フルーツに謎の粉!マレーシアの「面白い食習慣」5つ




海外在住5カ国目の筆者ですが、食習慣については、それぞれの国で驚くことがあります。アメリカならドリンクのレギュラーサイズが日本人の2倍の大きさだったり、シンガポールにはカエルを食べるレストランがあったり、またドバイの役所ではお茶の時間になると、お客さんがいてもスタッフたちがお茶に行ってしまうなど、国によって様々。こちらマレーシアで、どんなことで驚いたのか、面白い食習慣についてご紹介します!

 「マイチリ」持ち歩きするほどチリが好き

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ローカルのご飯は、特にマレー系、インド系ととにかく辛いものが多いです。例えばマレー料理の代表の『ナシレマ』だと、ローカルの人はチキンやご飯の上にたっぷりのサンバルソースをかけて食べるし、『ビーフランダン』という牛肉の煮込みには辛いチリがたくさん入っていて、美味しいのですが汗をかきながら食べることに。インド系も辛い料理が多く、中華系の方々も辛いものに慣れています。そんなマレーシアで、レストランに行くと必ず置いてあるのが“チリソース”

日本に旅行するマレーシア人が、「日本のご飯は味がしない!」と言ってチリソース持参で旅行に行くのは、当地では有名な話。また、ある時インド系の人に大根の煮物を作って試させたところ、「インド人は、どんな料理にでもカレーやスパイスをたくさん入れるんだけど、日本の料理は素材の味が生きているのね。」と言われたことが。もしかしたら、これは「味が薄い。」という意味もあるのかも?と後になって思い起こしました。マレーシアのチリソースは、日本の醤油のような存在なのでしょうね。

食べ残しは「持ち帰り」が当たり前!

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日本では、残した料理を持ち帰ることを禁止しているレストランが多いですよね。筆者が暮らした過去の国々であるアメリカ、シンガポール、スリランカ、ドバイ、そしてマレーシアでは、レストランで残した料理を持ち帰るのは当たり前で、良きこととされています。海外での持ち帰り習慣が馴染んでしまった筆者は、ある時日本帰国した際に「持ち帰りでお願いします。」と当たり前の様に行ってしまい、「衛生的な理由から、持ち帰りはお断りしています。」と言われたことが!

マレーシアでは、どんなレストランでも持ち帰り用にプラスティック製のしっかりした容器の準備があります。中国語で持ち帰りのことを「タッパオ」と言いますが、中華系だけでなくても「タッパオ」と言えばお持ち帰りだとすぐに分かってもらえる、国民的ワードのようなものです。

ビニール袋から飲むティーのお味は?

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これはマレーシアだけでなく、シンガポールでもよく見かけましたが、ホーカーや屋台で特にローカルの甘いお茶などのドリンクを買うと、ビニール袋にそのまま飲み物を入れて渡されることが!上に紐がついていて、手に引っ掛けて持ち運べるようになっています。でも、穴が開いたり、どこかに置いてこぼれたりしないか、あと清潔なのか、凄く心配になりませんか?でもローカルの人々は、当たり前のように購入しているので、驚いてしまいます。筆者が訪れたあるコンドミニアムの警備員さんが、見張り中ドアノブにジュースをかけておいて、必要な時にひょいと取って飲んでいました。他に置く場所がない場合、床に置くよりは確かに清潔ですよね。また運転中のトラックドライバーたちが、席の前にかけているのも目撃。こんな使い方には便利かもしれない、と思いました。もちろん、ショッピングモールのジューススタンドではきちんとプラスティック製のカップに入れてくれますので、ご安心を。ローカル気分を味わうには、一度試してみるのもいいかもしれません!

フルーツにかける「謎の粉」の正体は?

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ローカルの人々の習慣で『Asam Boi Powder(アサムボイ・パウダー)』なる謎の粉をフルーツにぱっぱっとかけているのを見て、「何だろう?」とずっと気になっていました。マレーシアでは駅など至る所にフルーツスタンドがあり、新鮮なフルーツが一人分サイズのパックに入ったものや、搾りたてジュースを安価で頂くことができます。例えばスイカ2スライスほどが入ったパックが、1.50リンギット(約37円)。気軽にどこでも買えるため、ローカルの人々が、買ったフルーツに長い木串を刺して食べながら歩く姿を、よく見かけます。

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ある時筆者がフルーツを買う際にも、この粉をふりかけるか聞かれたため、試してみました。すると、なんとも甘酸っぱくしょっぱい味!アサムボイとは、乾燥させたプルーンという意味だとか。そこに砂糖と塩が混ざったものが、このアサムボイ・パウダーの正体でした。「これをフルーツにふりかけると、味が引き立てられて美味しいんです。」とフルーツスタンドのスタッフが教えてくれました。アサムボイは、以前マレー系ローカルの方が「子どもの頃よく食べたお菓子なの。」と教えてくれた駄菓子にも、そういえばアサムボイが入っていました。日本人が、スイカに塩をかける感覚と同じでしょうか?いや、マレーシアの人々にとって、アサムボイは懐かしさを感じる味なのでしょう。

ハラールor ノンハラール!

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日本でも増えてきた、ハラール対応のレストラン。イスラムの戒律に従い豚肉とアルコール無し、肉の加工の過程にも決まりがあり、調理場も豚肉を調理したことがない場所を設けなければならない等、ルールが色々あります。マレーシアは、イスラム教が国教でも、驚くことに日本の豚骨ラーメン『ばんからラーメン』が人気ですし、筆者が以前住んでいたドバイではあり得ないほど戒律が緩いと感じますが、それでもムスリムの方が多いシャーアラムなどの地域に行くと、中華料理なのに“ハラール”のレストランがあります。中華料理といえば、豚肉をよく使用しますよね!そのレストランでは、豚肉でなくチキンや、シーフード、卵、野菜がメニューに並んでいました。

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スーパーマーケットでは豚肉アイテムが隔離されたスペースで販売されているところ、またモールの事業主がムスリムだと豚肉販売スペースもないところは、ドバイと同じです。同じイスラム教の国でも、ハラール対応は国により違うのだと思いました!

マレーシアの食習慣の興味深い例を紹介しましたが、いかがでしたか?逆に、日本の“生卵かけごはん”や“お頭つきの魚”、また“女性が男性にビールを注ぐ”など、外国人によっては驚かれた習慣がありますよ!その土地で親しまれている食習慣からも文化が見えるので、マレーシアに来たら、ぜひローカルの人々を観察してみてくださいね。




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