バンコクのハードリカー事情とおすすめ5選 飲まれるお酒の種類と値段




バンコクでは、ローカルも観光客もよくみなさんお酒をお飲みになります。

何せ一年中暑い国ですし、シンハ―に代表されるように、タイ国産のビールが数種類あって、それぞれまずまずの実力があるので圧倒的にビールが好まれるわけですが、実はそれ以外も結構いろいろな種類のお酒が販売されています。

その中でも、ウィスキーやブランデーといったタイ国産のハードリカーが結構出回っていて、ローカル中心に好まれています。

今回は、そのバンコクで愛飲されているハードリカーについて書いてみたいと思います。

 

バンコクで飲まれるお酒の種類と値段

 

バンコクでは、ワインや日本酒も含めて、日本で購入できる基本的なお酒はほぼ全種類が買えると言って良いほど様々なバリエーションのお酒を購入、或いは飲食店で飲むことができます。ただし、一般に外国産のお酒は高価です。これはつまり、酒の輸入関税が高いからですね。

日本では、昨今、輸入ワインがチリや南アフリカ産のものの大量流入のおかげもあり、コンビニでも非常に安くなりました。ハウスワインとしては、600円も出せば十分なクオリティのものが買えてしまいます。日本で、なぜその販売価格が実現できてしまうかというと、酒に関する輸入関税がそれほど高くないからですね。

例えば日本で800円くらいで売られているオーストラリアワインが、酒の輸入関税の高いタイでは1,300円くらいしたりしています。

これが、元の原価が高い高級なウィスキーなどとなると、今や日本で2,000円ほどでかえるお酒が平気で3,000円以上の値段になります。

 

ハードリカーの種類と裏事情

 

本来、タイのローカルの方々も、ハードリカーはお好きのように見受けられますが、いかんせん輸入品が高いため、タイ産のものを中心に多くの人がチョイスすることになります。

タイのハードリカーに関して言えば、国産、輸入に関わらず、圧倒的にウィスキー(いわゆるスコッチウィスキー)が主流です。これは、何の名残かわかりませんが、バーボンなどはさほど流通していませんし、タイの酒造メーカーも現状ではバーボンは製造していません。

タイには、タイ国産のハードリカーは数種類出回っていますが、実はこれらの洋酒系ハードリカーの多くを、チャーンビールを製造しているタイビバレッジというメーカーが行っています。

つまり、この市場についてはほぼ独占企業ということができると思います。なぜそのような市場環境になってしまっているのかはよく分からないのですが、少しずつ他社もこの市場に参入してきており、競争が始まりつつある感じがしています。

 

タイで流通しているハードリカーの種類

 

では、タイで広く流通しているハードリカ―にはどのような種類があるのでしょうか?タイビバレッジが製造販売をしている主だったブランドをご紹介してみたいと思います。

Hong Tong(ホントン)

これは、いわゆるスコッチウィスキーの体の商品ですが、製品名称にはブレンデッドスピリッツと書いてあります。言わばホワイトリカーを着色し香料を足したような感じでしょうか。値段は、700mlで700円程度ですから、まぁ安いです。これだけの安さですから原料や品質もそれなりで、あまり大量に飲むと悪酔いすることになりますが、よっぽどの量を飲みすぎることがなければそれほど酷いことにはなりません。

なにせ”ブレンデッド”スピリッツですから若干のフェイク感は否めないわけですが、口当たりは良く飲みやすいので、タイローカル中心に最もファンも多い銘柄です。

Sang Song(センソン)

これは、カテゴリーとしては一応ラム酒ということになっています。たしかに、若干の甘さとさとうきびっぽいフレイバーも感じますが、キューバ産等の本物のラムと比べると、何かが違う感じがします。ただ、こちらも口当たりが良い上あまり悪酔いすることがなく、ローカルのタイ料理等でも設置されているところが多い商品です。

値段は、ホントンと同レベルの700mlで750円程度。

Blend 285(ブレンド285)

製品のカテゴリーとしては、Admix(アドミックス)となっており、聞いたことがないカテゴリーゆえに今一つピンと来ませんが、どうやらスコッチのモルトウィスキーに何かをブレンドして造ったもののようです。

さすがにこれは、オークの樽で寝かせたモルトウィスキーが原料に使われているだけのことはあって、スコッチらしいスモーキーなフレイバーもちゃんとしますボトルを見なければ、リアルなスコッチにも思えるくらい。

値段は、前の二つより若干高く、700mlで800~900円と言ったところ。アルコール度数は35度なので、本物のスコッチよりは少し弱いですね。その分、量を飲めてしまい、非常に危ないお酒ということが言えます。

Meridian(メリディアン)

こちら、製品カテゴリーはV.S.O.Pブランデーです。

実際に、製造原料として「ぶとうその他の果物」となっています。このその他の果物が怪しいところですが、このお酒自体はかなりおいしいブランデーの味がします。色味もかなり深いアンバーゴールド、ボトルもやや高級感のあるデザインのものが使われており、雰囲気としてはかなり本格的なブランデーの感じが出ています。

値段は、350mlで750円程度ですから、この前にご紹介したもの達よりは少し割高ですね。ただ、この値段でこの本格感はかなり「買い」だと思います。

ちなみに、タイ国産ブランデーにはもう一つ、Regency(リージェンシー)という強豪ブランドがあり、人気を競っています。コンビニなどの流通量をみていると、若干リージェンシーがリードしているようですが、製品内容としては、ほぼ同質、同レベルのものと考えてよさそうです。

Ben More(ベンモア)

こちらもブレンデッドウィスキーですが、世界のスピリッツ系メーカー最大手の一つである英国DIAGEO(ディアジオ)により生産されています。調べてみると、このベンモアは、ディアジオがタイとフィリピン向けにブレンドしている商品のようで、ブレンドウィスキーがこのまれるアジア市場に向けた戦略商品のようです。

ラベルには4つの樽で蒸留させたとうたわれており、上のBlend285と本格感での差別化を図っています。

実際の味としてはかなり本格的。イギリス人でも、これならば毎日飲めると言う人もいるくらいです。価格は700mlで約1,700円程度。十分なコストパフォーマンスかと思います。

 

短く不便なお酒が買える時間

 

上にご紹介したもの以外に、実際には、ウォッカやジンなどの割って飲むためのハードリカー等もあり、結構タイ国産も充実をしています。

ただ、コンビニや酒屋で購入するにしても、飲食店で飲むにしても、タイの現行の法律ではお酒の販売が出来る時間が昼12時~14時までと、夕方17時~24時までというように制限がされています。大手が経営している販売店などは、1秒たりとも時間外での販売を認めてくれません。これは社会秩序のための法律なのですが、例えば、夜飲むために昼に買い物に行っても午後2時を過ぎたら一切買えない。買い置きしておく分には社会秩序に何の影響もないと思われ、たいへん非合理的と思われるのですが、実際にはそういう法律が運用されており、結構きびしく取り締まりがあるようです。

ただ、実際には24時を過ぎてお酒を出している居酒屋やバー、クラブもある現状。

世の中には裏と表があるという「大人の事情」は、洋の東西を問わない、ということのようです。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?「バンコクのハードリカー」。

ビールは有名ですし、日本のタイ料理屋さんにも流通しているものもいくつかありますが、このようなタイ国産ハードリカーが存在している方はあまり多くないかもしれませんね。タイに旅行に行かれた時は、安いものなので物は試し、いちどトライされてみては如何でしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です