マドリッドで家を借りる方法:シェアハウスやアパートの探し方・注意点・契約方法を解説

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マドリッドに少しでも長く住むことが決まったら、住む場所の確保が第一

数ヶ月程度であれば、学校が紹介する寮やホームスティを利用する人も、それ以上滞在することになると、ルームシェアやアパートの賃貸を考える人も多いようです。

こちらでは、ルームシェアやアパートの賃貸を中心にご説明します。

安くて即入居も可能なシェアハウス

仕事はないけれど、すぐ住み始めたいという時にはルームシェアが便利です。

アパートを何人かでシェアするという考え方は、ヨーロッパの学生の間では特に一般的。大抵台所やバスルーム、リビングルームは共同で、寝室だけが自分の空間です。

大家が各寝室を貸すケースと、責任者が1軒のアパートを借りてシェアの相手を探すケースがあります。

シェアハウスのメリットとデメリット

何よりも経済的。即日入居可能なことも多く、1年以内の滞在でも相談すれば可能。寝室にはベッド、収納、机などの基本的な家具の他、台所には食器具も揃っていることが多く、住み始める時にはとても便利。同居人の責任者か大家が光熱費の手続きもしてくれるので安心です。

町のことを知りたいと思う時やスペイン語を話したい時、知り合いを増やしたい時には同居人を通じてつながりが広がるというメリットもあります。

反対に、シェアだとプライベートの空間が少なく、同居人と気が合わないと窮屈に感じるというデメリットも。家に友達を呼んで夜遅くまでパーティをする人と静かに過ごしたい人で、軋轢が生まれるという話はよく聞きます。

幸い私は同居人に恵まれましたが、同居人が自分の食べ物を勝手に食べたり、掃除や食器洗いをしないなど、小さなすれ違いから険悪な雰囲気につながることも。シェアを決める前に、同居人となる人達と話し合うのも一緒に住めるかどうかの判断材料になるでしょう。

部屋探しから決定まで

シェアメイトの募集は、道端や大学、語学学校の掲示板に貼られる広告の他、ネットでも探せます。中でも部屋探しのサイトでは、地域や値段の他、性別、喫煙可否、ペット可否、家具付、ベッドの大きさなどの希望項目に絞って探すことができるようです。

例えば、大学の掲示板に貼られていた広告を例に挙げると

  • ZONA CENTRO(中心地区)
  • ALQUILO HABITACION(部屋貸します。)
  • METRO: PUEBLO NUEVO, LINEAS 5,7 Enlace con LINEA 6 UNIVERSIDAD(メトロ:プエブロ・ヌエボ5,7番線。大学駅の6番線と接続しています。)
  • Se alquila habitación para estudiantes(学生に部屋貸します。)
  • El piso es muy confortable. (居心地の良いアパート) Todas las habitaciones son exteriores y
  • disponen de internet(全部屋通り側に面していて、インターネット完備)
  • En el piso solamente viven estudiantes(学生のみのアパート)
  • Precio desde 250 euros + gastos(値段250ユーロ(+雑費)から)
  • C/ Gomez de Avellaneda (Calle Alcalá) (ゴメス・デ・アベジャネダ通り(アルカラ通り))

気になる物件が見つかったら、コンタクトを取ってアパート見学へ。見学時には、気になることは全て確認をしておきましょう。時には1部屋に何人も住む人達もいるので、シェアする人の数も確認しておくのも大切でしょう。貸し手と同意に至ったら、入居日や契約金について交渉に入ります。

アパート1軒の賃貸と違って正式な契約書を交わす必要もありませんが、家賃、貸し手の名前や身分証明書番号を記入した契約書を一筆書いてもらえれば安心でしょう。

 

自分の空間を確保できるアパート賃貸

シェアも良いけれど、一人、友達やカップル、家族だけで住めるのならそれに越したことはありません。

スペインでは、借りるより買ったほうが安いという意識が全体的にありましたが、経済危機以来、気軽に住む場所を替えられるアパート賃貸に人気が流れているようです。

メリットとデメリット

アパートを借りるのはプライベートな空間が確保できるのが最大の魅力ですが、その代わり制約もあります。

アパートを借りる時は大体1年以上の契約なので、1年以内にアパートを出る時は敷金が戻って来なかったり、更に数ヶ月分の家賃が請求されることもあるので、契約の際に確認しておくと良いでしょう。

アパートの探し方

不動産会社でも探すことができますが、売り物件と比べると割合は少なく、口コミ、ネットや街に貼られた広告の他、アパートの入り口や窓に貼られたAlquiler(貸します)の張り紙は外観がわかるので有力な情報となります。

不動産業者の店頭に貼ってある広告を見てみると

  • ALQUILER (貸物件)
  • PISO EXTERIOR CON TERRAZA (テラス付き通り(外)側アパート)
  • ZONA(地区) LAVAPIEZ (ラバピエス。ソルのすぐ南)
  • ALTURA(高さ): 2a PLANTA(2階。日本でいう3階)    ASCENSOR(エレベーター): SI(あり)
  • METROS(広さ) : 45 m2     AMUEBLADO(家具) : SI(あり)
  • DORMITORIOS(寝室) : 1    BAÑOS(バスルーム) : 1
  • MUY LUMINOSO(とても明るい), AMUEBLADO(家具付き)
  • EXTERIOR(通り側), TERRAZA(テラス)
  • GAS NATURAL(都市ガス), AIRE ACONDICIONADO(エアコン)
  • TARIMA(ラミネートフローリング), ARMARIOS EMPOTRADOS(備え付けタンス)
  • ASCENSOR(エレベーター), CONSERJE(管理人)
  • PRECIO(値段): 800 €
  • HONORARIOS DE INMOBILIARIA REDUCIDOS(不動産業者の手数料割安)

 

アパートの契約方法

気に入った物件が見つかったら、予約金の支払いをして、入居の前に大家と正式な賃貸借契約を結びます。契約書には、借りる条件や最低賃貸期間、家具付の時はアパートの家具リストなどが書き込まれます。トラブルがあった時の基準となるので、できれば知り合いのスペイン人にチェックしてもらうようお勧めします。

また一方で、契約書を作成したがらない大家には要注意!アパートを賃貸物件として申告しない大家もいて後々問題になることもあるので、必ず契約書は交わしましょう。

借りる前に必要なのは、数か月分の給料明細など、定期収入の証明書類です。

場合によっては、銀行に1年分の家賃を預ける銀行保証の手続きを取ることを条件にあげる大家もいます。

契約時は大家が定めた1~3ヶ月分の敷金の支払を。大家は、少なくとも1か月分はマドリッド県に預ける義務があり、賃貸契約解消と共に、アパートの損傷などがない限り借主に返却されます。不動産会社経由で借りる場合は不動産会社への紹介料(通常は1ヶ月分の家賃)の支払いも必要です。

住み始める前にアパートチェック

そして、忘れていけないのはアパートの状態チェック。スペイン人は一般的に日本人より大らかで、壁に多少傷がついたりしても問題にはなりませんが、万が一のために汚れや大きな傷などは写真に残しておいたほうが良いかもしれません。

住み始めたら、私は元の状態を保つようにしますが、自分で壁を塗り替えたり棚をつけたりする人も。後で大家が入ったら、あまりの変わりようにびっくりしたという話も聞きます。

 

家探しのチェック項目

家探しをする時、それぞれ基準に沿って探すと思いますが、大体私は下のような項目を見ながら探して行きます。

サイトだとある程度条件を絞って探し求めることができるのが便利。これらの条件は街に貼られた賃貸広告にも書かれることが多いので参考になります。

地域

学校や職場に近い場所など、それぞれの基準で絞ると良いと思いますが、マドリッドでは中心街から北の地域は値段が高く、南の地域は安い傾向

メトロや電車の駅からの近さが値段に反映するのは日本と同じ。

築年数

当然のことながら築年数が古いほど安く、新しいほど高くなります。

サイトでは、新築か、すぐ入居できる状況か、リフォームが必要かというアパートの状態で選択できます。

エレベーター

違法という話も聞いたことがありますあ、私は以前7階建てでエレベーターがない建物に住んでいたこともあります。

エレベーターがない建物の物件は、大抵他より家賃が安いようです。

階数が上がるほど人気も高く家賃も上昇

最上階は広いテラスがあることも多く特に人気ですが、1度住んだ経験から言うと、夏は暑くて冬は寒く、個人的には最上階のすぐ下の階が理想的。

外側か内側か

スペインの多くの建物には、通りに面した外側のアパートとパティオ(中庭。マドリッドでは大抵壁と窓に囲まれた空間)に面した内側のアパートがあります。

広いパティオがあると内側でも光が入るアパートも多いですが、外側のアパートは通り側とパティオ側の両方に窓があることも多く、内側より明るいつくりです。

家具付き

家具付きと書いてある時は、大体冷蔵庫などの家電、ベッド、ソファ、テーブルなど、最低限の家具が揃っています。

必要ない家具は大家が引き取ってくれることも。なお、テレビはついていないことも多いようです。

暖房

多くの家にはラジエーターがついていて、暖房をつけると全体が暖まる仕組みです。

肝心なのは、そのエネルギー源。電気だと光熱費が高くなると言われます。またセントラルヒーティングは管理費に含まれていて、賃貸の場合大家が払うことが多いので、人気の項目です。

ガスか電気か

暖房だけでなく、温水やコンロのエネルギー源チェックも私には重要です。

温水が電気の場合、バスタブに十分な温水が溜められなかったり、人数が多いと新たに温まるまで待たなければいけなかったり、支障が出ることもあります。

LPガスを使用していると、ガス料金は安いと言いますが、ガスが切れそうになったら次のガスボンベを頼まなければいけないのが少し面倒な作業です。

テラス

私にとってはとても大事。最上階でなければ日本で言うベランダ程度の広さですが、窓だけの家とは気分的に違います。

ちなみに、バルコニーがある家も多いですが、スペインのバルコニーは、人が一人立てる程度のスペースです。

プール、ガレージ、物置きなど

建物に付属する施設として、基準にする人も多いかもしれません。

いくつかの建物が集まった集合住宅になると、プールやテニスコートなどが揃っていることもあります。物置きは、建物の1階や地下など各戸に小さなスペースが割り当てられていることも。

 

まとめ

アパートに住み始めると、一緒に住む人や大家、近所の人と知り合い、寮やホテルでは知ることのなかったスペイン人の一面も垣間見ることができます。

生活習慣や考え方の違いから苦労することも多いかもしれませんが、それも一興。快適にスペイン暮らしを楽しんで下さい!

部屋探しのサイト

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