フランスに初めて来る方のための基本情報:国旗・天候・通貨・航空便・電源プラグなど

フランス

この記事では、フランスに初めて来られる方向けに、フランスの基本情報をお教えします。

旅行や留学などの滞在の前に、頭に入れておきましょう。

フランスの基本情報

  • 正式名称:フランス共和国 République française
  • 首都:パリ
  • 国歌:ラ・マルセイエーズ La Marseillaise
  • 人口:約6633万人(2016年1月現在)
  • 面積:約55万㎞

 

フランスの国旗

フランスの国旗は通称トリコロールと言われています。

フランス語で三色を意味。1789年、国民軍司令官だったラ・ファイエットが、パリの国民軍の標章「青・赤」に、王家の象徴の「白」を加えたのがフランスの国旗の始まりと言われています。

 

フランスの天候・四季

パリの気候は基本的に東京の四季と同じです。4月頃から春が始まります。

ただ、春といっても冷え込む日が多く、薄手でのコートは必需品。6月は梅雨がなく、湿気がないので過ごしやすいのが特徴です。

7、8月は夏本番で、気温も最大であれば30度を越す日もありますが、基本的には25度ぐらいです。

しかし、夜は冷える日もあるので、長袖は用意しておきましょう。9月頃に秋が始まり、11月頃からは冬の始まりです。パリの冬場はどんよりとした曇り空が続き、厳しく長い冬となります。

フランスの通貨

フランスはEU統一通貨が使われています、フランス語読みで「ウーロ」と発音します。

紙幣は5€ 10€ 20€ 50€ 100€ 200€ 500€ 通貨は1€2€ 1セント、 2セント、5セント 10セント 20セント 50セントとなります。

フランスにはあまり現金を持ち歩く習慣がありません。地下鉄やデパート、美術館など人が集まるところではスリも多く、日本人は狙われやすいので、最低限の現金だけを持ってくるようにしましょう。あとはクレジットカード払いをするのが無難です。

また現金をフランスに持って来る時は、10€ か20€の紙幣で持って来るのがいいかと思います。大きなスーパーであれば50ユーロの紙幣であっても、お釣りが問題なく返ってきますが、小さなパン屋であれば、10ユーロを出してお釣りがないからと苦い顔をされることも。

小さな商店などで買い物する時は間違っても50ユーロなどの大きな札は出さないようにしましょう。

 

パリへの航空便

2016年現在、直行便出ているのは以下の航空会社です。

  1. エールフランス(パリー東京、パリー関西)
  2. JAL(パリー東京)
  3. ANA(パリー東京)

直行便であれば、おおよそ12時間ぐらいで到着します。

経由便ですが、ルフトハンザやKLMなどヨーロッパでの乗り継ぎですと、比較的スムーズにパリに着くことができます。また在住者の間では大韓航空やアシアナ航空など韓国で乗り継ぐという人も多くいます。韓国からだと地方への便もあるので便利という側面もあるからです。

また料金ですが、直行便に比べて、経由便の方が一年通して基本的に安価です。

しかし、日本ではあまり見かけませんが、フランスではエールフランス、JALやANAのプローモーションが度々行われています。直行便であっても、最大700ユーロ未満で購入することができるので、サイトなどでチェックしておくと良いでしょう。

フランスからの出入国

ビザは観光目的であれば不要。3カ月以内までは滞在することができます。

フランスの入国審査では、滞在の目的を聞かれることはあまりありません。もし聞かれた時は英語で答えると良いでしょう。

フランスを出国する時に気をつけていただきたいのが、航空保安検査です。テロの事件以降、フランスでは検査が厳しくなっています。液体類は100ml以下でなければ基本的に没収されます。

チーズやバターを手持ちで持って帰ろうとして、没収されたという話を聞いたこともあるほど。現在はマカロンやチョコレートも没収されることもあるらしいので、預け入れ荷物に入れて日本に持って帰るようにしましょう。

 

フランスの言語

フランスの共通語はフランス語です。以前はフランス人は英語が話せないと言われていましたが、観光地やパリのショップ、レストランでは英語を話せる人がいるので、観光で訪れるならフランス語が出来なくても問題はないかと思います。

ただ、フランスの礼儀として、お店に入る時は「ボンジュール/Bonjour(こんにちは)」、お店を出る時は「オールヴォワー/Au revoir(さようなら)」、何かを購入した時は「メルシー/Merci(ありがとう)」と必ず言うようにしましょう。

旅行客であっても、これを言わない外国人は礼儀知らずとして捉えられてしまいます。最低限のフランス語だけは覚えるようにして、フランスの礼儀習慣だけには注意を払ってくださいね。

フランスに留学などで長期滞在するという方は、フランス語の習得は必要不可欠。銀行や電気屋などでは、基本的にフランス語で対応しなければなりません。こういった場で英語でやりとりすることはあまりありません。

フランスと日本の時差:8時間

フランスと日本の時差は8時間、日本時間から8を引くとフランス時間になります。

フランスではサマータイムが導入されているので、その期間は7時間の時差になります。

サマータイムは三月の最終日曜日の深夜1時から10月の最終日曜日の深夜2時までです。

 

フランスの電圧とプラグ

フランスの電圧は220V。日本の電化製品は基本的には使えないので、変圧器が必要です。現在は炊飯器やドライヤーなど日本の家電製品は海外向けにも販売しているので、そちらを購入して持ってくるといいかもしれません。

プラグですが、フランスはCタイプ(2本ピン)とSEタイプ(3本ピン)の2種類

携帯やパソコンなど変圧器のいらない場合もあるので、変換プラグは日本から持ってくるようにしましょう。

 

フランスの水事情

フランスの水は硬水ですが、基本的に飲むことができます。

ただパリの水は美味しくないので、フランス人は水を購入します。ミネラルウォーターには、炭酸入りもあって、こちらでは健康のために飲む人も多いです。

エヴィアンなどのフランスのミネラルウォーターは味が独特で苦手という方には、日本の水の味に近いCristaline/クリスタリンというミネラス水がおすすめです。

 

フランスのチップ制度

フランスではレストランやホテルの料金の中にサービス料が含まれているので、基本的にチップを置く必要はありません。

気持ちのいいサービスを受けた時はチップを置くのは良いことだと思います。

目安としては、高級レストランだと食事代の5から10パーセントぐらい。カジュアルなレストランやカフェだと、お釣りを残す程度で大丈夫です。

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