カナダでホームステイをするということ




(昨年の春、上空から見たバンクーバーのダウンタウン。この時は私もはじめての海外生活に不安とドキドキでいっぱいでした。)

肌寒く感じる日が続いていますが桜が咲き始め、まだ冬のしとしととした雨が降る中でも春の訪れを感じる今日このごろのバンクーバー。

日本ではおなじみのソメイヨシノがお目にかかれないのが寂しいですが、やはり桜を見ると日本のことを思いますね。カナダでは新学期というと9月(Back to Schoolといってセールが行われる時期ですね。)のイメージですが、日本では新生活が始まる大事な季節。

この節目に海外生活を始める方も多いのではないでしょうか。

今回は特に若い学生さんへ向けて、一年近くホームステイをしていた筆者がホームステイについて伝えたいことをご紹介します。

はじめの滞在方法はホームステイがおすすめ

はじめての海外生活、わくわくと不安半々な気持ちで空港へ向かい飛行機に搭乗。これから、どんなことが待っているのか、どんな人に出会えるのか、いろんなことを考えちゃいますよね。不安な気持ちはつきものですが、なるべく不安要素を少なくしておきたいですよね。そこでぜひ、ホームステイをおすすめしたいと思います。

 

①事前のコミュニケーションがあることによって不安が軽減する。

 

(空港でホストマザーと合流した時、初めて会うはずなのにすでに感動の再会のようでした。メールでお家の様子を教えてくれていましたが、私の部屋だけは秘密。ドキドキしながらドアを開けてかわいい部屋に感激してホストマザーと喜びあったのは今でもいい思い出です。ホームステイの数だけドラマが。)

 

ホームステイの多くは渡航前から、名前・住所・電話番号・メールアドレスなどの基本的な情報がお互いに通知されるので事前にある程度メールなどで連絡を取るケースが多いです。そのやり取りの中で、家族構成やペットの有無や食事のタイミング、家庭のルールなどを聞いておくことで後のトラブルをグッと減らすことが出来ます。カナダに限らず、海外生活をする中で滞在する国に信頼できる人がいるということは心強いこと。たかがメールのやり取りですが、全く知人がいない場所に行くより「この人が困ったら助けてくれる、これから一緒に生活していく人だ。」と思えた方が断然気が楽ですよね。

 

②渡航後すぐにシェアハウスやアパートメントが見つかるとは限らない。

 

シェアハウスやアパートメントなどで保護者なしの生活が出来るのはたとえ留学生であっても19歳以上のみ。19歳未満の方はホームステイしか選択肢はありませんが、それ以外の日本人のほとんどはシェアハウスやアパートメントで独立した生活を送りたいという方が多いです。しかし、渡航後すぐに物件を探すのは想像以上に大変になるかもしれません。

まず、自分にあった条件の物件がタイミングよく見つかる保証はありませんね。それに、どのくらいの期間になるか分からないという状況で、物件を探す間の宿泊先を確保するのは非常に手間とお金がかかります。しかも物件へ見学、入居するためのオーナーとのやり取りは電話番号を使ったテキストメッセージが主流。ですから、そもそも物件を探す際には電話の契約をしなければならないし、電話の契約をするにはSINナンバーが発行済であることが必要になります。

こんなにもたくさんやる事と心配事がありながら慣れない海外生活を送るのは大変。そこで、多くの人は物件が見つかるまではホームステイをするという人が大多数。最低3ヶ月は滞在しなければならない、といった契約内容のホームステイもあるので最短期間がどのくらいなのか確認すると尚安心です。

 

③英語、文化、現地の生活を手っ取り早く知ることができる。

 

(ホストファミリーと食料品の買い物へ一緒に行くというのはよく聞く話。いつものスーパーがちょっと違う視点から見られて面白い。)

 

現地のカナディアンと生活することになるので、自動的に生の英語が効率的に練習出来る環境で生活をすることになります。また、意外と気づかない自身の成長を教えてもらうことによって英語学習のモチベーションアップにもつながります。またカナダならではの文化を前提として知っておくことで、学校や職場での馴染みやすさが違います。コミュニケーションを取りながら文化に触れられるのは海外生活ならではの貴重な体験になりますよ。

それに、現地の人が知っている情報が知られるのは特権です。ローカルなイベントの情報、お得なスーパーマーケットの情報など知っておくと後々便利なことをたくさん聞くことができます。現地の方の声は侮れませんね。

 

ホームステイでのトラブル

 

(ホストファミリーと飾り付けをしたクリスマス。お家によってクリスマスのお祝いは様々なようです。)

 

異国の地での誰かとの共同生活ですからトラブルも0ではありません。よく聞くトラブルをいくつかご紹介します。

①ホストファミリーとの関係が上手くいかない

お互い人間なので相性というのはもちろんあるでしょう、なんだかんだこれが一番頻発しやすいトラブルかもしれません。何度もホストチェンジを繰り返してもどのお家の家族とも上手くいかないなんてケースも何度か聞きました。大前提として、その家庭でのルールを守ることが大事です。向こうは外国からのお客さんの対応に慣れていることがほとんどなのでルールを破ったりすることさえなければ信頼関係が著しく崩れることは稀だと思います。日本人で多いと感じられるのは、こちら側が関係が上手くいっていない、迷惑をかけているんではないか?と勘違いしてしまうというケース。どこのお家でもしっくりこないというのであれば、これが原因かもしれません。思ったことはゆっくりでもいいのでファミリーに伝えるように心がけると、そんなすれ違いも防げるかもかもしれませんね。

②聞いていた条件と違う

学生向けのホームステイ物件では勉強できる机などが自室に完備されていることがほとんどで、学校などが仲介するホームステイではこれが留学生受け入れをするホストファミリーに条件づけられていることが多いです。にも関わらず、理由は様々ですがそのような環境が与えらずに困ってしまうというトラブルはよく聞きます。このようなトラブルは仲介しているエージェントや学校に連絡をしましょう。ステイ先に連絡がいき、その後もトラブルがあるようだったら代わりのステイ先を探してくれるはずです。

 

今回はホームステイについてお話しましたが、これからカナダで生活を始める方の参考になれば幸いです。ホームステイでの生活がまるで第二の我が家のように感じられるといいですね!




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