マドリッドでは毎日の買い物はどこでする?




マドリッドに行ったら、スーパーマーケットや市場を覗いてみませんか?スーパーや市場に行くと、その土地の生活が垣間見えると言いますが、スペインの場合、生ハムやチョリソが目立つのが他の国との違いかもしれません。

最近大都市では日祝祭日も開店する店が増えましたが、スペインでは基本的に閉店する店が多いので、買い物をするのなら土曜日までの間にしておくほうが良いでしょう。

 

食品も日用品も揃う便利なスーパー

 

多くのスーパーでは、肉はパック詰めが多いですが、魚介は店員に頼むとさばいてくれる魚屋のようなシステムを取るスーパーもたくさんあります。野菜や果物は、自分で選んで重さを量れるので、一人旅や一人暮らしにも便利。マドリッドで見かける主なスーパーをご紹介します。順番は、独断と偏見で私の使用回数の高い順番で並べてみました。

 

Mercadona(メルカドーナ)

バレンシア生まれのスーパー。充実したプライベートブランドが人気で、今一番注目度の高いスーパーかもしれません。パエリアやケバブなど冷凍食品も色々あり、最近では冷凍枝豆なども置かれ、その気になれば毎日違う冷凍食品が楽しめます。グルテンフリーの食品も多いようで、アレルギー持ちの人も大助かり。食料品の他、日用品がコンパクトにまとまっていて余計なものを買わないせいか、手短に買い物ができるので一番使うスーパーです。難点は、プライベートブランド以外の製品が少ないこと。

https://www.mercadona.es

 

Alcampo(アルカンポ)

フランスのAuchanグループに属する大型スーパー。市内にも何店舗か電化製品や家具、洋服などまで幅広く扱う大型店があります。毎年発表される値段の安いスーパーマーケットランキング上位の常連ですが、各店値段設定が多少違うようです。メルカドーナで揃わないものを買いたい時に週末まとめ買いをするのに便利。街中にあるSimplyも系列の一つ。

http://www.alcampo.es

 

El Corte Inglés(エル・コルテ・イングレス)

現在スペインで唯一と思われるデパート。日常使う食料品を買うには割高だけれど、中心地Solにもあるので、ちょっとしたお土産を買いたい時に便利です。スーパーで、私も日本へお土産を買いたい時に利用します。郊外型でEl Corte Inglésより若干安い値段設定のHipercor、コンビニのようにコンパクトなSupercorも同系列です。

https://www.elcorteingles.es

 

Carrefour(カルフール)

フランスに本社を持つスーパーチェーン。Alcampo同様、郊外の大型スーパーには家電や洋服まで幅広い品揃え。市内には都市型のCarrefour Marketの他、コンビニのような小型チェーンCarrefour Expressも中心部に増えて、旅行者が飲み物などを調達するのに便利だと思います。個人的にはいつも最終的に値段が高くなる気がするので、最近ではほとんど使っていません。

http://www.carrefour.es/

 

DIA(ディア)

マドリッドに本拠地のあるディスカウントスーパー。シンプルな内装と的の絞った商品の品揃えで値下げを図ると言います。基本のDIA Market、比較的大型のDIA MAXI、生鮮品が豊富なDIA Freshの他、最近はドラッグストアに特化したClarelという店も仲間入りしたようです。私も以前はポイントカードを利用して割引品を買っていましたが、近所にお店がなく、足が遠のいてしまいました。

https://www.dia.es

 

Lidl(リドゥル)

ドイツのディスカウントスーパー。多くは内壁がなくオープンでシンプルな店作り。ダンボールごと商品が積まれた倉庫のようです。ドイツ産の商品が充実していて、ソーセージが美味しいと聞いたことがあります。ドイツ製の小型の電化製品も人気で、特にコスパが高いホームベーカリーは1年でも数日しか売られないので、1日で売り切れることもあると言われます。

https://www.lidl.es

 

Aldi(アルディ)

リドゥル同様ドイツのディスカウントスーパーで、商品の陳列方法も似ていますが、リドゥルより値段設定が高いような気がします。個人的なお気に入りは、バターたっぷりのビスケット。季節限定でいつもある訳ではありませんが、バターの香りがスペインでは珍しい美味しさです。

https://www.aldi.es/

 

Ahorramás(アオラマス)

マドリッドの小売店が集まってできたスーパー。市内に15店ほど点在するご近所のスーパーです。魚が新鮮で種類も多いと聞いていたので覗いたところ、長い行列ができていたので買い物を断念したことがあります。見たところは、確かに新鮮そうでした。

http://www.ahorramas.com

 

Sanchez Romero(サンチェス・ロメロ)

マドリッド県内の高級スーパー。マドリッドでも富裕層が住むといわれる北部に9店舗点在しています。スペインで最も高いスーパーとして知られていて、日本人でもしゃぶしゃぶやすき焼き用の肉など、特別な食材を探す時に利用する人がいると聞いたことがあります。値段よりも質を重視するサンチェス・ロメロでは、とっておきの日に使ってみたいと思いつつ、1度も買い物をしたことがありません。

http://sanchez-romero.com/

 

日本と違うところ・・・

スーパーに入る時は、リュックサックやショッピングカートなど、大きな荷物を持っていたらコインロッカーに預けなければいけません。特にリュックサックは、小さくても背負ったまま入ろうとしたら咎められます。

そして、最後にレジでまとめて会計をする時も注意が必要。日本のようにかごに入れたまま移動して、袋に入れるための台はなく、会計を済ませたものからその場で袋に入れていかなければいけないのです。袋に入れながら支払いもするので大忙しです。

営業時間

マドリッド県内にある郊外の大型スーパーは、閉店するのは年に数回。週末も9時ごろから22時ごろまで開店しています。街中にあるスーパーも、日曜日も15時ごろまで開店するスーパーも増えてきました。

 

専門店を極めるなら市場や小売店

 

スペインの主婦には、野菜も魚も肉も行きつけの専門店があって、毎日「今日は新鮮な鱈が入ってるよ!」「じゃあオーブン焼きにするから3尾輪切りにして」などという掛け合いが行われています。魚屋、肉屋、八百屋の他、チーズ、ハム類、ピクルスなどの専門店が集まる食料市場は、マドリッド市内では合わせて46ヶ所ほど。一時スーパーに客が流れて廃れたかのように見えましたが、何ヶ所か生まれ変わった市場もあり、以前のように活気付いています。魚や野菜など、新鮮なものが手に入り、種類も多い小売店は魅力ですが、個人的には、時間がかかること、自分で選べないので常連客でないと痛んだ商品を渡される危険性もあり、まとめ買いする時や何か特別なものを買う時以外はなかなか行きません。

マドリッド市が管理する食料市場: https://www.esmadrid.com/mercados-municipales-de-madrid

 

困った時の強い味方、中国人経営の店

夜遅くまで開いているAlimentaciónアリメンタシオン)

主に中国人が経営していて、お菓子や飲み物、缶詰類、衛星用品の他、最近ではバゲットなども売る店もあります。個人商店なので営業時間はまちまちですが、夜遅くまで開店しているので緊急事態に役に立つお店です。共通の名前はなく、食料品という意味のAlimentaciónと看板に書かれていることが多いようです。

日用品から不思議な置物まで揃うTodo cien(トド・シエン)

アリメンタシオン同様、中国人が経営していることが多く、特に名前も決まっていません。多くの店につけられている「Todo cien(すべて100)」というのは、ユーロの前の通貨ペセタ時代の名残で、以前は多くの商品が100ペセタ(約0,60ユーロ)で売られていました。100円ショップのようなものと言いたい所ですが、実際は最低価格が0,60ユーロで、商品の多くはそれ以上の値段がつけられることも多いようです。商品の内訳は幅が広く、家具や家電を除く生活雑貨が全て揃うと思われるほど品揃えが豊富な店もあります。アリメンタシオンほどではありませんが、営業時間も長く、日曜日に開いている店もあります。

 

いかがでしたか?

マドリッドには海がありませんが、沿岸からマドリッドの市場に直接届くと言われ、マドリッドの人は新鮮な魚が食べられると得意げです。そうでなくても、ヨーロッパの他の国と比べてスペインは魚の種類は多いので、魚好きの日本人には住みやすいかもしれません。慣れるまでは色々試して、お気に入りのお店を見つけて下さい!




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