パリから日帰りで行ける街 ヴェルサイユ宮殿




パリから日帰りで行ける街として、観光客に人気なヴェルサイユ宮殿。必ずといっていいほど、パリツアーに組み込まれています。ヴェルサイユ宮殿はフランスの華麗な王族文化を体験できることができます。世界遺産登録もされているので、ぜひ一度は訪れてみたい場所です。

 

ヴェルサイユ宮殿とは

「有史以来、最も大きく、最も華麗な宮殿を」という若きルイ14世の一言で、贅を尽くした宮殿の建設が始まりました。ヴェルサイユはパリから20キロも離れた何もない土地でした。そんな場所に宮殿を建てるのですから、想像を絶する大工事。フランス中から芸術家や庭師や職人を招き、王の絶対的権力を見せつけるのにふさわしい宮殿が完成しました。その後、ルイ15世、ルイ16世の統治のもとで、ヴェルサイユ宮殿はますます反映しますが、フランス革命が起こり、王家は宮殿を去ることになります。そしてご存知の通り、ルイ16世とその王妃マリーアントワネットは処刑。その後、「フランスのすべての栄光にささぐ」歴史博物館に生まれ変わりました。

ヴェルサイユ宮殿の外観

ヴェルサイユ宮殿が目に入ると、まずはその存在感に驚かされます。金色の装飾が門や宮殿を彩り、時に晴れた日には、眩しいほどに輝きを放っています。言葉を失ってしまいそうになるほど、絶対的な力が感じられる外観。フランス王家は失脚しましたが、それでもその当時、いかにフランスの王家がどれほどの力を持っていたのか、この外観から感じ取ることができます。

バロック様式のヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿はバロック様式の最高傑作と呼ばれています。建築家ル・ヴォーは「バロック様式のニュアンスを添えたクラシックなデザインやイタリヤ様式に基づくアイデアを装飾に採り入れた」(引用http://jp.chateauversailles.fr/jp/history/versailles-during-the-centuries/the-palace-construction/louis-le-vau-1612-1670)と言われています。細部にまでこだわりを持って作られた宮殿なので、ゆっくりとディテールを見ながら回るのがいいでしょう。またバロック式のこの美しい宮殿からはある一つの文化の頂点を極めたような熟成さが感じられます。フランス革命によって王族の豪華絢爛な文化は滅びてしまいましたが、歴史の一コマが色褪せずにここには残っています。

鏡の回廊

ヴェルサイユ宮殿の一番の見所といえば、鏡の回廊357枚の鏡で装飾されていて、眩しいばかりのシャンデリアが印象的です。鏡の回廊は王族の結婚式などに使用されたそうです。また第一次世界大戦の終結では、この鏡の回廊でヴェルサイユ条約が調印されました。 鏡の回廊はヴェルサイユ宮殿の中で一番華やかな場所で、王家の権力の大きさを改めて実感できます。目を瞑ってみると、まだヴェルサイユ宮殿に王族が住んでいた遠い昔の華やかな日々が浮かぶようです。

王と王妃の大居室郡

宮殿の中で印象的なのは王と王妃の大居室郡です。執務室や寝室などがあり、当時の王族の生活を垣間見ることができます。長らく展示されているので、人々の生活の営みが肌で感じ取れるような生なましさはありません。それでもどのように王族が生活を送ったのか、華やかだった宮廷生活の様式を知ることができますよ。

庭園

ベルサイユ宮殿の見所といえば、庭園です。フランス式庭園の最高傑作とも呼ばれており、シンメトリーな装飾模様が印象的です。ただフランス人の間ではこのフランス式庭を無機質だと感じ取る人も少なくはなく、賛否両論あります。マリーアントワネットもシンメトリーなフランス式庭園はあまり好まなかったとも言われており、庭園の離れにイギリス式庭園を作りました。

宮殿の庭園は広大さも特徴です。宮殿からは庭園の終わりが見えないほど。1〜2時間では庭園を見て回ることはできないので、半日ほどゆっくりと時間をかけて回るのがオススメ。庭園に隣接したお家に住まれている方の話ですと、狐なんかがこのヴェルサイユの庭園にいるとのことですよ。

また庭園では春から秋にかけて「大噴水ショー」と呼ばれる水と音楽のスペクタクルや、夏には音楽とイルミネーションと花火の夜の大噴水ショーが行われるので、その時期にフランスに来られる方は、合わせてご覧になられるといいかと思います。噴水ショーを見た方のお話ですと、なかなか見応えのある素晴らしいショーだったとのことです。

マリーアントワネットの離宮

ヴェルサイユ宮殿にはマリーアントワネットの離宮があります。ここは厳しい宮殿のしきたりを嫌ったマリーアントワネットが、しがらみから解放されて、ゆったりとプライベートなひと時を送った場所。家族や友人たちと楽しい時間を過ごしたり、愛人との密会の場所であったそうです。豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿とは違い、質素な村里のような場所。私たちがイメージするマリーアントワネットのイメージからは想像し難い離宮です。伝えられる姿とは違うマリーアントワネットの素顔を見ることができますよ。

 

ヴェルサイユ宮殿のチケット購入

夏のオンシーズンは世界中から観光客が訪れるので、ヴェルサイユ宮殿はいつも人で大賑わい。ヴェルサイユ宮殿のチケット売り場には物凄い長蛇の列ができます。筆者は一度40分ほど並んだことがあります。ハイシーズンに訪れる方は事前にインターネットでチケットを購入しておくことをオススメします。冬場の平日に訪れる方は、観光客もそんなに多い訳ではないので、わざわざチケットを事前に購入する必要はないかと思います。この記事の撮影に訪れた12月上旬のヴェルサイユ宮殿はスムーズに入ることができました。

チケット購入はこちらから。http://billetterie.chateauversailles.fr/index-css5-chateauversailles-lgen-pg1.html

 

ヴェルサイユ宮殿/Château de Versailles

Place d’Armes, 78000 Versailles

http://jp.chateauversailles.fr/homepage

RER C Versailles Rive Gauche




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