ウィーン1区のお勧めカフェ~秘密の隠れ家風のカフェ~

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ウィーンの中心地1区には、伝統的で魅力的なカフェハウスが数多くあります。なんと、ウィーンのカフェ文化は、ユネスコの無形文化遺産されているほどなんですよ。それぞれのカフェハウスが、それぞれのキャラクターを持っていますが、今回はちょっぴり秘密の隠れ家風の雰囲気を持った、Café Hawellka(カフェ ハヴェルカ)と、Café Diglas(カフェ ディグラス)という2件のカフェハウスをご紹介したいと思います。

1.Café Hawellka(カフェ ハヴェルカ)

ウィーン1区にある、ウィーンのシンボル、ステファン寺院から北西に延びる、Graben(グラーベン)という道を下り、2本目の小道Drotheergasse(ドロテーアガッセ)を左に曲がったところにあるカフェ ハヴェルカは、個性的なカフェハウスが多いウィーンの中でも、一層特別な雰囲気を持つカフェハウスです。

カフェ ハヴェルカがオープンしたのは1939年。戦争が始まって、オーナーのハヴェルカさんが戦争に行っている間は休業していましたが、終戦の1945年、カフェは再びオープンされました。1955年以降、ハヴェルカは多くの小説家や評論家、また芸術家たちのたまり場となりました。

夏季の天気の良い日には、店の前にテラス席が出ていて、とても開放的な雰囲気です。でも、もしもハヴェルカを訪れるのが初めてなのであれば、是非カフェの中に入ってみることをお勧めします。

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中は少し薄暗く、独特な雰囲気。壁には美術館やコンサートのポスターが無造作にベタベタと張られています。椅子やテーブル、調度品などはとても年季が入っているように見えます。それもそのはず、内装は創業当時のままなのだそうです。

座ってみてちょっとびっくりするかもしれないのですが、このハヴェルカにはメニューがありません。もしもドイツ語が話せないのに、メニューも何もなければ焦ってしまいますよね。でも、大丈夫。店内にある大きな黒板に、ある程度のメニューと値段が手書きで書いてあります。

軽食のようなものがあるか、尋ねてみたところ、Gemüsestrudel(ゲミューゼシュトゥルーデル( 野菜のパイ包み))というお料理と、ウィーンの伝統的なビーフシチューのようなお料理、Gulasch(グーラシュ)が出てきました。

ゲミューゼシュトゥルーデルは、ほっこりと優しい味、グーラシュはスパイスがきいていて、少し辛めの味付けでした。隣の席では、ソーセージを食べている人も見かけましたので、その日によってメニューは違うようですが、軽食も充実していると言えるでしょう。

ケーキも数種類あるようです。こちらは、ウィーンに来たら一度は食べておきたいチョコレートケーキ、Sachertorte(ザッハートルテ)。クリームもエクストラで付けてみました。

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そしてこちらが、ウィーンでは大変有名なお菓子、Appfelstrudel(アプフェルシュトゥルーデル)です。

しかし、このお店で特に有名なのはブフテルン(Buchteln)という素朴な味のケーキのようなお菓子です。このブフテルンは、お店を創ったレオポルド・ハヴェルカの奥さんであるジョセフィーネさんが、彼女の義理の母親から教わったレシピで焼いていたものです。このブフテルンを目当てに、たくさんの人たちがカフェを訪れました。ブフテルンのレシピは現在孫のアミールさんとミヒャエルさんに受け継がれて、今でもハヴェルカの人気メニューの一つになっています。訪れた際には、是非注文してみてくださいね。

Café Hawellka

住所: Dorotheergasse 6, 1010 Wien

電話: +43 1 5128230

営業時間: 月曜日から水曜日 8:00から0:00 木曜日から土曜日 8:00から1:00

日曜日 10:00から0:00

アクセス: Stephansplatzから徒歩2分

 

 2.Café Diglas am Fleischmarkt (カフェ ディグラス アム フライシュマルクト)

若者向けのバーや、魅力的なアイス屋さんがたくさん立ち並ぶ、ウィーン1区のSchwedenplatz(シュベーデンプラッツ)。地下鉄のシュベーデンプラッツ駅を下車して、Rotenturmstraße(ローテントゥルムシュトラーセ)という、にぎやかな大通りを街の中心に向かって進み、3本目の小道を左に曲がると、目の前に華麗な装飾で赤い壁を持つ教会が見えてきます。

この教会の向かいにある、小さなお店が、今回ご紹介するカフェ ディグラスです。

ディグラスのカフェやレストランはウィーン内に4件あります。

カフェの名前となっているディグラスというのは、創業者の名前です。

ディグラスファミリーは、1875年からウィーン内でレストラン営業を展開していました。今でも営業している、ウィーン18区にある店舗では、なんと1888年に、皇帝のフランツ・ヨーゼフがお客さんとしてやってきて、おやつを食べたこともあるそうです。歴史あるカフェなんですね。

現在、一番観光客が訪れやすい場所にあるディグラスは、街の中心ステファン寺院の裏にある通り、Wollzeile(ヴォルツァイレ)に1923年にオープンされた店舗。

こちらのカフェは、多くの政治家や芸術家たちの集まる場所となりました。天気の良い日にはテラス席も出ますし、お昼のランチメニューも人気。夜にはピアノの生演奏もあるこのお店は、今でもたくさんの人でにぎわっています。

しかし、今回この記事でご紹介するのは1999年、フライシュマルクとという場所にオープンしたカフェ ディグラスです。こちらの店舗はディグラスの常連からは「小さなディグラス」と呼ばれ、愛されています。

「小さなディグラス」と名前が付けられたように、お店はあまり大きくありません。お店に入ると、魅力的なケーキが並ぶショーケースがある小さな部屋があり、そこを通り抜けると、さらにもう一部屋の小さな部屋があります。

このお店の魅力は、なんといってもそのインテリアの可愛らしさなのではないでしょうか。

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それぞれのテーブルごとに、懐かしの黒電話が置かれていたり、英字新聞のシェードのおしゃれなランプが立っていたり、壁際に色とりどりのコーヒーカップでできたライトが光っていたりと、センスの良いデコレーションが、きっとあなたの目を楽しませてくれるはずです。

それでいて、ごちゃごちゃしすぎていないので、なぜだか自宅にいるようなくつろいだ気分になれる、とても素敵な空間なのです。

このカフェのケーキは甘すぎず、どちらかといえばさっぱりしたした味わいで食べやすいものが多いです。

お菓子だけでなく、軽食もあるので、街歩きで疲れて、ちょっと小腹を満たしたい時など、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

Café Diglas am Fleischmarkt

住所: Fleischmarkt 16, 1010 Wien

電話: +43 1 512576535

営業時間: 月曜日から土曜日 8:00から19:00 日曜日 10:00から19:0:0

アクセス:Schwedenplatzから徒歩2分

まとめ

 

いかがでしたか?ウィーンに数多くあるカフェハウスの中でも、特別な雰囲気を持つ2件の隠れ家風カフェハウス。訪れればウィーンのカフェ文化の奥深さに、きっと魅了されのではないかと思います。ぜひ、いろいろなカフェハウスの魅力を楽しんでみてくださいね。

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コメントはまだありません。

  • 素敵なカフェの情報をありがとうございます。
    現在ドイツ人夫とドイツ在住なのですが、夏にウィーンに引っ越す可能性があり、近々ウィーンに遊びに行く予定です。
    こちらで紹介されているカフェに行ってみようかと考えています。他にも現地の貴重な情報を掲載されているので、ありがたく拝見しています。

    そこで、大変厚かましいのは承知なのですがウィーンの地区で住むにはどこがオススメなのかお教えいただけないしょうか。とは言え人それぞれ状況や条件が違うので一概に何かを言うことを難しいとは思うのですが…簡単で結構ですのでウィーンで一般的に言われていることなど些細なことでもお教えいただければ幸いでございます。よろしくお願いします。

    もちろん、こちらの一方的な要望なのでお忙しい場合やご都合が合わない際にはご放念ください。

  • はじめまして、タビさん
    コメントいただきありがとうございます!

    ウィーンでは、住むならば一般的に1区から9区が便利だと言われています。(数字の少ない区の方が、中心地に近いです)
    1区は最も家賃が高いですが、歴史的な建造物に囲まれて暮らすことになるので、海外に住む実感が湧くでしょう。
    2区は、街の各地へのアクセスは良いですが、Prater駅の近くは少し治安が悪いこともあります。
    また、空き巣の発生件数も少しだけ高い区です。
    3区と4区はとても人気のある区です。便利ですし、治安も良いです。
    5区は、少しだけ家賃が安い区ですが、エレガントさは他の区に比べると少し劣るでしょう。
    でも、アクセスは良いので家賃の安さを優先するならばねらい目の区です。
    6区と7区は、ショッピングストリートや、おしゃれなカフェやレストランが多く集まる、若者に人気の区。
    8区は、市庁舎よりの地域はおしゃれなショップや美しい建物が多いお勧めの地区ですが、地下鉄6号線の方に近づくと少しガラが悪くなる雰囲気があります。
    9区は、エレガントで美しい区ですが、家賃は若干高めです。

    ●1から9区以外
    10区、15区、16区は家賃は安いですが、少し治安が悪いことがあるので、必ず周辺の環境を見てから家を決めるようにしてください。
    11区、12区は街から外れています。あまり何もない場所です。
    13区はユネスコ文化遺産があるシェーンブルン宮殿の近く。自然が溢れる閑静な場所でお金持ちの人たちが住む場所です。街からは少し遠いです。
    14,17,18、19区はお金持ちの方が多く住む区です。自然が多い場所です。街へのアクセスは少し面倒な場所もあります。

    20区は移民の多い区ですが、アウガルテンという大きなお庭やドナウ運河がありますし、庶民的なお店も集まっており、住みやすいです。
    21区は、少し街から外れます。雑多なイメージがある区です。
    22区は、ドナウ川沿いで美しい区です。街から15分ほど地下鉄に乗る必要がありますが、大変人気です。家賃は高めですが、新しく住みやすい建物が多いです。日本人学校が近くにあるためか、日本人も好んで住む区です。
    23区は、ほとんど郊外といった雰囲気の区です。治安はよいですが、街からのアクセスは少し面倒かもしれません。

    ご参考になりますと幸いです。

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