The Coffee Houseは早起きさんにうれしいバリ島のカフェ

インドネシア

カフェやレストランは、早くても9時頃からのんびりオープンするのが一般的なバリ島。

とっくにオープンの時間を過ぎているのに、だらだらと開店準備をするところも多々あります。

今回は、のんびりしたバリ島でも朝活後のコーヒーブレイクにぴったりな、早起きさんにおすすめのカフェをご紹介します。

朝が早いバリ島の人々

バリ島の人々の朝はとても早く、4時や5時など、まだ暗いうちから市場に出かけていきます。8時頃に市場を訪れると、もう店じまいをしてしまっている露店がほとんど。

そのため、バリ島に住む人々の生活を垣間見ることができるトラディショナル・マーケットを訪れるのであれば、早朝に出掛けるのがおすすめです。

トラディショナル・マーケットでは、食料品のほかにも、袋に小分けされたおかず類やバリ島の伝統的なお菓子などが販売されており、朝食を購入することができます。

市場で売られているコーヒーやジャムウ(民間の飲み薬)と一緒に朝食を摂るのも一興ですが、「インスタントじゃなくて、ちゃんとしたコーヒーが飲みたい!」とおっしゃる方もいらっしゃるのでは?

そんな方におすすめなのが、サヌールのシンドゥ市場の近くにある、「The Coffee House」です。

6時からオープンしているカフェ

サヌールの台所といえば、シンドゥ市場でしょう。夜には、ずらりと屋台が並ぶシンドゥ市場ですが、早朝はバリ島のお母さんたちの戦場と化します。

市場の中でも規模が大きく、生活に必要なものがなんでも揃っているシンドゥ市場は、サヌールエリアに滞在しているなら一見の価値あり、です。

そんな早朝のシンドゥ市場をぶらりと散策した後は、「The Coffee House」で一休みしてみてはいかがでしょうか?

ダノウ・タンブリンガン通り沿いにあり、シンドゥ市場の正面入り口から5軒ほど先にあるこちらのカフェは、なんと早朝6時からオープンしているめずらしいカフェです。

小さなお店ですが、本格的なコーヒーが飲めるカフェとして、外国人にも人気があります。

 

朝はがっつり食べたい方にもおすすめ

朝は香りが良く、美味しいコーヒーが飲めれば幸せ、という方はもちろん、お腹いっぱい朝ご飯を食べないと気がすまないという方にもおすすめのこちらのカフェ。

たいていのカフェにはブレックファースト専用メニューがありますが、こちらのカフェは閉店まで同じメニューを味わうことができます。

メニューはコーヒー類が豊富で、食事はサンドイッチ系をはじめ、インドネシアン料理が少し、というラインナップです。

今回は、お昼前にカフェを訪れましたが、ビッグジャンボホットドッグナシゴレン、そしてチキンサテサンドウィッチを注文しました。

ナシゴレンは標準サイズだったものの、さすが「ビッグ」で「ジャンボ」なだけあって、かなりボリューミーなホットドッグが出てきました。

サンドウィッチも、まるで「男性用の下駄ほどもある」サイズで、質よりも断然量を重視するなら、大満足すること間違いなしです。

 

お味よりも接客に注目!

最近のバリ島は、手軽に欧米のファストフードが味わえるカフェが増えてきています。お味のほうは、可もなく不可もない、そんなお店がほとんど。

コーヒーの味には非常にこだわっているこちらのカフェも、食事面は「まあまあ」です。

食事面ではまあまあのカフェですが、早朝からオープンしていること、大通りに面していて入りやすいこと、そしてコーヒーの味にはこだわっていることに加えて、接客が良いのが売りだと言えるでしょう。

比較的フレンドリーな接客でも、テキパキさに欠けているなどの欠点が多いバリ島のカフェですが、「The Coffee House」はテキパキさに加えて、非常に気持ちの良い接客を受けることができます。

 

日本人的な気配りがうれしい

日本ではふつうのことでも、海外では「ふつう」ではないことがあります。例えば、お客さまの立場に立って接客をするのは、日本ではごくふつうのこと。

特に接客業では、いかに「おもてなし」をするかが、リピーター作りには欠かせないのではないでしょうか。

一方、バリ島を含め、海外の一般的なカフェやレストランは、スタッフのプロ意識が低すぎると感じることが多々あります。

もちろん、高級店に入れば一流の接客を期待できますが、ほとんどの人々はお給料に見合った接客さえすればそれで良い、と思っている印象を受けます。

ところが、「The Coffee House」のスタッフは、店の小ささや食事面のふつうっぽさをカバーできるだけの接客力を有しています。

こちらのカフェには、眼鏡をかけた男性スタッフがいますが、彼の日本人的な接客には好印象を受けました。

食後の無料のお水サービスは、小規模なカフェでは非常にめずらしいのに加えて、お皿を引くタイミングもばっちり。

決してイケメンではない眼鏡男子のスタッフですが、彼の接客でもてなしを受ければ、気持ち良く朝ご飯を食べることができるでしょう。

 

タンブリンガン通り散策のスタート地点にも

サヌール観光の中心地ともいえるダノウ・タンブリンガン通り。バイパス沿いにあるマクドナルドから海側に入り、ビーチの手前を右側に折れた道がタンブリンガン通りです。

昔は、ホテルとお土産屋が軒を連ねているひなびたエリアでしたが、最近ではおしゃれなカフェやハイセンスな雑貨屋が増えて少し雰囲気が変わりました。クタやレギャンの通りよりものんびりしているため、ゆったりと観光することができるのがサヌールの良いところ。

このサヌールの、クタともウブドとも違う、独特の雰囲気が多くの人を惹きつけますが、一度タンブリンガン通りを散策すれば、なぜ在住外国人が多いエリアなのかを理解できるかもしれませんね。

タンブリンガン通りを観光する際には、公共の小型バスであるベモに乗って通りをザッと眺めてみるのも良いでしょうし、ぶらぶらと歩きながら散策するのも良いでしょう。

サヌールのホテルに滞在している場合には、朝日の名所でもある早朝のサヌールビーチ散策後にシンドゥ市場を見学してみてはいかがでしょうか。

その後、市場近くの「The Coffee House」でたっぷりめの朝食を摂り、タンブリンガン通りをぶらりと見て回るためのエネルギーをチャージすることをおすすめします。

基本情報

名称:The Coffee House
住所:Jl.Danau Tamblingan No.6

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