谷町四丁目界隈には、まだまだ人気のカレー店があります。
今回は、谷町四丁目界隈のカレーゾーン「裏谷四」の第3弾です。
絶カリー倶楽部さんは、谷町三丁目の交差点を西に向かい、二つめの信号を渡った左手角。存在感のある大きな赤い看板が目印です。地階に下りる階段を使います。
初めての場合、こちらで写真メニューを見てから、階段を下りるのがベストです。店内にはメニュー写真がありません。
15席ほどの小さなお店です。カウンターがメインですが、テーブルもありました。男性スタッフで切り盛りされているようです。
こちらは、メニュー名が個性的です。「PとPとOのビーフカリー」、「リノ?カリー」、「絶カリー・ジョーカー」・・・・。これはスタッフに聞かなければ想像が困難ですね。
ハーフ&ハーフのレディースサイズ(730円)をオーダーしました。ハーフ&ハーフは、和風キーマとオリジナルの2種あいがけ。オリジナルは辛口と中辛から、中辛にしてみました。
海苔とトマトケチャップのようなものがのっています。和風キーマのひき肉は甘辛のそぼろ風。
甘いそぼろご飯のようですが、これはこれで美味しい。オリジナルの方はマイルドかつスパイシーなルーでした。テーブルのスパイスで辛さを調節します。玉ねぎのピクルスがよく合います。
小さな店内が、団体客で満席になっていました。
お値段も手ごろで、インパクトのある面白いカレーショップでした。
絶カリー倶楽部
大阪市中央区内本町2-2-14
06-6948-6012
ダールさんは、絶さんのある交差点を右折するとすぐ右手にあります。ターバンを巻いた目をひく看板が目印です。
店内はカウンターのみ。U字の大きなカウンターです。
カレーのメニューはビーフカレーをはじめ、コロッケ、ヒレカツ、ミックスフライ、牡蠣フライ、茄子ミンチなど。生卵のトッピングもできます。ルーの辛さは、マイルド、辛口の2種類から選びます。
茄子ミンチカレーをマイルド(700円)でお願いしました。
昔ながらの欧風カレーです。はじめは抑え気味な辛さも、食べているうちにじわじわと高まってきます。トッピングに揚げ物が多いことに納得です。揚げ物と合うルーではないでしょうか。
カウンターには、3種(キャベツ、きゅうり、福神漬)がセットしてあり、自由にいただけるのが嬉しいサービスです。
そして、もう1嬉しいサービスが。
入り口付近にはコーヒーサーバーがあり、食後に無料でいただけます。
泡立ちコーヒーは香りもよく、美味しくいただきました。
12時になるとやはり、近隣の会社員が大勢訪れていました。
地元で愛されている様子が見てとれました。
ダール
大阪市中央区徳井町1-4-13
06-6943-4472
ゼロワンカレーさんは、南インドのカレーを出されることで人気のお店です。飲食店がたくさん入った本町通りのダイアパレスビル本町の地下にあります。
もとは南森町で間借り営業されていた店主さんが、自店をオープンされて以来。某グルメランキングでも、界隈で1位を獲得されている実力派です。
店内はカウンター8席、2人がけテーブルが2つの合計12席という小さなお店。雑貨や壁のペインティングがアーティスティックです。
メニューは、主に2種類のカレーとあいがけの3種類。いずれにも南インド料理のおかずがついて、プレートに盛られます。
あいがけ定食(1200円)をいただきます。
この日のメニュー
豚肩ロースのマサラ
お魚のカレー
ムング豆のカレー(おかず)
大根の漬け物
トマトとオクラの和え物
バナナとネーブルのチャツネ
鳴門金時としめじのココナッツ煮
これをお好みに混ぜ混ぜしていただきます。
カレーはいずれもフレッシュなスパイス感がありますが、マイルドなお味。具材がゴロゴロと入っており、贅沢です。おかずはそれぞれ塩味・甘味・酸味がほどよくミックスされ、カレーのスパイス感とよく合います。
ルーだけの欧風カレー店とはまた違い、野菜がたっぷりヘルシーですね。
美味しくいただきました。
南インド料理を謳うお店ではありますが、難しく考えず気軽に楽しんでほしい、というのが店主さんのご意向のようです。
ゼロワンカレー
大阪市中央区内本町2-3-8 地下1階
080-5277-1788
南インド料理の次はネパール料理です。
ダルバート食堂さんは、谷町四丁目から少し南にあります。
ビルの1階にある10席ほどの小さなお店です。店主さんがお一人で切り盛りされていました。
メニューはその日のカレー2種から選び、そこにやはり数種類のおかずが付いてくるゼロワンカレーさんと同じスタイルと思いきや、少し違いました。
豚肩ロースのカレー定食(1000円)をいただきます。
右に小さなカレーがありますが、これはお豆のカレー(兼スープ)。店主さんのご説明では、このお豆のカレーをごはんにまず混ぜる。その後に、カレーや好きなおかずを混ぜ混ぜして召し上がれとのこと。
やはり野菜たっぷりのおかずはカレーに合います。大根のお漬け物や、みじん切りピクルスなどは、カレーなしでもごはんが進みます。
カレーの豚肉は一口サイズではありませんが、柔らかく煮込んであるので歯で切れて食べやすいです。カレーのスパイスは、あまり食べたことのない上品な香りで、爽やかさが感じられます。
店名の「ダルバート」とは、ダル=豆スープ、バート=米飯から「ネパールの定食」を意味するそう。
あまり馴染みのないネパール文化に触れることができました。
ダルバート食堂
大阪市中央区内久宝寺町3-3-16
06-6770-5726
続々と新店が登場する「裏谷四」。ますます目が離せませんね。
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