰ったらいいのか?」と悩む人も多いでしょう。

美食大国のフランスには美味しいものが溢れています。パリ土産を購入したいと思っている方に、参考になるような手軽にデパートやスーパーで買える美味しいお土産をご紹介

まず、第1回目はフランスの紅茶とクッキーを見ていくことにしましょう。

紅茶

一般的にあまり知られていませんが、フランスは紅茶が有名な国。その歴史は長く、17世紀にさかのぼります。

イギリスの紅茶とは少し違った風味のフランスの紅茶は、独自の発展をしていきました。

いくつかの有名なフランスの紅茶ブランドをご紹介してみたいと思います。

マリアージュフレール/Mariage frère

17世紀にマリアージュ家の兄弟により設立されたマリアージュフレールは、パリを代表する紅茶の老舗ブランドです。

「フランス流紅茶芸術」と呼ばれ、フランス独自の紅茶の伝統を確立しました。実際に店舗に併設されているサロンドテに訪れるとわかるのですが、フランスらしい優雅な紅茶の伝統文化を体験することができます。

マリアージュフレールでは世界各地から紅茶やお茶を輸入していますが、オススメしたいのはブレンドティー

マルコポーロと呼ばれる同ブランドを代表するブレンドティーは、まろやかな甘みの中にスパイスの香りが微かに感じらるお味です。

筆者が初めてこのマルコポーロを飲んだ時は、あまりの美味しさに感動しました。この紅茶をいただいたことがフランスの紅茶にのめり込むきっかけとなったほどです。

ダーマンフレール/Damman frère

フランスのもう一つの紅茶の老舗ブランドといえばダーマンフレールです。日本ではあまり聞き慣れない名前のブランドですが、17世紀の終わりにルイ14世の統治下で紅茶の独占販売を行っていたというほど、歴史のある紅茶ブランドなのです。

以前は、カフェなどに紅茶を卸すだけの販売スタイルでしたが、近年パリでは直営店やデパートなどで同ブランドの紅茶を購入することができるようになりました。

ダーマンフレールはマリアージュフレールのマルコポーロのように、代表するブレンドティーはありませんが、かなりの種類が多いのが印象的です。

筆者は白茶のブレンドティーパッションドフルール/Passion de fleursがお好み。バラやフルーツの甘い香りの中に、白茶の深みのある味が印象的です。優雅な気分に浸れるので、非日常を演出したい時などに、オススメしたい紅茶です。

また近年ダーマンフレールでは、ハーブティーにも力を入れています。こちらもお土産にはオススメですよ。

クスミティー/Kusmitea

ロシア革命の際にパリに亡命をしたパヴェル・ミハイロヴィッチ・クスミチョフが1867年にクスミティーをオープンしました。

クスミティーはロシアの紅茶がメインのブレンディーとして販売されています。筆者のオススメはアナスタシア/Annastasia

いかにもロシアっぽい名前の紅茶です。ベルガモットに、レモンやオレンジの香りがする爽やかで飲みやすいお味。飽きがこない味なので、日常的に飲みたくなる紅茶です。

近年はクスミティもハーブティーに力を入れています。特に人気はデトックスティー。日本の有名人たちも愛用していると聞くほどです。実際、デトックスといえば、漢方のように飲みにくいものをイメージしますが、このハーブティーは美味しさのあるお茶です。お土産にも贈りやすいのではないかと思います。

ル・パレデテ/ Le Palais des Thés

1987年に紅茶の愛好家たちによって立ち上げられたル・パレデテは最も勢いのある紅茶ブランドの一つ

近年デパートでも大々的な売り場で展開され、地方にも直営店ができるほどです。その人気の理由はル・パレデテは品質管理を徹底的にこだわっているから。質のいい紅茶を比較的手頃に飲むことができるのです。

筆者のオススメはジャルダン・デ・ソンジュ/Jardin des songesというハーブティー。ハーブの美味しさがいっぱい詰まっています。夜にゆったりとしたい時なんかに飲むお茶です。

 

クッキー

紅茶のお供といえばクッキーです。フランスでは子供の頃から親しまれているお菓子の一つです。

パッケージも特有で可愛らしいものが多いので、お土産にはぴったりなのではないかと思います。

サンミッシェル/St Michel

フランスの老舗クッキーメーカーといえば、サンミッシェル。どの世代のフランス人にも愛されているクッキーです。

フランスの西部の街、サンミッシェルシェフシェフという小さな街で作られています。

フランス全土のスーパーで販売されているメーカーですが、フランス産の小麦粉で作るというこだわりがあります。

お味はフランスのクッキーらしくバターたっぷりですが、毎日食べても飽きない素朴な味わいが特徴です。筆者は個人的にはゲランドの塩を使ったクッキーがオススメです。甘さと塩っけが程よいクッキーで、こちらはお土産にも随分喜ばれました。

プラールおばさんのクッキー/La Mère Poulard

フランスのもう一つの老舗クッキーメーカーは、モンサンミッシェルのプラールおばさんのクッキーです。

こちらはレトロな缶が特徴的で、お土産にぴったり。

お味は、これまたバターたっぷりの風味です。キャラメル味やレモン味など様々なお味のクッキーが充実しています。

個人的にはキャラメル味がオススメです。程よいキャラメルの風味が美味でした。

 

最後に

紅茶やクッキーは以前ご紹介したデパート、ギャラリーラファイエットやボンマルシェで購入することができます。

また一部のクッキーはスーパーで販売されているので、ぜひチェックしてみてください。

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