今回は、アムステルダムの中心街のお土産屋さんではどこでも扱われているような、定番のお土産物の中から選りすぐりの5品をご紹介いたします! お土産は食べ物や飲み物がはずれがないけれど、形に残るアイテムが欲しいときもありますよね。自分や家族、友人へのちょっとしたお土産にぴったりの品から、ちょっと変わった個性的な商品まで、いろいろな選択肢がありますが、今回は筆者のおすすめ5種類をお届けします。アムステルダムのお土産物売り場で、ぜひチェックしてみてください。
1)木靴グッズ
オランダの工芸品といえば、「木靴」が思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。伝統的な製法で木材を上手くくり抜いて作った木靴は素朴で、いかにもオランダらしい印象ですよね。実際に履ける本格派の木靴も販売されていますが、アムステルダム市内では、手工品ではない安価なもので30ユーロ程度の木靴が販売されていました。ぬかるんだ湿地を歩くのにちょうど良いそうですが、日本ではあまり使い道がないかもしれません。でも心配ご不用! オランダの観光地では、布製の部屋履き用の木靴型スリッパや木靴モチーフのアイテムなど、いろいろな「木靴関連グッズ」がお土産として販売されているんです。
私がおすすめしたいのは、ミニチュアの木靴キーホルダー。1つ1.5ユーロから販売されています。3センチメートルほどのコロンとした木靴は素朴で可愛らしく、オランダらしい雰囲気を漂わせています。からばらず軽量で、色もさまざざまなので、女の子向けのちょっとしたお土産にちょうどよさそうです。
2)ミッフィーグッズ
日本でも大人気のディック・ブルーナさんのキャラクター「ミッフィー」のオフィシャルグッズは、どれも色遣いやデザインが優れていて、魅力たっぷりです。
オランダ語で「おやすみなさい」という意味の「Welterusten」というタイトルのミッフィーの顔型絵本は、子ども向けなのですが、手のひらに乗るサイズとデザインが非常にかわいらしいので、子ども向けの絵本なので、書かれているオランダ語はごくシンプルな内容。この絵本を通して、オランダ語の単語をいくつか覚えてみるのも楽しそうです♪ なお、この絵本はアムステルダム中央駅の本屋さんでも取り扱われており、ほかにもいくつかシリーズがあります。
ディック・ブルーナさんのアトリエが保存されているユトレヒト・セントラル・ミュージアムのショップには、ミッフィーグッズがたくさん取り揃えられています。日本とオランダ国旗を抱えたミッフィーのグッズまで見かけました。お皿などの実用的なアイテムもどれもデザインが良質で、ミッフィー好きな方にはたまらない品揃え。お気に入りが見つかりそうです。
アムステルダムのダム広場にあるデルフト焼を多数取り扱っているお土産ショップでは、デルフト焼のミッフィー像も売られていました。こちらもシンプルな白と青の色遣いがミッフィーの洗練されたキャラクターデザインと相まって素敵です。
3)チューリップ関連グッズ
オランダといえば忘れてはならないのが「チューリップ」。春になると、街のいたる場所にチューリップを始めとする花が咲き乱れ、モノトーンの秋冬シーズンとは大きく違った景観を見せてくれます。
アムステルダムの「花市場」ではありとあらゆる球根が1個ずつから販売されています。また、チューリップの球根の詰め合わせには、画家レンブラントをイメージした色や柄のチューリップの球根詰め合わせや、赤白青のオランダの国旗の色など、さまざまなテーマがあります。
その他、チューリップ畑や風車の景色がプリントされたカラフルなポストカードやカレンダーもあらゆる場所で見つけられます。木製のチューリップの花を象った置物は、花瓶に挿して飾れます。素朴でかわいらしいアイテムです。
また、チューリップを一輪ずつ挿すのにぴったりの、ちょっと不思議な形のデルフト焼きの花瓶はいかがでしょうか。タコのような特徴的なデザインをしていて目を引くこちらの花瓶、オランダ国内ではレストランなどの店内によく飾られているものなので、気に入ったらお土産物屋さんで記念に買って帰るのはいかがでしょうか。
4)自転車グッズ
オランダの都市を歩いていると、まず目につくのが自転車で走る人の多さ。街中のいたるところに駐輪されている自転車や、日本よりもずっと速く自転車を漕ぐオランダ人の姿にびっくりします。
そのようなオランダを象徴する日常的なアイテムである「自転車」をモチーフにしたお土産物はたくさんあります。自転車キーホルダーやマグネット、Tシャツまで様々です。
自転車そのものを象ったグッズもお土産物らしい雰囲気があって良いのですが、実際にオランダ人が使っている自転車用のアクセサリーもおすすめです。後輪の上に載せるための自転車専用バッグは、街中で愛用者も多くとても便利なアイテムです。オランダなら色も柄もさまざまなバッグがあります。中には、アニマルプリントやチューリップの花束を提げているように見える写真から、アムステルダム国立博物館の目玉である、レンブラントの大きな名画「夜警」をプリントしたものまで。お値段は、アルベルト・カイプマーケットでは20ユーロ程度から売られていました。
5)デザイナーズアイテム
総合施設「De Hallen」の中にあるザ・メイカー・ストア(The Maker Store、https://www.themakerstore.nl/)」では、主にアムステルダムに工房を構えて制作しているクラフトマンの作品が取り揃えられています。オランダはすぐれたデザインでも有名な国なので、洗練されたアイテムがたくさん並んでいます。中でも、シンプルなデザインながら、個性が光るアクセサリーや、すっきりとしたフォルムで着こなしやすい洋服、露店のテントを素材にしたものなどユニークなアイディアが生かされたバッグなどのアイテムがおすすめです。
見るたびにアムステルダムの街を思い出すような、記念に残る素敵なお土産をぜひ見つけてくださいね!
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